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いち大学生がニュース番組の特集をきっかけに「内定」と「自分がやりたい事」を手に入れた話

スタートラインで働くスタッフの様子を紹介。
今回は2023年4月に新卒として入社した庄司さんのお話です!

■簡単な自己紹介
好きな言葉:1%負けるんだぞ(『アイシールド21』より)
趣味:バスケットボール、お笑い、大相撲


----------まずは、庄司さんがスタートラインへの入社のきっかけを教えていただけますか。

 大学選びの段階では教職を想定していました。一方で、大学で学ぶ過程で将来携わりたい業界や仕事が変わる可能性も考えて、幅広く就職の選択肢を持つことができるように日本大学文理学部に進みました。案の定、3年生の時に教師の道はやめることになりました。

 当時の就活軸は、業界や仕事内容に強いこだわりはなく"いろんな人と出会って仕事がしたい"と思いながら様々な会社を見ていました。周囲に志望する人が多かったことから、なんとなく不動産関連の営業職の選考にエントリーして進めていたのですが、あまり身が入らなかったです。エントリーシートで何をPRしよう、面接で何を話そうetc・・・、自分の中で"働いてみたい!"という熱量があまり出てきませんでした。 当時を振り返ると、選考プロセスで仕事内容や評価制度について理解を深めていく一方で、就活の軸にしていた"人と出会って仕事をする"ということについて、自分が介在した先の社会にどう繋がっていくのかが見えていなくて、ビジョンがはっきりしていなかったなと感じます。

 そのような中、夜中にたまたまつけていたテレビで「MSP Illumination Tour!※」の様子が流れていて、その取り組みにとても興味を持ったことがスタートラインを知るきっかけになります。

※乃村工藝社主催の「目の不自由な方のためのイルミネーションツアー」、ガイドが近隣の駅からパーク内まで目の不自由な方お一人おひとりを個別にご案内するウォーキングツアー形式。暖炉で暖をとったり、ストリートピアノでの音楽演奏を聴いたり、鳥の巣の形をしたハンモックでゆったりしたりと、さまざまな冬らしいコンテンツが散りばめられている、約300mの丸の内仲通りを歩きながら心も身体も温まるような対話を通して楽しく想像いただくことで、イルミネーションとその空間を体験。スタートラインは障害者雇用支援のノウハウを用いて協力会社として参画。

 当初は障害者雇用に特別な課題意識があったわけではないですが、現状何かハードルがある人に対して、できるようになるためにその人に直接アプローチするのではなくて、"周囲の環境を変えていくことでハードルを越える必要がなくなる”という視点で取り組む様子に、とても関心を持ちました。そこから、会社説明会や選考を通じてスタートラインの理解が深まり、自分自身が社会の中でやってみたいことなのかなと徐々にクリアになっていきました。また、選考の中で会う人みなさんが私自身の成育歴や考えを理解してくれるようなコミュニケーションをとってくださり、他の会社とは違う人の魅力を実感できたことで、入社を決めました。

ビジネスとして社会課題に向き合うために、自分自身ができることは何かをひたすら考え続けた1年

----------当時は全く意図していなかった、運命的な出会いだったんですね。興味度の高い状態から、スタートラインの一員として入社してからどのように過ごされてきましたか?

 事業内容をよく理解した上で入社したため、悪い意味での想像と違うことはありませんでした。入社後まもなく研修が始まり、興味を持っていた内容が自分の中で具体的になっていく期間を過ごすことができました。ビジネスモデル、社会への介在価値、実践的な支援技術など、どれも共感しながら学ぶことができました。

 INCLUに配属となってからは、大変だなと思うこともあります。ビジネスとしてサービスを提供している以上、理想を現実にしていくために自分や会社がクライアントに対してどのように介在できるか、介在するときに心掛けなければならないことなど、実務を通じてさらに具体的になっていきました。また、先輩方と比べて経験や実績がない状態で関わっていくため、自分の行動の責任は自分だけで取れない。だからこそ、その時々でチームやクライアントのために自分ができる範囲のことを知ることにとにかく注力しました。

 昔から、物事に対してごちゃごちゃと考えるタイプだなと思います笑。課題に直面した際に、なぜ課題が発生したのか、どうすれば課題を回避できたか、そもそもこれは課題なのか、と。

 2024年1月から、IBUKIへ異動となりました。INCLUの先輩は自分の中の"理想像"。まだまだ学びたいことがたくさんありましたが、今度はIBUKIで自分ができること、学ばなければならないことを意識しながら取り組んでいます。


現状をアップデートしていくために、改善と学びを続けていく

----------ご自身が置かれている環境で、何ができるか、何が最善かを主体的に考えながら取り組まれてきたんですね。現時点でお持ちの、今後のビジョンついてお聞かせいただけますか?

 社会に対して価値のある事業やサービスだと心から思っていますので、より多くの人に浸透していくような営業や広報に興味を持っていた時期がありました。また、支援の現場の面白さも実感している最中でもあります。経験を積んでいく中で、最近は現場の状況に対して"もっとこうした方が良いんじゃないかな"と課題を感じることも出てきました。業務の質を向上しながら、いま以上に働きやすくなるような仕組みづくりなど、より生産性が高い組織にしていくためにはどうすれば良いかなどと考えるようになりました。

 周囲の先輩方はとても良い人で、サポートスキルが高い。だからこそ、そのサポートスキルやアウトプットを必要とするクライアントにいま以上に効果的に提供できるような仕組みを実現できないか。そのために自分ができることは何か。これからも学びを止めずに、取り組んでいきたいと考えています!


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