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こんにちは。マネーフォワード広報です。
マネーフォワードの中の人を知ってもらうため、いろんな部署にインタビューをするこの企画。今回は、管理本部へのインタビューです。
語り手
寺本 智也 (経営企画本部&管理本部 副本部長)
2006年3月大学を卒業し、ちょっとフラフラした後に、同年6月、株式会社リクルートHRマーケティング(現株式会社リクルートジョブス)に入社。内勤営業を経験後、社内ベンチャー立上げに参加。その後、2011年3月に株式会社nanapi(当時株式会社ロケットスタート)、2015年6月に株式会社Nagisa、2016年1月にマネーフォワード入社。
高倉 健仁 (経理担当)
2012年3月明治大学経営学部卒業後、ハウス食品株式会社入社。家庭用食品の営業を経験した後、経理へ異動。2016年7月マネーフォワードに入社。ハウス出身なので香辛料大好き!だけど性格はマイルド!!
苞山(つとやま) 美香 (労務担当)
2008年新卒。株式会社インテリジェンスでキャリアコンサルタント3年。その後は医療機関やITベンチャーなどで約5年間、人事労務総務に従事。2016年10月にマネーフォワード入社。
インタビュアー
青木 香菜子 (広報)
インタビュー・編集担当
Skypeで面接、大阪から家族と一緒に上京
青木:このインタビューでは、皆さんのことやチームのことをお伺いできればと思っています。早速ですが、まず自己紹介からお願いできますか。
寺本:高倉くん、お先にどうぞ。
高倉:はい、僕ですね。僕はですね、宮城県出身で。
苞山:え、そこから……?
寺本:流れ全部決まるから大事ですよ。
高倉:そうですよね。えっと、、、
青木:進まない(笑)。
寺本:大学卒業後くらいから話せば大丈夫(笑)。
高倉:(笑)。僕は、大学卒業後はハウス食品株式会社で営業、経理を経て、現在はマネーフォワードで経理を担当しています。経理になったのは大学で経営と会計の勉強していたこともあり、その経験や知識を活かしたいと思ったからです。マネーフォワードにはちょうど転職を考えていた際に、wantedly経由でメッセ―ジをいただいたことをきっかけに、昨年7月に入社しました。
寺本:当時、高倉くんは大阪に住んでいたので、Skypeで面接したんです。高倉くんは自宅でPCの画面越しに、こちらは会議室で面接したんですけど、面接中にご家族が登場したりと予想外のこともありましたね(笑)。話してみて、当社の管理本部で活躍してくれそうだなぁと思って採用を決めました。
高倉:転職となると、大阪から東京に家族総出で引っ越す必要があったんですよね。自宅には子どもが居ますし、申し訳なかったんですが…そんな状況もひっくるめて面接を受けさせてもらいました。
寺本:家族を伴って上京するとなると、すごく大変だと思うんですよ。でも、画面越しに「いろいろ準備とか大変ですけど、大丈夫ですか?」と聞いたら、ご家族も含めて「大丈夫です!」っていう返答をもらえて、心強かったです。
幸せに過ごせる職場づくりをサポートできる仕事をしたい
青木:副本部長はトリにしましょうか。では、お次は苞山さんお願いします。
苞山:私は、新卒で入社した会社ではキャリアコンサルタントをしていました。転職支援者のアドバイザーのような仕事です。その後は何社か転職を経て、総務、人事、労務などを経験し、その中でも労務の経験が一番長いです。マネーフォワードには昨年10月に入社しました。
元々、キャリアコンサルタントを選んだのは、新卒の就活時に、自分自身がものすごく悩んだことが理由なんです。働くことって人生の大半を占めるし、給与が生活にも直結することなどを考えると「こんな大事なこと決められない!」と。そこで、 いっそ ”仕事に関する仕事” だったら意義を感じて主体的に取り組めそうだ、と思ったんですよね。仕事選びやキャリアに悩む人を支援したいと思って。
とはいえ、営業の世界でもあったんですが、振り返ってみても営業センスが全くなくて(笑)。お客さんに喜んでもらえる瞬間はすごく嬉しいけれど、数字の達成自体はモチベーションにならず、悩んでいました。
高倉:僕も営業をしていた際に悩むことがあったので、とても共感します。
苞山:そんな中でも、一緒に働くメンバーをすごく尊敬できたし、その人たちが喜ぶ姿をみるのはすごく好きだったんですよね。それで、営業ではなく、そんな風に頑張っている人をサポートできる存在になろうと。会社の事業としては「職場を変えて幸せにする支援」をしているけれど、自分は「幸せに過ごせる職場づくり」ができる仕事をしようと思い、キャリアチェンジしたんです。
青木:そんな経験があっての今がなんですね。マネーフォワードに入社したきっかけは何だったのでしょう?
