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こんにちは!採用担当の川満です🐶🐱
「仕事が好き。キャリアも続けたい。でも、子どもの時間も大事にしたい」
「復帰後の働き方って、実際どうなるの?」
「時短勤務やフルリモートでも、本当に大丈夫?」
そんな“リアルな葛藤”を抱えながら働く、HRソリューション事業部 トリマーグループのキャリアアドバイザー・田口さん。今回は彼女のストーリーを通して、“働くママでも、挑戦し続けられる環境”についてお伝えします。
まずは自己紹介をお願いします。
田口 祐佳里(たぐち ゆかり)と申します。兵庫県の武庫川女子大学を卒業後、保険会社に入社し、8年間営業として働いていました。企業への訪問営業から個人向けの提案まで幅広く経験し、30歳を迎えたタイミングで「新しいキャリアに挑戦したい」と思うようになりました。ちょうどその頃、知人の紹介を通じてTYLを知り、「動物業界に関われるなら面白そう」と感じて入社を決意。2023年5月に入社し、動物看護師・動物看護スタッフ専門のキャリアアドバイザーとして働き始めました。
産休・育休に入る前はどんな仕事をしていたのでしょうか?
主に動物看護師・動物看護スタッフの方の転職サポートを担当していました。求職者の方との面談やキャリアのご提案、内定までのフォローに加え、病院への営業も担当する“両面型”の業務です。求職者の方や事業所の方へのご連絡、面接調整など、毎日たくさんの方とやり取りをしていましたね。
産休・育休にはどのような流れで入りましたか?不安はありましたか?
はい、正直、最初は「育休って本当に取れるのかな?」という不安がありました。私は滋賀から大阪へ通勤していたので、お腹が大きくなるにつれて移動がますます大変になってきて…。そんな中、上長がとてもこまめに気遣ってくださり、「無理しなくていいよ」とリモート中心の働き方に調整してくださいました。安定期に入ってから社内へ報告した際も、たくさんの祝福の言葉をかけていただき、会社全体がとてもあたたかい雰囲気だったのが印象に残っています。手続きについても管理部の方がすべて案内してくれたので、不安なくスムーズに産休・育休へ入ることができました。
育休中、不安だったことはありましたか?
通勤の不安はなくなったものの、復帰後の働き方についてはやはり不安がありました。「どんな勤務形態になるのか」「保育園の申請はどうすればいいのか」など、分からないことばかりで…。ただ、管理部の方が必要な手続きをすべてサポートしてくれて、さらに上長とも「復帰後はどんな働き方をしたいか」を何度も話し合う機会を作ってくれたので、次第に安心して育休期間を過ごせるようになりました。
復帰後の働き方を教えてください
2025年5月に復帰しました。現在は9:00〜15:00の時短勤務・フルリモートという働き方です。勤務時間も「15時・16時・17時など複数パターンがありますよ」と選択肢を提示してもらい、保育園の生活リズムを考えて、15時までにしました。
復帰後すぐはどのように業務に戻っていったのでしょうか?
最初の1ヵ月は、掘り起こし業務を中心に、少しずつ感覚を取り戻していく“慣らし期間”でした。久しぶりのPC操作で忘れてしまっていることも多くて…(笑)。でも、そのたびにチャットや電話で丁寧に教えてもらえる環境があり、とても助けられました。8月からはトリマーグループに異動し、キャリアアドバイザーとしての業務を本格的に再開しています。
子育てと仕事の両立で大変だったことはありますか?
正直に言うと、「子どもの体調不良による急なお休み」が一番大変でした。熱が出た翌日は保育園に預けられないため、2日続けてお休みを取らなければならないこともあります。復帰直後は上長が業務調整をしてくれたり、キャリアアドバイザーに戻ってからは、チームメンバーがアポイント対応を代わってくれたりと、本当に周囲に支えられています。
また、子どもがアレルギーを持っていて、2ヵ月に1度は検査のために入院が必要なのですが、その際もチームが「いいよ、任せて」と快く送り出してくれるんです。
時短勤務で工夫していることはありますか?
たくさんあります(笑)。夕方は“子ども時間”と決めて、基本的にアポイントは入れないようにしています。休憩時間を使って夕飯を1品つくっておいたり、スマート家電をフル活用したりと、時間の使い方もかなり工夫しています。
もちろん、求職者様や事業所様のご都合によっては、夜20時からアポイントを受ける日もあります。ただ実際には、子どもを寝かしつけた後のほうが「集中できる時間」を確保できるんですよね。夜に仕事をするのは一見大変そうですが、日中はしっかり子どもと向き合えている安心感があるので、気持ち的にも落ち着いて仕事ができています。
育休前後で、キャリア観に変化はありましたか?
大きく変わりました。以前は「仕事にどれだけ時間を使ったか」が、そのまま成果につながると思っていました。でも今は違います。「たとえ時間が短くなっても、挑戦はできるし、やりがいも得られる」と実感しています。上長とも何度も話し合いながら、「自分に合った働き方」を一緒に選ばせてもらえたことが、とても大きかったです。「キャリアが止まった」のではなく、「キャリアの描き方が変わった」――そんな感覚ですね。
これから産休・育休を考えている方に伝えたいことはありますか?
たくさんありますが、一番伝えたいのは、TYLは本当に「相談しながら働き方を決められる会社」だということです。お子さんがいる社員も多く、つわりや産後のしんどさを“経験として”分かってくれる人がたくさんいます。だからこそ、安心して本音を相談できるんです。
復帰のタイミング、働く時間、担当領域、そしてキャリアの方向性まで――すべてが強制ではなく、“対話しながら”決めていけます。もし今、迷っている方がいたら、ぜひ一度相談してみてほしいです。自分のペースを大切にしながら働ける環境が、TYLにはあると私は思っています。
“完璧じゃなくていい”。
“助け合いながら、一歩ずつ進めばいい”。
そんな働くママのリアルな姿が、田口さんの言葉の端々から伝わってきました。
このインタビューが、「育休後の働き方」や「キャリアの再スタート」に悩む方の背中を、そっと押すきっかけになれば嬉しいです。
今回のインタビューを読んでTYLが少しでも気になった方は、ぜひ気軽に「話を聞きに行く」ボタンを押してエントリーのうえ、お話させてください!
ご応募お待ちしております!