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世界中の当たり前になるサービス、VRoidを一緒に作りませんか

みなさん、お久しぶりです。ピクシブで採用担当をしているkamikoです。 本日ですがピクシブで働いている社員が、普段どのような仕事に携わっているのか紹介したいと思います。 特に、今回はサービス開発においてチームの指揮をとるプロダクトマネージャー職(https://recruit.jobcan.jp/pixiv/show/b001/46402)の業務について、三回に分けて皆様にお伝えできればと思いますので、是非ご覧くださいね。 第二回目は、VRoidのプロダクトマネージャーであるnorioさんに話を聞いてみたいと思います。

まずは自己紹介をお願いします。
pixiv運営本部 本部長・新規事業部VRoidプロジェクトプロデューサー・執行役員・VP of Productの清水といいます。社内ではnorioというニックネームで呼ばれています。2010年にデザイナー兼エンジニアとして中途入社して、その後プロダクトマネージャー職を経験しています。ピクシブに入社する前は、音楽業界で10年ほど、Webデザイナー兼エンジニアとしてアーティストのオフィシャルサイトなどを担当して、デザインもシステムも丸ごと、一人でサイトを制作していました。
ピクシブではリーダーとして、BOOTH、pixivFACTORY、pixiv Sketch、VRoidなどの先進的なプロダクトの新規立ち上げに携わってきました。詳細は企業の採用サイトに掲載していますので、是非こちらも参考にしてみてください。
https://www.pixiv.co.jp/member/norio/

VRoidプロジェクトの簡単な説明をお願いします。
VRoidプロジェクト(https://vroid.com/)は、誰もが自分の3Dキャラクターを持ち、キャラクターを使った作品作りや、VR/AR空間でのコミュニケーションを楽しめる環境を多くの人に届けることを目的として始動した、ピクシブの3Dキャラクター事業です。
絵を描くようにキャラクターが作れる無料3Dモデリングツール「VRoid Studio」や、3Dキャラを手軽に作って写真が撮れるアバターカメラアプリ「VRoidモバイル」、3Dキャラクターを投稿し、各種VR/ARコンテンツ間で共通のアバターとして利用できるサービス「VRoid Hub」など、さまざまなサービスを提供しています。
最新の情報は公式Twitterアカウント: (https://twitter.com/vroid_pixiv)で発信していますので、興味がある方は是非フォローしてみてください。


現在のチーム体制を教えていただけますか。
ピクシブには新規事業部(R&D)があり、その中のひとつにVRoid部は所属しています。プロダクトのオーナーとして僕がいて、その下にマネージャーが1名、さらにメンバー以下、エンジニアが10名、デザイナー2名、プランナー・マーケター担当が2名所属しています。会社の中では、比較的大所帯のチームになっています。

VRoidプロジェクトは今後どのような展開をしていく予定ですか。
3Dキャラクターをつくって、投稿して、使う(遊ぶ)、エコシステムのようなものを提供していきたいと思っています。プロジェクトを立ち上げた当初は、VRoid Studioで「キャラクターを作成する」にとどまっていましたが、VRoidモバイル、VRoid Hubなどのサービス展開によって、「キャラクターで遊ぶためのプラットフォームを提供する」ところまで進行しています。
今後は、自分のキャラクター(アバター)を持っている人どうしでコミュニケーションが取れるアバターSNSのようなものに発展させ、アバター文化をつくっていければと考えています。そのためには、3Dモデルデータの軽量化や、描画の負荷を下げたり、もっとキャラクターをつくりやすくして、ユーザーの表現の自由度を高めていくことも必要になります。VRoidがあれば、3Dのプロでなくてもたいていのキャラクターはつくれる!というところまで持っていきたいです。

今後サービスを展開していくにあたり、手が足りていない領域はどこだと思いますか?
大きく分けて2つあります。まず1つ目は協業案件の対応です。VRoidはおかげさまで沢山の企業様から協業のご提案をいただくのですが、まだまだ十分に対応できていないのが現状です。
企業様とのコラボレーションによって、もっとVRoidのユーザーに楽しんでもらったり、新しい層に認知してもらったり、いくらでもまだやれる余地があるのに、手が足りていないというのは本当に勿体無いです。
ご提案の例としては、マンガ、アニメ、ゲームのキャラクターライセンスを持つコンテンツホルダー様と協業しながら、VRoidユーザーに対して、価値向上施策の新規企画を実行する…といったものがあります。具体的には、キャラクターライセンスを持つ企業に対してのアライアンス提案、コンテストの企画、商品企画/制作・進捗管理、国内や海外イベントへの出展企画などです。

次に2つ目。VRoidプロジェクトは前述の通り複数のプロダクトを抱えていますが、そのひとつひとつに専任のプロダクトマネージャーがおらず、現在は僕とマネージャー1名のみでサービスを運用している状態です。
ピクシブで働いているプロダクトマネージャーの多くは、「サービスをより多くの方に利用してもらうために出来ることはなんでもやる」というスタンスで柔軟に動いています。新しいメンバーに加わってもらえれば、できることが増え、よりサービス開発を加速していけると思っています。


VRoidチームで業務を行う上でのやりがいはどんなところですか?
やりがいは沢山ありますが、何よりも一番に挙げられるのは、プロダクトの新しい価値をユーザーへ届けた際に、ユーザーが思いもよらないような表現で、その価値を何倍にも膨らませてサービス提供側の僕たちに反応を返してくれることだと思います。これはサービスを提供している僕たちだけでは決して出来ないことですよね。しかもこれは国内のユーザーだけに留まらず、世界中のユーザーからも反応を得ることが出来ます。
現在、各サービスにおけるユーザーの割合は、VRoid Studioが75%、VRoidモバイルは86%を海外ユーザーが占めています。ここまで海外のユーザーに受け入れられているのは大きな特徴だと思いますね。今後は海外ユーザーに対してのサポートや施策も強化していきたいと思っていますので、こちらも面白い業務のひとつになると思います。

未来のチームメンバーに、何かメッセージはありますか?
プロダクトづくりとは、新しい価値を生み出すことが最も大切な仕事内容になりますが、特にVRoidに関しては、常に前例のない挑戦をしていく必要があります。よくチームメンバーにも伝えているのですが「未来にあって当たり前のものを作り続ける。生み出し続ける。」というミッションを掲げて日々プロダクトを成長させているんです。このミッションに共感して頂ける方がいらっしゃいましたら、是非一緒に未来の当たり前を作っていく仲間に加わって貰いたいと思っています。

norioさん、ありがとうございました。ピクシブでは現在VRoidプロジェクトにジョインしてくれるPM職を募集しています。本ブログの内容をご覧いただき、興味をお持ちの方は下記募集ページのよりエントリーをお願いいたします。 https://recruit.jobcan.jp/pixiv/show/b001/46402

それでは、皆さまこのあたりでごきげんよう。さようなら。

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