苞山:何社か転職する中で、「社会にどんな価値提供をしたいのか」が明確な会社や、そこに共感してイキイキ働く人たちがすごく好きだなと感じていて。そういう人たちをサポートしたいと思ったんです。マネーフォワードは、まさにそういう環境だなと感じて入社を決めました。
20代後半~30代最初までの組織づくりの経験を超えたい
青木:自己紹介のトリは、副本部長の寺本さんお願いします。
寺本:僕は、リクルートでの営業や新規事業、旧nanapi(現SuperShip)での管理部門経験、その後の転職を経て、現職です。バックオフィスとしては、nanapi時代の管理部門組織の立ち上げからスタートしていて、その際は人事、労務、経理、総務、法務、経営企画などほぼ全てに携わっていました。
転職する際は、20代後半から30代最初までの組織づくりの経験を超えたい、これを超える組織を作りたい、と考えていたんです。というのが、nanapiでの管理部門組織は、自分が採用したメンバーが中心ですごくやりやすかったし、優秀なメンバーばかりで良いチームだったけれど、そんな組織を超える組織を作りたいと思っています。
青木:私は寺本さんと前職が一緒だったご縁もあり、マネーフォワードに誘ったんですが、私自身がマネーフォワードに入社した時、従業員が100人を超えた頃だったんですよね。そんな中で、寺本さんだったら、バックオフィスをさらに整備して、働きやすい環境を作ってくれそうだなって思って。
寺本:懐かしいですね。というか、話を聞いて思ったけど、全員営業を経験してますね。
苞山:営業の方って、すごいなって憧れるんですよね。そういう風に自分が「すごい!」と思う人をサポートすることで、会社に貢献したいと思っています。
寺本:リクルートで自分が営業している時、すごく優秀な営業の人を目の当たりにして、自分との差を感じて、じゃあ自分はどの道で成長していくべきなのかっていうことを考えましたね。
受け身のバックオフィスにはしない
青木:では、管理本部に関することを教えていただければと思います。
寺本:管理本部全体だと、会社で起こったことを具現化する仕事だと思っています。例えば経理は、売上や支払といったお金の流れなどをP/LやB/Sに落とし込んだり。労務は、入社や退職、健康診断、給与や保険料の変更などのイベントに対して、給与計算をして「給与」というかたちに落とし込む。法務は、営業がクライアントと話してきた結果を契約書というかたちに落とし込む。そんな風に会社で起こったいろんな事象を、集約してあるべきかたちにアウトプットするのがバックオフィスの本質じゃないかなと。
ただ、そうなると、どうしても受け身にならざるを得ない。それはバックオフィスが持ってる特性なんですが、当社のバックオフィスは受け身ではなく、現場に拾いに行ったり、落とし込むことを踏まえた上で前段から入り、より良いかたちに整えていきたいんです。そんな風に動ける人が多いし、そんなマインドを持ったメンバーが多いと思います。
苞山:労務の場合、会社によって役割とか仕事が異なると思っています。人に紐づく「人事」という役割の中に、教育・研修・評価制度などを設計する人が居て、入り口として採用担当が居て、労働環境を整える立場である労務担当が居るのかなと。
マネーフォワードでの私の仕事だと、入社後の情報管理、給与計算、保険関係の事務業務などの定常業務があって、それらに紐づく感じで、制度の見直しや整理、自分の健康や家族の相談、仕事での悩みの受付窓口…みたいな仕事もありますね。
周りからみて、何をしてるのかって見えにくいし、ちょっと得体が知れないですよね(笑)。
青木:バックオフィスの中でも、労務は特にわかりにくいかもしれないですね。契約書は法務、請求書は経理、労務って…?となる気がします。
苞山:相談とかの場合、必ずしも労務じゃなくても良いんですけど、労務は給与・勤怠・家族情報などに関わっているので、結果的に相談をいただくことが多いです。例えば上長がメンバーのことを相談する場合、労務であればそれらのパーソナルな情報を含めて話をすることができるので。
寺本:個人のイベントって大体労務な気がします。結婚、子ども、保険とか。
