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PLAIDの”フラット”を流動的なリーダーシップという面から説明してみる

※この記事はプレイド公式note『PLAIDAYS』に掲載した記事を転載しています。

フラットとは本質的なものなのでしょうか。
フラットな組織。階層や役職、年次等による権限・見え方・評価に差が発生せず、全員を等しく捉えるもの。横の関係で自立自走を標榜していくホラクラシー型組織は従来のヒエラルキー型組織の対比として注目され、取り入れている世界的な企業も増えてきています。これも”フラット”と呼ばれるものの一種でしょう。

視点が変わってプレイドの話。プレイドでも、事業やプロジェクトの進め方について「フラットだ」と見られることが社内外で多くあります。ただ、実際には前述した言葉の意味とはとても大きく異なっているもの。
タイトルにもあるPLAIDのフラットがどういうものなのか、チームやプロジェクトリードのあり方から説明してみようと思います。

フラット ≒ 機会フラット

自分がプレイドに入ったのが1年半ほど前。その頃もフラットという言葉は社内でよく耳にしました。そのワードだけ聞いている私は頭から「?」が離れなかったのを覚えています。笑 平等ってこと?何が平等?全員独立した感じ?などなどなんとなく意味はわかるけど腹落ちしない、モヤモヤした感覚が残っていました。そんな頃、改めてスタンスをすり合わせるような機会があり、わかったことは、

フラット = 機会がフラットである

ということ。
何に対してのフラットなのか? --> 機会。
という話です。「機会」はメンバー誰もに対してフラットに存在している。プレイドでは強い意思や熱量、問題意識のある誰もがリーダーシップを持ってチームやプロジェクトを進めることができます。つまり、「フラット」=「平等」という元の単語の意味とは大きく異なります。むしろ、みんなが完全に平等じゃないよくらいのニュアンスで「正しい不平等」という表現が適切かもしれません。

なぜこのような考え方をしているか

大切なのは平等性よりも、どう事業を非連続に育てていくかということ。人を軸としながらも、最終的には事業の成功を目指していることに変わりはありません。そのためには個人/チームが最大限に重要だと感じていることを枷なく突き進めることは大きな鍵となり得ます。逆に、特に意思がない・待ちのスタンスの方には厳しい環境かもしれません。
フラットに物事をリードしていきやすい背景にはチームのあり方も大きく関係しています。

流動的なリーダーシップは染み渡る。

メンバー誰もがリードできます!といったところで、「いやいや、そもそもやることなんて頻繁に変わらないんだから結局決まった人がやるんでしょ。」…そんなことを思ったりもしますよね。
プレイドでは現在フォーカスという考え方を取り入れています。1つの目標を決め、1チーム/プロジェクトで数ヶ月単位でやりきる形式。これをビジネス・開発問わず実施しています。チームやプロジェクトのリードメンバーはそのフォーカスによって異なるので常に多くのシャッフルが起き得る環境です。

例えば、セールスのプロセスを作っていくフォーカスならこの人、プロダクトのオンボーディングならこの人、開発中の新プロダクトならこの人…といった具合に。当然数ヶ月でやりきった先にはチームやフォーカス自体を組み替えていくため、リードするメンバーもまた変わります。
ロール(職種)や部署を厳密に固定せずに事業のフェーズや個々の意志に合わせて柔軟にチームを作っていくことと、機会フラットという考え方は極めて密接に関わっているものです。

多くのメンバーがリードする側・フォローする側(実際にはリード側がサーバント(支援型)のスタンスを取り、フォロー側ががしがし進めます)のそれぞれを担うことで、1:1のコミュニケーションのなかでも、チームとしても、プレイド全体でも、結果として集合体の力は高まっていきます。

ただ、根底にあるのはフォーカスというあり方さえ変わりうるものだということです。フォーカスもフラットも1つの手段。レバレッジの最大化を強く意識したトライであるため、非連続に成長するためのより良い方法を模索するスタンスは変わりません(敢えて決めきらないこういった姿勢も個人的にはけっこう好きな部分です笑)。
メンバーが加わって少しづつ大きくなるなかでも、今のあり方が適しているかどうかを一人ひとり考えながら更に作り変えていくチャレンジを今後も続けていきます。

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