ダンリーーグ!|ロボ団主催 全国大会のご紹介 | 夢見る株式会社's post
こんにちは。夢見る株式会社の平井です。夢見るでは、子ども向けプログラミング教室「ロボ団」を開発・運営しています。現在、全国100教室、6000名以上の子どもたちへ、約800名の講師たちとともに、...
https://www.wantedly.com/companies/robo-done/post_articles/933000
今回お話を伺ったのは、入社4年目の藤崎さんです。 新卒で製薬会社の営業、その後スポーツトレーナーを経てロボ団へ入社という異色の経歴の持ち主。「なぜ全く畑違いの教育業界へ?」その背景には、コロナ禍での原体験と、子どもたちの未来を案じる強い想いがありました。 「自分のような失敗をしてほしくない」と語る藤崎さんが、プログラミング教育を通じて子どもたちに本当に伝えたいことについて、詳しくお話を伺いました。
―製薬営業、トレーナーを経て、なぜロボ団へ?
きっかけは、新型コロナウイルスの流行でした。当時、フリーランスのスポーツトレーナーとして働いていたのですが、ロックダウンの影響で仕事ができなくなり、収入がゼロになってしまいました。 社会情勢を読み、自分のキャリアをどう築くかという予測ができていなかったことが原因です。 そこから「自分のような大人を増やしたくない」という想いが芽生えました。転職サイト上でロボ団を見つけた時、「自分で考えて行動できる子どもを増やす」という理念を見て、「これだ」と思いました。「子どもの頃から社会の変化に目を向け、自分の頭で考えて行動できる力を身につけていれば、将来どんな状況でも道に迷うことなくなるだろう」と。プログラミングというツールを通じて、子どもたちに未来を生き抜くための土台を作ってあげたい。それが、私がこの世界に飛び込んだ理由です。
―藤崎さんが大切にしている「考える力」の原点はどこにありますか?
中学時代のバレーボール部での経験ですね。当時、私は身長が低く、アタッカーとして致命的な壁にぶつかりました。 でも、身長はすぐに伸びません。そこで腐るのではなく、「背が低いなら、誰よりも高く跳べばいい」と考えを切り替えました。体の構造やトレーニング理論を独学で勉強し、ひたすらトライアンドエラーを繰り返したんです。 高校でキャプテンになった時も、「負けたのは自分の作戦が悪かったからだ。次はどうすれば勝てる?」と常に矢印を自分に向けて考え続けました。 失敗しても、それは終わりではなく「次の成功のためのデータ」です。この思考プロセスこそが、今の仕事においても、そして子どもたちに伝えたい一番の財産になっています。
―教室長として、どんな瞬間にやりがいを感じますか?
私が戦略を練って、子どもたちが輝く瞬間を見られた時ですね。 最近で言うと、ダンリーグ(ロボ団のロボットコンテスト)の全国大会予選です。練習ではなかなか満点が取れず、「全国は無理かも」と落ち込んでいるチームがありました。そこで私は、彼らが実力を発揮できるよう戦略を立て、裏方として徹底的にサポートしました。 結果、そのチームは見事上位に入賞。「無理だと思ってた!」と驚きながら喜ぶ子どもたちの顔を見た時は、忙しさを忘れるほど嬉しかったですね。 私は元々、先頭に立ってぐいぐい引っ張るタイプではありません。むしろ、子どもたちが主役になれる舞台を整える「黒子」でありたい。私のサポートによって、子どもたちが「やってよかった」「楽しかった」という成功体験を得て、それが次の自信に繋がっていく。そのプロセスに関われることが、何よりの喜びです。
▼ダンリーグについてはこちら
―これからの目標を教えてください。
今、私の教室ではアルバイト講師たちが主体的にレッスン設計から行い、切磋琢磨しながらレッスンクオリティを上げてきています。今後はこのノウハウを、自分の教室だけでなく会社全体に広げていきたいです。 マニュアルなどの文字情報だけでなく、実際に私が現場に入ってサポートすることで、レッスンの質を底上げしていく。そうすることで、より多くの子どもたちが「学ぶ楽しさ」を知り、笑顔になれる環境を作っていきたいです。 子どもたちが社会に出た時、自分の足でしっかりと歩んでいけるように。これからも教育の質を高める「支援者」として、力を尽くしていきたいと思っています。
▼ねずロボいんたびゅーに関する記事はこちら