苞山:そうですね。あとは、定常業務以外で労務が表で何かをやる時って、大体トラブルが起きた時や誰かが困っている時なんですよね。置き薬のように使われない方がいいけど、いざという時に無いと困るし、あったら安心する、みたいな。置き薬は皆こっそり使っているので、私もちゃんとこっそり使われるようにしています。
高倉:経理チームでは、会社の数字などの見える化だけではなく、社内外からの信頼を高めていくことを大切にしながら働いているメンバーが集まっていると思います。例えば、売上計上や費用請求などのお金のやりとりが適当な会社って、中々信頼できないと思います。社内についても同じで、「なんとなく」がまかり通る会社が、ずっと存続するのは不可能だと考えています。なので、財務諸表の作成はもちろん、日常の社内外への対応を大切にし、信頼され、ずっと成長していく会社作りに貢献していきたいです。
「できて当たり前」「100点の仕事」の裏側
寺本:バックオフィスで良く言われるのが、「できて当たり前」ということです。例えば、「振込を忘れてました」「給与計算が間違ってました」て、許されないじゃないですか。100点が仕事のベースなんですが、それを維持することって、厳しくもあり、責任も重いし、やりがいにもなるんじゃないかなと。だから、裏側で頑張ってるメンバーをちゃんと評価できる体制も大事だと思っています。
苞山:自分の仕事の意義とか目的を考えると、当たり前に給料が支払われる、社会保険など必要な手当ても受けられる、健康も維持できる、みたいな部分を含めて、働いてる人にとって安心・安全に働くために存在しているのかなって。
給与計算や勤怠管理が雑だったら従業員は安心して働けないし、法令順守しないと会社にもリスクがありますよね。そんな風に「会社として適正な体制ができているか」という視点も大事だと思います。そう考えると、日々のルーチン作業にも意義と目的があるし、一方でガチガチになり過ぎないようバランスをとって取り組みたいです。
寺本:常にそこのジレンマってあるんですよね。今のってディフェンシブな話で、そこも大事なんだけど、一方で受け身にもなってしまいがちで。オフェンスをする時、守りの部分との天秤に苦しんだりすることもありますよね。
青木:「攻めるバックオフィス」とか良く最近言われてますよね。それが良い、悪いではないと思うんですが。
寺本:受動的だろうが能動的だろうがやること自体は大差ない気もするんですよ。大事なのって、ディフェンスを先回りしてやることなんじゃないかなと思ったりもします。
青木:大手とベンチャーでもバックオフィスのスタンスって全然違うと思うんですけど、当社のバックオフィスって事業側と距離が近いのかなって感じます。
苞山:以前働いていた会社でも、現場との距離はすごく近かったです。マネーフォワードで特徴的だと思うのは、寺本さんが、経理だけ、人事だけ、という経歴ではなく幅広くバランス良くバックオフィスの仕事を理解されているので、安心して相談できるなって思います。そういう意味で、今すごく働きやすいです。
青木:確かに、専門家の人は居ても、全部を知っている人って少ないかもしれませんね。
寺本:なるほど。僕が緩衝材なんですかね(笑)。そういう意味ではバックオフィスのマネジメントって難しいな、と思いますね。経理の専門家っていうのもすごく大事だけど、いろんな専門領域のことをバランスよく前職で経験できたことが、今メンバーが安心して働けている要因になっているならば良かったなと思います。
迷わず声をかけてもらえる存在になろう
青木:この辺りで、管理本部のメンバーについても教えてください。
寺本:法務1人、経理5人、労務2人、総務3人が居ます。さっき話したマインドを持った人が多いですね。
青木:管理本部長の坂さんと寺本さんは、社内で「ばんてら」って呼ばれてますね。「困ったらばんてらに連絡」みたいな。
寺本:たぶん、何かが起こった時に経理か法務かどこなのかって、わかりにくい時があるんですよ。これは坂さんか、こっちは寺本さんかって判断を迷うこともあるだろうし、そうなった時に「ばんてら」という言葉で認識しておいてもらえれば、手間もないしラクかなと。
高倉:そういうの、すごく大事だなと思います。前職で、一人前を目指すにあたっての心がけとして、「ファーストボールをもらえる存在であれ」ってことを教えてもらいました。大企業の場合、人がたくさん居て、前任者もいる中で後任として自分がアサインされることが多いのですが、最初は前任者の方に相談がいったりしがちなんですよね。そうじゃなくて、何かあったらまず自分になんでも来るようにするんだっていう意識でやれと。
