事業と組織の両輪を動かしてきたリーダー陣が、日々の意思決定、チームのリアル、そして「どんな管理職と一緒に働きたいか」を語ります。
※本記事は、事業・組織を任される立場で「次の挑戦」を考えているリーダー/管理職の方に向けたストーリーです。
Sheetmetal事業チームは、デジタル部品調達サービス「meviy」の板金領域を担う事業チームです。顧客の設計データと現場の声(VOC)を起点に、商品企画から生産・品質・販売までを一気通貫で推進し、“1商品の経営者”として意思決定からリリースまでを担っています。
登場人物の自己紹介
松本:2018年に中途入社。Sheetmetal事業チームのFE開発セクションにて新機能・新商品の開発を担当するセクションリーダー。(写真:左)
楡:ミスミ歴12年。FA標準品 → meviy前身PJ → meviy板金事業立ち上げ → 業務革新リーダー → 中国meviy立ち上げを経て、現在はBE開発セクションのリーダー。(写真:右)
大平:2022年入社。前職は“元・meviyユーザー”の機械設計者。溶接・板金セクションを経て、現在は海外展開とデータベース構築を主導。(写真:中央)
事業も組織も「考えて決める」リーダーシップ
「答えは降ってこない」から、自分たちで決める
松本:リーダーとして最も時間を使っているのは「計画作り」と「調整」です。
meviyは進化し続けるプロダクトで、お客さまの要望も無限にあります。
その中で「今やるべきことは何か」「誰に任せるべきか」を判断し続けています。
開発の優先順位だけでなく、人材の成長・育成・配置まで含めて意思決定を行います。答えが用意されていることはほとんどなく、リーダー自身が考えて決める。それが日常です。
裁量がある分、考える量も多い。だから成長できる
楡:裁量はかなり大きいですね。その分、事業全体を俯瞰して、「どこが最もインパクトが出るのか」「どこへリソースを投じるのか」を判断する必要があります。社内外から情報を集め、考え抜くことが欠かせません。
難しさもありますが、考えた施策が形になり、効果として表れた時には、チーム全体で大きなやりがいを感じられます。
「自由にやっていい」は、丸投げじゃない
「自由」と「仕組み化」を両立させるチーム
大平:このチームは自由度が高いですが、同時に責任も伴います。
「やりたい」と言えば止められません。その代わり、どう実現して、どう成果につなげるかまで考えることが前提です。
特に重視しているのが“仕組み化”。人力で頑張るのではなく「どうすれば楽になるか」を徹底的に考え、仕組みやシステムに落とし込む。これが結果的に生産性向上につながります。
管理職に求められるのは、頑張ることではなく「頑張らなくても回る状態」をつくることです。
リーダーとしての成長
ゼロから事業を立ち上げるという経験
松本:初めてリーダーを任されたのは、板金溶接サービスの立ち上げでした。最初は売上が立たず、かなり厳しい時期が続きましたが、先が見えない中でもロードマップを描き続け、チームの目線を合わせることに向き合ってきました。
その試行錯誤の積み重ねを通じて「人をどう活かし、任せるか」を実践的に学びました。すべてを自分で抱え込むのではなく、マイクロマネジメントをせず、メンバーに裁量を渡し、自由度高く開発してもらう。そうした任せ方が徐々にできるようになったと感じています。
「同じ船に載せる」調整力
大平:前職では経験する機会が少なかった「人と人をつなぐ調整力」が大きく伸びました。ITエンジニアやセールスなど、多様な立場・考え方を持つメンバーと連携しながら、同じ方向を向いて進める状態をつくる力が鍛えられたと感じています。
楡:私は「プランニング力」が身についたと思います。具体的で納得感のある計画を描き、示すことで、メンバーが動きやすい状態を作る。そして、一緒に事業を形にしていく。そのための裁量を大きく与えてもらっていると強く感じています。
新規事業・新サービスは、不確実性の塊です。
成果が見えにくい局面でも、メンバーの目線を揃え、ロードマップを描き続ける。
その姿勢がリーダーとしての強度を大きく高め、同時にメンバーの成長にもつながります。これは3人に共通する実感です。
リーダー同士が支えあう組織
楡:リーダー同士が高い頻度で話し合い、誰に何を任せるか/メンバーの状態/組織として歪みがないかを継続的にすり合わせています。
松本:メンバーから上がってくる課題や、1on1・サーベイの結果をもとに「我々にできることは何か」「どうすれば組織をより良くできるのか」を話し続けています。
単独で抱えるのではなく、事業を軸にしたチームプレー。それが私たちのやり方です。
板金のイメージ、実は違います
テクノロジーで解決できる世界
楡:若手や女性が多く在籍しているチームです。板金は職人の世界というイメージを持たれがちですが、実際は自動化・デジタル化が進んだ領域です。工場でも若手や女性が多く活躍しており、新しい仕組みの自動化を一緒に考えながらものづくりを進めています。だからこそ、新しい発想で事業改善やプロダクト進化に挑めます。
大平:分業に偏らず、サプライチェーン全体を理解しながら仕事を進めるのも特長です。
新機能・商品開発では、担当部門だけにとどまらず、調達・データ・サプライヤー・運送まで見渡してプロジェクトを進めています。その分、事業理解が深まり、生産性も高まります。自由度が高く、裁量が広いと感じられる理由もここにあります。
今後のチャレンジ
大平:少量多品種の領域をさらに広げ、早く・安く・簡単につくれる仕組みを実現していきたいと考えています。合わせて、データベースはよりシンプルで分かりやすく。人とAIの役割分担を明確にし、社内外の生産性を高めていくことに本気で取り組んでいきます。
松本:私たちのミッションは「ものづくりに創造と笑顔を」。
お客さまの時間を生み出し、使った瞬間に驚きを感じてもらえる見積もり・提案ができるmeviyへ進化させたいと考えています。これまで蓄積された膨大なデータを活かし、AIには真似できない価値を提供し続けていくことが重要だと思っています。
楡:世界中を見渡しても、これだけ板金情報が集約されたプラットフォームは多くありません。現在は日本・北米・欧州・中国・韓国へ展開していますが、グローバル市場全体で見れば、まだ道半ばです。将来的には、世界中のお客さまに対して「ミスミに聞けばあらゆる仕様が揃い、即座に見積もり・注文できる」状態を実現したい。
さらに、私たちが持つ情報を外部にも発信し、製造業全体の発展に貢献できるプロダクトへ進化させていきたいと考えています。
どんなリーダーと一緒に働きたいか
松本:変化を楽しみ、裁量を活かして動ける人。私たちの仕事は、「世の中にないもの・仕組み」をつくること。新しい価値を届けることにワクワクできる人がいいですね。
楡:答えのない問いに向き合い、なぞ解きを楽しめる人。一緒に悩みながら、考え抜き、一緒に解を見つけていきたいです。
大平:あきらめず、楽をするために本気で考えられる人。そんな人と一緒に、新しい価値を生み出していきたいです。
※一方で、「正解を待ちたい」「リスクはできるだけ取りたくない」というスタンスの方には、正直、負荷が高い環境かもしれません。
事業を“任されたい”人へ
Sheetmetal事業チームでは、
・事業を動かす意思決定
・組織をつくる責任
・グローバルへの挑戦
これらを、本気で任されます。
「守るマネジメント」ではなく、「自ら考え、変えていくリーダーシップ」です。
まずはカジュアルに話をしてみませんか。事業のリアルも、難しさも、すべて正直にお話しします。