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キャリア教育だけでは解決できない、就業に関する社会側の課題を変えたい

スタートラインで働くスタッフの様子を紹介。

今回は【サポート付きサテライトオフィスINCLU】にて、2拠点を管轄するエリア責任者の望月知佳さんのお話です!

■簡単な自己紹介

出身:東京都渋谷区
好きな言葉:自分らしく生きる
趣味:漫画・本を読むこと
(最近のお気に入りはキングダムとハコヅメ。芥川賞をとった「ハンチバック」も読み、薄っぺらい「多様性」を語っていないかとハッとさせられました。)

■SL入社後の簡単な経歴

・2019年11月 スタートライン入社、INCLU三鷹センターに配属
・2022年4月 INCLU三鷹センターの運営責任者に昇格
・2023年4月 INCLU三鷹センター、川越センターを管轄するエリア責任者に昇格


前職では通信制高校で不登校生徒の支援をしていました。例えば、拠点管理や生徒の授業、保護者の対応を行って、一度何かつまづくことがあってもやり直せる環境作りを行っていました。生徒の学習面や生活面の教育に携わることで様々なやりがいを感じることができるのですが、一方で、卒業後の彼らの進路については社会の厳しさを感じる場面がとても多くありました。

働くということを見据えた時に、キャリア教育だけでは解決されない社会側の課題があり、より多くの人々が活躍できる環境を創出していく必要があると感じていました。

そのような中、「企業の障害者雇用の課題解決を通じて働く場を創出する」スタートラインの存在を知り、縁あって入社することになりました。


企業の障害者雇用に対するリアルな反応がサービスを通じて変わっていく

入社後はサポーターとして、INCLUを利用する企業と就労している障害者のサポートに無我夢中で取り組みました。振り返れば、当時のサポーター時代に多くの苦労や経験を積めたことがいまの自分を形成しているなと感じています。

例えば「スタートアップ」というクライアントの開設・立ち上げ期間に携わった際は、障害者の就労サポートだけではなく、オフィス什器の準備や業務の切り出し、業務フロー設計、チームビルディングなど、1つの障害者チームが立ち上がっていくために必要なサポートを1人で担当しました。その過程の中で、クライアントと密にコミュニケーションを取りながら新しい雇用が生まれていく瞬間に携われたこと。この経験が糧になっています。

また、INCLUではクライアントのオフィスで行っている業務を切り出していく特性があるため、人事部門の担当者様や他部署の社員の方と密にコミュニケーションを取っていく必要があります。その過程の中で、”どこまでお願いしたらよいかわからない”、”お願いできるか不安である”など心配の声を頂くこともあり、各クライアントの障害者雇用に対するお考えや不安などをリアルに感じる場面があります。

一方で、実際に立ち上げたチームが軌道に乗ってくるとクライアントの障害者雇用に対する印象がガラッと変わり、人事担当者や業務を切り出した部門の方から”ここまでできるんだ”と、アウトプットの精度の高さに驚かれたりします。この瞬間、また1つ障害者に対する理解が促進されたと実感します。

障害の有無を問わず、あらゆる方の働く選択肢を創造したい

私自身がマネジメントへの志があったこともあり、2023年4月からエリアの責任者として三鷹センターと川越センターの2拠点を担当するようになりました。

もともと、マイノリティの方との共生にはより多くの人の理解、社会認識の変化が必要だと考えていました。また、自分よりも”対人支援スキルの高い方”はたくさんいて、そのようなサポーターを通じて、より早く、多くの障害者雇用創出を社会に広げていくことが重要だと考えています。実際、社会福祉士やキャリアコンサルタントといった資格を生かして働いているサポーターもおり、その知識とスキルにはいつも助けられています。そう考えると、マネジメントラインを志すのは自然なことだったと考えています。

また、障害者雇用という方法を通して、他に解決できる社会課題がないかというのも最近は考えています。それから、障害者手帳を持ってはいないが配慮やサポートが必要なグレーゾーンとされる人、教育から就業のプロセスが思うように上手くいかなかった人など…障害者に限定せず生きづらさを感じている人は他にもいると考えています。そのような人向けに私たちができることが必ずあると考えていて、実現出来たら面白いと考えています。

(ひそかな私の心の中の野望です)。

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