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#開発ストーリー:チームで目指す“日本一”の卒園アルバム作成サービス
まず最初に、それぞれの役割を教えて下さい。
青木:アルバムチームの開発責任者を務めています。開発チームは6名体制です。開発内容の方向性と仕様を決定し、ワイヤーを作成して指示出しをするところまで行うのと、全体の開発マネジメントを行います。
丹内:アルバム開発のスクラムマスター兼開発メンバーです。青木さんと一緒にタスクのスケジュール進行を行います。
稲葉:開発メンバーの1人としてフロント・バックエンドの開発を行います。
池上:デザイナーです。青木さんの引いたワイヤーにデザインを起こしていく業務を行います。
目標はアルバム作成のシステムとして日本一の導入数となること
‐目標に対して現状はいかがでしょう?
導入数で競合比較をするとまだまだチャレンジャーの立ち位置ですが、到達できるポテンシャルは大いにあると考えています。
特に当社が既存事業の「はいチーズ!」でお付き合いをしている保育園・幼稚園の団体のうち8割が導入可能性のある団体なので、取引先が多いと言う点は導入数を増やすのに有利に働くと考えています。
‐競合に比べて、機能面での強みはありますか。
当社のアルバム制作のサービスで最も強みとなっているのは、はいチーズ!とのデータ連携です。
はいチーズ!のフォトグラファーが撮影した写真をアルバムに連携することができるため、すでにはいチーズ!をご利用いただいている保育園では新たに写真をアップロードする手間もなく使っていただきやすいですね。
競合比較の観点でいくと競合のサービスにはあってうちには実装されていない機能はいくつかあります。
ただ、競合と同じ機能を開発するだけでは日本一のサービスは作れないと考えています。
理想を言えば、ボタンひとつでアルバム制作が完了することが望ましい。
‐どういった方法で今後の開発内容を決めているのでしょうか。
誰もが使いたくなるサービスを考える上ではマーケットインの思考が必要です。
そこでTwitter上で「アルバム委員」「卒園アルバム」などのワードで検索をし、実際にアルバム制作をする幼稚園・法育園や保護者のつぶやきをチェックしていたら、アルバム制作を行うこと自体にネガティブな感情を抱いている方が多いことが分かりました。
制作の課程ではテンプレートを選択し、そこから膨大な数の写真から平等にお子さんの数を割り当てる作業がある。関係性が未熟な保護者同士のコミュニケーションも必要とされ、目に見えない手作業以外の部分も多分に含まれています。
理想を言えば、ボタンひとつでアルバム制作が完了することが望ましい。
ですがそこまで一気に飛躍をすることは現実的ではありません(笑)。
なのでアルバム制作の課程で最もやりたくないと思われている部分をITのチカラで代替することが、「ボタンひとつで作業完了」に一番近い状態だと考えました。
直近で開発を進めているのは、はいチーズ!で実装されている「顔検索機能」です。
顔検索機能とは、AIの機械学習を利用しています。
太郎君を選択したら太郎君の写真だけが呼び出せる、そんな機能です。
既存の人物集計の機能と掛け合わせることで、このページに太郎君が0人、花子さんが3枚という状態から、ワンクリックで太郎君の写真を呼び出しに行くことができる。
そういった技術です。
チームだから目指せる大きな夢がある。
‐ 開発はどのように進めていますか?
開発手法はスクラム開発を取り入れています。
週初めに開発チーム全員でプランニングを行い、タスクを細分化し今週末のゴールを設定。そして週末には全員で振り返りを行っています。
‐ とてもチームワークが良いように見えます。チーム内のルールなどはあるのでしょうか?
丹内:ルールではありませんが、週に1回チームでランチに行ってますね!
あとは最近席替えをして、アルバムのサポートグループと開発チームが近い席になりました。
保育園・幼稚園がサービスを使ってアルバムの元を作成したあと、制作会社にそのデータを入稿しラフを作成する流れなのですが、その窓口を担っているのがサポートグループです。
近くで仕事をするようになったことでコミュニケーションが取りやすくなり、ユーザーニーズを拾い上げることが可能になりました。
スクラム開発を導入する前は個人ごとに機能開発を担っており、サービスの課題がどこにあるかも分からない状態でした。そのときに比べると仕事は格段に進めやすくなりましたね。
‐スクラム開発導入当初から順調でしたか?
青木:当初は探り探りだったので、大変でしたね。最初は2週間単位でTODOを決めていたので、2週間の開発内容を決めるのにMTGで丸一日使ったり(笑)。
30週経ち、慣れてきたこともあるのでチームワークも濃いものになってきました。
‐最後に、千のエンジニアとして働く楽しさを教えて下さい。
稲葉:写真は思い出を残すものですよね。特にアルバムは長く残り続けるモノなので、人の大事な「記憶」の部分を作れているのは非常に大きなやりがいになっています。
池上:いろいろなものがデジタルになっていく中で紙の文化を残せるのもいいですね。あとは、チームだからこそ本気で高みを目指せると思います。
丹内:新しい技術に触れながら、いままだ存在しないモノを開発できるのでワクワクしながら働いています。
青木:このチームで働けてることが楽しいです!フラットに意見を言い合える環境がいいですね。心理的安全性は私が保証します。