Q1.これまでのキャリアは?
経済産業省で5年間ほど、地域経済の活性化に向けた取り組みをしていました。
具体的には、地域の中核となる企業を起点に、その周辺に経済的な波及効果を生み出していく仕組みづくりを支援するような、政策の企画・実行を担当していました。単なる支援にとどまらず、「どうすれば地域が持続的に発展していけるか」を仕組みの面から考える仕事でした。
そもそもこの道を選んだ原点は、大学時代に学んでいた公共政策の中で感じた、“東京一極集中”という課題意識にあります。
地方にも豊かな文化や可能性があるのに、機会や資源が集中しすぎている現状に対して、仕組みの力でアプローチできる仕事がしたいと思い、就職先を探していました。当時はとくに公務員を目指していたわけではなかったのですが、やりたいことが実現できる経産省に入りたい、という想いでゼロから勉強しました。
Q2.PIGNUS入社のきっかけは?
現場から少し距離を置いて支援する立場ではなく、もっと現場に近いところで、自分自身がプレーヤーとして価値を生み出したい。そう思ったことが、PIGNUSに興味を持ったきっかけでした。
経済産業省で働く中で、地域の現場や経済のリアルに触れながら、「社会って、想像以上に大きいな」と何度も感じました。大学で描いていた理想よりも、何百倍も複雑で広大なこの社会に対して、自分はどうアプローチしていくべきなのか。そんな問いが、自分の中に湧き上がってきたんです。
その中で気づいたのは、「0→1の価値を生み出す人」は世の中にたくさんいるということ。けれど、その生まれた価値を“きちんと拡げられる人”は意外と少ない、ということを感じていました。
だからこそ、自分は「価値を拡大する側」で力を発揮したいと思うようになったんです。
Q3.PIGNUSを選んだ理由は?
人や企業によって拡大したい価値はさまざまで、それを支援する立場としては、ひとつのやり方に偏らず、幅広いスキルと経験を持っていることが何より大切だと感じています。
そんな考えから、転職先を探すときは、業界や企業規模にこだわらず、幅広い領域の案件に携われるコンサルファームやマーケティング支援会社を中心に見ていました。
その中でも、会社選びの軸として大事にしていたのは、次の3つです。
1つ目は、分業せずに戦略立案から実行まで1人の業務フローに組み込まれていること。
支援が細かく分業されていると、特定のスキルだけは磨けても、俯瞰的に物事を見て支援する力はなかなか育ちません。だからこそ、全体を見渡せる力をつけられる場所を探していました。
2つ目は、案件のディレクションとチームのマネジメントに最速で関与できること。
将来的には、自分自身が良いと思える事業や取り組みを支援していきたいという想いがあったんです。そのためには、チームを動かす力や、大事な場面で判断を下す力が必要です。
だからこそ、早い段階から案件のディレクションやマネジメントに関われる環境に惹かれました。
3つ目は、優秀で前向きな人が集まっていることです。
自分の成長スピードを加速させるためには、やっぱり一緒に働く人の存在が何より大きいと思っています。前向きで、思考力があって、熱量を持った仲間と働くことで、自分の意識もスキルも自然と引き上げられる。そんな環境で仕事がしたかったんです。
この3つすべてが揃っていたのが、PIGNUSでした。
Q4.実際にPIGNUSに入社してみての感触は?
正直に言うと、入社当初は「まずは2年くらいでWebマーケティングのスキルを集中的に身につけて、次のステップに進もう」と思っていたんです。ある意味、自分の中で“通過点”のように考えていた部分もあったと思います。
でも、実際にPIGNUSで2年間働いてみて、その考えは大きく変わりました。
今では、「まだまだここで学べることがある」「もっと成長できる」と感じていますし、自分が目指したい理想像に向かって、この場所でスキルを深め続けたいと思うようになりました。
Q5.PIGNUSで働いて得られたものは?
一番大きかったのは、「考える力」と「決める力」が鍛えられたことです。
まず「考える力」というのは、クライアントにとって本質的に価値ある提案をするための“思考の深さ”のこと。
1つの事象に対してどれだけ深く考えられるか、これは入社直後から高い水準で求められたので、PIGNUSにいるこの2年間でその水準が高くなったと実感しています。
また、自分のチームメンバーにも同じ水準を求めているので、組織全体としても“考える文化”は根付いていると思います。
もうひとつの「決める力」は、いわば“決断する力”です。
前職では、最終的な判断はいつも上長の役割でしたが、PIGNUSでは一人ひとりに大きな裁量が与えられていて、自分が意思決定を担う場面が圧倒的に多いんです。
だからこそ、「すべての情報が揃っていなくても、今ある材料から最善の答えを出す」ことが求められるし、その力はかなり身につきましたね。
Q6.仕事において大切にしていることは?
大切にしていることは、大きく2つあります。
まず1つ目は、関係者が気持ちよく働ける環境をつくること。
これは社内外問わず、一緒に仕事をするすべての人に対して意識していることです。
「一緒に働けてよかった」「田中さんになら安心して任せられる」と思ってもらえるような存在であるために、丁寧なコミュニケーションや相手の立場に立った配慮を常に心がけています。
2つ目は、全体像を把握すること。
マーケティング支援の現場では、どうしても施策単体の数値成果に目が向きがちですが、私はその数字の先にある「事業全体の文脈」や「企業が目指す未来」にもしっかり目を向けるようにしています。
たとえば、施策が一時的に成功していても、それが中長期的に見てクライアントのビジョンとずれていたら意味がありません。目の前の数字を追いかけるのと同時に、全体の動きも常に把握することで、クライアントの新しいニーズや潜在的な課題が見つかったりして、より本質的な提案や支援ができると思っています。
Q7.今後の展望は?
“価値がある”と思った商材は、思えるものなら、どんな商材でもマーケティングの力で伸ばせる──そんな圧倒的な実力を、PIGNUSで身につけたいと思っています。
これまでWeb広告の領域では、改善の成功体験も少しずつ積み上がってきて、自信もついてきました。だからこそ今後は、SEOやSNSなど、他の領域にも知見を広げていきたい。領域を問わず、本質的な課題にアプローチできるマーケターを目指しています。
また、ただ「こうした方がいい」と提案するだけではなく、ちゃんと実行して結果を出すところまで責任を持てる人間でありたいです。
そして最終的には、ずっと心の中にあった「地方創生」や「街づくり」といった領域の案件にも、PIGNUSとして関われたら嬉しいです。