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完璧なロールモデルなんて存在しないのかも。他の誰でもなく自分らしい部長になりたい。

今回は、かつて同じ部署でマネージャーを務めた先輩後輩であり、現在はそれぞれの部署で営業部長を務める二人に、これまでのキャリアの歩みについてお話を伺います。

<プロフィール>
西本 瑛見加
2014年 株式会社オプトに入社。運用コンサルタントとして、金融・エンタメ・美容・コスメ・EC通販・人材と幅広い業界を支援。2022年から営業部長に就任。

<プロフィール>
宮内 夏実
2017年 株式会社オプトに入社。入社以来、アカウントプランナーとして従事。広告の枠にとどまらない広い視野での課題解決を得意とする。2023年から営業部長に就任。
同年より、アドセントラル室のストラテジックプランナーを兼任。

年齢や性別に関係なく、チャンスが回ってくる

――入社前に抱いていたキャリア観と実際に入社して感じたことを教えてください。

西本瑛見加さん(以下、西本):
大学生の頃から漠然と、ライフステージの変化があったとしても働き続けたいという思いがありました。結婚や出産といったライフイベントがあったときに、いろいろな選択肢をもっていたい、会社から必要とされる人材でありたいと考えていました。そのためには、若いうちから経験を積める環境が良いと思い、オプトに入社しました。実際に、入社1年目の夏から一人で顧客先に行き、早くから裁量をもたせてもらっていました。家庭ができたときに両立できるのかという不安をおぼえたことはありますが、女性だからチャンスが回って来ないと感じたことは一切ないですね。

宮内夏実さん(以下、宮内):
私は部活のように“楽しく本気”で働きたいという思いがありました。入社してみると、3カ月目にはコンペに挑んでいました。うまくいかずに大泣きしたこともありましたが(笑)、早くから貴重な経験をさせてもらっていたなと思います。年齢や性別に関係無く、個人の意欲や実力に応じた裁量があると感じており、楽しくやりがいを持って仕事をしています。

人生を一緒に考えてくれる仲間の後押しで部長職へ

――現在は営業部の部長である二人。どのような経緯で今に至ったのでしょうか?

西本:
私は入社当初から運用コンサルタントに従事していますが、マネージャーになって数年が経ったタイミングで、キャリアについて迷う時期がありました。プライベートでは結婚し、次のライフステージとして妊娠出産を考え始めたタイミングでした。次のライフイベントがいつ来るかわからないと思い、キャリアを描きづらくなってしまいました。仕事は好きだが、ライフステージがいつどうなるかわからない。ライフステージの変化を考えて仕事を制限したほうがよいのか。そんな感覚を当時の上長に相談しました。「いつ来るかわからないライフステージの変化に怯えてブレーキを踏むのはもったいない。オプトならその時々の変化に合わせて選択肢があるから、そのときのためにも、自ら選択できる人材になっておくといいんじゃないか」そう言われてモヤモヤが晴れました。そして、次のチャレンジの選択肢の一つに部長職があり、もう一度エンジンをかけ直す気持ちで挑戦することにしました。

宮内:
私は当時の上司から部長職を打診されたのですが、それまで部長になることはまったく考えていなかったので悩みました部長職に挑戦することで、さらに自分を成長させられるかもしれない。でも、まだプレイヤーとして頑張りたい気持ちもある。そんな葛藤を上司に相談するなかで、自分で仕事をつくって突破していく背中を見せる部長がいてもいいんじゃないか、という結論にたどり着きました。これが誰でもない私なりの部長像で、もしかしたらそれが誰かのキャリアの道しるべになるかもしれない。そういった思いで、意思決定しました。今、私は営業部の部長としてマネジメントをしながら、他部署を兼務し、ストラテジックプランナーの仕事もしています。前例にとらわれず、意欲と力量次第で、自分らしいキャリアを描いていくことができる。それがオプトの良さの一つだと感じています。

西本:
私はキャリアに悩んで上司に相談していたときに、オプトは人に恵まれているなと実感しました。会社として「管理職の女性比率を上げたい」という話が出てきてもおかしくないなかで、誰に相談しても私の人生を基点に考えてくださったんです。その結果、たまたま私は部長職を選択しました。会社のためではなく私にとってベストな選択を一緒に探してくれるような関わりが心地よかったですね。部長になってからは、宮内さんのように私に相談してくれる人も増えてきましたが、自分が悩んだ経験を話しつつ、その人がベストな選択をする後押しができればいいなと思っています。

部長になってより鮮明になった「自分らしいキャリアを描く大切さ」

――社内で相談しながら決断したんですね。実際に部長職になっていかがですか?

西本:
部署のメンバーが、喜びや悔しさ、葛藤を味わいながら成長していく過程に立ち会えることが嬉しいです。また、メンバー一人ひとりと向き合うなかで、「仕事を通じて自分と向き合う機会を与える存在になりたい」というリーダーシップ軸ができました。何を目指すのか、何にコミットするのかは自由。それぞれの人生のフェーズにおいて大切なものは、千差万別で可変的。ただ、人生の大半の時間を割いている仕事において、その仕事を通じて何を成し遂げたいのか、どういう自分でいたいのか、強い意志を持ってほしい。そして、顧客の事業成長のために価値を発揮できる集合体でありたいです。それぞれが目指す姿を実現するために、何ができるのか。大胆に逞しく人生を送ってほしいという思いがあります。

宮内:
部長になって一番驚いたことは、自分の感情の幅が広がったことです。メンバーとの面談で「最近仕事が楽しいんです」と言われるだけで心が大きく動く。プロジェクトの成果が、目の前にいるメンバーのキャリアや給料に関わってくる。使命感に燃えます。毎日新しいことが起きるのが楽しくてしょうがないです。こんなに感情が湧くんだ! と、新しい自分に気づき、人生が豊かになっていることを実感します。部長として、顧客の課題を多角的な視点で解決することができるメンバーを育成し、顧客の事業成長に貢献したいと思っています。また、私は営業とストラテジックプランナーの二足のわらじを履いていますが、二つの仕事を行き来することで、それぞれの仕事を高められていると感じます。二足のわらじを履きこなすことは簡単なことではありませんが、自分らしいキャリアを歩めていることに喜びを感じています。

それぞれの道を応援し合える仲間がいる

――キャリア観はどう変化しましたか?

西本:
部長になって、自分自身やチームの一人ひとりと向き合うなかで「ロールモデルはいらないかもな」と思うようになったことが大きな変化です。以前はロールモデルが見つからずに先が見えない感覚がありましたが、もう消えました。誰かと自分を比較しても、その人と私はあくまでも別の人間なので、全く同じ人生を歩むことはできない。自分がどうしたいかに、そのときどきで向き合うことが大切だと思うようになりました。メンバーに対しても、自分自身がどうしたいかを考える機会や、それを叶えていく機会を与えられる人でありたいです。オプトはそれが実現できる会社だと思います。

宮内:
部長職とプレイヤーとの両立を自分の姿で証明できればいいなと思っています。振り返ると転機になっていたことも、渦中では気づいていませんでした。本気で向き合っていれば、意味は後からついてくるものだと思っています。キャリアに迷っている人には、前例にとらわれず、今心踊る道を選んでほしいと思います。そしてその道を自分で正解にしていってほしいなと思いますし、オプトにはそれを応援してくれる仲間がいます。


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