こんにちは！インターン生の鈴木です。
デスクトップミュージック(DTM)が趣味のインターン生、山内さんが朝会こばなしで語ってくれた、最新の楽曲制作技術「ボーカルチョップ」と音楽業界への想いを今回は紹介します。

playgroundでは毎日朝会とこばなしを行っています。 詳しくはこちら↓

▲stelyという名前でアーティスト活動をしている山内さん。
SpotifyやApple Musicで楽曲配信を行っているので、ぜひ↑のリンクから聞いてみてみてください♪

19歳までアメリカに住んでいた山内さんは、高校時代に友人たちがアルバイトをしている中、ビザの関係で働くことができず暇を持て余していたそう。そんな時に独学で始めたのがDTM(デスクトップコンピュータやデジタル技術を使った音楽制作)でした。(独学っていうのがすごいですよね…)
今では友人にトラック提供もしていて、かなり好評だとか！💿

＜目次＞
・特徴は「ボーカルチョップ」
・ボーカルチョップで好きな音源をもっと楽しもう！
・アーティストが食べていける世界を作りたい
・音楽業界に貢献したい方を募集中！

特徴は「ボーカルチョップ」

皆さんは「ボーカルチョップ（Vocal Chop）」という言葉をご存知ですか？
(私は初めて知りました…笑)

あまり聞き馴染みのない「ボーカルチョップ」という言葉。
DTMにおけるテクニックの一つで「ボーカリストなどの声や歌を切り刻んで並び替えたり、ピッチを変えたりして新たなメロディーを作り出す」ことなんです。
山内さんはDTMをやっていくうちに「ボーカルチョップ」の面白さにハマり、今では自身のトラックの特徴とも言えるのだとか。

言葉で説明してもなかなかイメージしにくいと思うので、実際に山内さんが制作に参加した曲を１つご紹介します。ご友人が歌っているところ以外は全て山内さんが制作したそうです。(すごい…✨)
こちらのリンクから是非聴いてみてください↓

▲2分40秒から最後にかけてボーカルチョップのテクニックが使われています♬

…どうですか？普通のボーカルとはまた違っておしゃれですよね。

ボーカルチョップで好きな音源をもっと楽しもう！

山内さんいわく、ボーカルチョップの魅力は「好きな音源の新たな表情を作り出せること」だそうです。

＜ボーカルチョップの魅力＞
①ボーカルからリード (楽曲で旋律を奏でる楽器またはそのフレーズのこと)を作り出すため、ボーカルの魅力を活かした音が作れる
② 曲中のエレメント(要素)を使用するため、原曲の魅力を活かした音が作れる
③ テンポや切り刻み方によって自分ならではの様々なムードを演出できる

好きな音源を聞いたり歌ったりするだけでなく、自分で作り直すっていう音楽の楽しみ方もあるんですね！

▲実際の山内さんのDTM作業画面

更に、ボーカルチョップをする上で気を付けるべきポイントも伝授してくれました。

＜気をつけるべきポイント＞
①元ネタから離れすぎないこと
②新たに加えるボーカルの音は、音程が安定している箇所か音程が大きく変わる箇所、あるいは少し癖のある歌い方をしている箇所を選択すること
③空白をたまに設けること
④ずっと同じ音を使用するのではなく、スパイスとしてところどころピッチを変える

理由としては「綺麗に聴こえるようにするため」や「聴き手を飽きさせないため」など様々ですが、好き勝手に作り直せるわけじゃないんですね。奥深い…！！

山内さんは今回のこばなしのために、実際の音源を編集したトラックを作ってくれました。
原曲は、あいみょんの『愛を伝えたいだとか』です。
山内さんが歌ったワンフレーズを録音して、それらを５つに切り取り、原曲に当てはめてアレンジしていました👏

みなさんにお聞かせできないのが残念なぐらいハイクオリティなアレンジに、メンバー達から「すごいじゃん！」「おしゃれ！」と称賛の声が上がりました✨

アーティストが食べていける世界を作りたい

山内さんはplayground borderlessというスポーツ・エンタメ企業からの受託開発依頼に対応するチームで、チーム運営やシステム開発案件のプロジェクトマネジメントの補佐を務めています。
新卒ではコンサルファームへの就職を予定していますが、
「サブスク配信が主流になっている今、音楽で食べていけている人が激減しています。どのような形かはまだ決めかねていますが、アーティストへの還元を高める仕組みづくりに貢献したいと思っています！」
と将来のビジョンを語ってくれました。

コンサルファームで成長してまたplaygroundで音楽業界のために働きたい、という嬉しいコメントも！
ぜひ頑張ってほしいですね(^O^)/＊

音楽業界に貢献したい方を募集中！

playgroundには山内さんのような音楽好きや音楽業界に貢献したいと思っているメンバーがたくさん集まっています。
他の記事でも音楽好きなメンバーを紹介しているので、ぜひご覧ください↓

同じ思いを共有できる仲間と一緒に働きませんか？
ご応募お待ちしております！

鈴木