寺本:それは良い話。すごく大事ですね。僕はいつも経費でわからなかったら「高倉ー!」って言ってる(笑)。
高倉:あ、それ嬉しいんですよ。どんな小さなことでも良いから最初に声をかけてもらえる存在になりたいんですよね。だから、「なんかあったら高倉に聞こう」って思ってもらいたいです。
苞山:私にお問合せいただく際も「これ苞山さんなのかわからないんですけど…」って言っていただくんですが、「いやいや全然気にしなくていいので何でも言ってください!」と、思っています。
高倉:そうそう。そういうの一番大事だなぁと思います。
寺本:苞山さんが良いなって思ったのはそこも大きいです。皆が相談しやすいって思ってもらえるキャラクターとかスタンスを持った人だなと感じたので、採用しました。
苞山:仕事中は、常にちょっとゴキゲンくらいのテンションでいるように心がけています。相談したい時に「あ、あの人今日機嫌どうかな…」とか考える時間ってすごい無駄じゃないですか。ロジックとか立てなくても良いからふわっと声をかけてほしいんですよね。
寺本:バランスも大事ですよね。良くある質問とか簡単なことだったら、皆のためにもちゃんとドキュメントにまとめておくべきだし。見ればわかるようなことはちゃんと情報を出しておくことも大事だと思います。
苞山:より根本な解決に使う時間ももっと増やさないといけないと思っているので、ちゃんと情報の整理と開示はしておきたいですね。
整備することがスタートライン
寺本:業種にもよりますが、一般的に従業員の約10%がバックオフィスと言われていて、当社の従業員数が大体200人を超えているので、そうなると20人くらい居ても良いかなと思っています。経理だと当社の場合はビジネスのラインも多いし部署も多いので、もう少しメンバーが居てくれるとありがたいです。最近この人数になりましたが、2016年最初の頃は5人くらいの組織で、その時ですでに従業員が100人を超えていました。僕や法務の坂さんが入社する前だと、2~3人しか居なかった。
僕は100人を超えた頃に入社して、いろんなことを整備する必要があって、部署のメンバーと一緒に順番に整えていきました。とはいえ、これからも従業員が増えるにあたって必要なことがまだまだ未整備という課題がたくさんあります。ここは、もう少しメンバーを増やして取り組んでいき、空いてる穴を埋めていきたいですね。
高倉:そこが達成されてやっとスタートなのかもしれませんね。そこから「イケてるバックオフィスづくり」が始まるというか。
寺本:ルールづくりも少人数の時よりも、より一層いろんなことを気にしながらルールを作っていく必要があります。「めんどくさいな」って思われたら申し訳ないし、「必要なんだな」って思ってもらえる運用をしていきたいです。
苞山:マネーフォワードは優しい人が多いと思います。私は10月に入社しましたが、入社したばかりの人から「健康診断受けてください」とか「年末調整出してください」とか連絡がきても、ものすごくちゃんと対応してくれる。
寺本:経費精算もめんどくさいんですよ。「大体今月10万円です」って申請して10万円振り込んでくれたらラクに決まってます。めんどくさいのは重々承知だけど、会社ってそれじゃダメなんです。健全な経営のために必要なことなんですよね。
高倉:あとは、自分の経験や思いつきをサービスに反映できたり、提案できるのがマネーフォワードならではのバックオフィスなのかなって思います。今日も苞山さんと、当社のバックオフィスのとある業務フローを、MFクラウドシリーズを開発しているエンジニアに説明しながら一緒に新しい機能がどうあるべきかを検討しました。
寺本:自分の仕事が会社のサービスに関係あるというのは大きいですよね。
高倉:エンドユーザーとか世の中のためになることがしたいって思った時に、バックオフィスだと中々貢献できていないなって感じていたんですけど、マネーフォワードなら自分の提案がサービスへ反映されることもありとてもやりがいを感じています。
なんでも気軽に相談してほしい
青木:社内の皆さんに伝えたいこととかありますか?
苞山:皆さんが思っている以上に私は皆さんのことが好きなので、何でも声をかけてほしいです。さっきもお伝えしましたが、「これ苞山さんかどうかわからないんですけど」という連絡をいただくけれど、全然気にせずお声がけしてほしいです。
高倉:皆さんのおかげで日々新しい取組がどんどん始まっていて、バックオフィスとしても刺激的な毎日を過ごさせていただいていることに感謝しています。経理からもどんどん新しい制度対応やバックオフィスのあり方提案をしていけるよう今後もがんばります!!売上や経費についての相談や経理ってどんなことやっているの?など、お気軽にお声掛けください!
寺本:管理本部の人たちが小うるさく言うこともありますが、それは理由があってのことですし、根本的には会社のため、皆のために取り組んでいる、というのをちょびっとだけ理解していただけると嬉しいです。とにかく、なんでも気軽に相談してください。
特に、何かが起こった後より、「何かが起こりそう」という、何か起こる前の方が選択肢が広がります。例えば、ビジネスに置いても契約締結後より、締結前の方がいろいろ選択肢を検討することができますよね。交渉中だったら選択肢が広がる。そんな風に予防する方法ってたくさんあるんですよ。起こる前に相談してもらった方が、僕たちもより良い判断ができるようになります。ご利用はお早めに、お気軽に、ですかね(笑)。
総合的に判断しながら正解を探すことが大事
青木:最後に、「こんな人と働きたい」とかあれば、教えてください。これまでお話を聞いていると、マインドが大事な気がしました。
寺本:マインドは大事ですね。
高倉:知識って後からでもついてきますからね。
寺本:そうですね。知識も大事だけれど、杓子定規ではなく、知識だけで判断しない人が良いなって思います。法令は遵守した上で、法令、会社、経営、事業の状態などをみて総合的に判断したり、正解を探すことが大事だと思っています。
イリーガルなことをするということではなく、法令を順守することは大事なんだけど、その方法はたくさんある上に、どれを選択するかも大事だし、いろんな人の意見を聞かなくちゃいけない。これって、正直めんどくさいこともあると思うんです。
でも、その結果、従業員の行動が変わるとか営業の売り方が変わるとか、自分の意思決定によって、会社にとって小さくはないインパクトを与えることになります。そういう部分にやりがいを感じられる人が良いんじゃないかなって。
苞山:どうしても「めんどくさいな」って思われるお願いをすることも多いので、愛が大事だなって思います(笑)。ドライな判断をしないといけない時もあるんですけど、10年後を考えると「この方が良いんだよ」って想いを持って取り組めるかどうかが大事かなと思います。
高倉:そうですね。そういったマインドを持った人と、より良いバックオフィスにしていきたいですね。GO!GO!
編集後記
「バックオフィス」「管理部」と聞くと、「真面目」「かたい」というイメージを持つ方もいらっしゃると思いますが、マネーフォワードの管理本部は非常に和やかでフランクな雰囲気ながら、それで居てプロフェッショナルなメンバーが集まったチームです。最後に、ぼつ写真を1枚ご紹介します。冒頭で座り位置に迷う3人の様子ですが、この表情から管理本部の雰囲気が伝わればと思います。