株式会社スタイル・エッジのAI戦略室について、室長の樋口 陽之さんより
ご紹介いただきます!
AI戦略室と聞くと、「AIツールを導入する部署」や「最新技術を研究する部署」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、私たちが目指しているのは、単なる業務効率化ではありません。
AI時代に合わせて事業そのものを進化させ、新しい価値を生み出していくこと。
そのために、現場・システム・経営といったさまざまな立場をつなぎながら、AIを前提とした事業づくりに挑戦しています。
今回は、AI戦略室がどのような想いで立ち上がり、何を目指しているのかをお話しします。
1.「AIを導入する部署」ではない。AI戦略室が目指す、“次の事業をつくる”という挑戦
AI戦略室とは、どんな部署なのか。
そう聞かれたとき、私はいつもこう答えています。
「次の事業を推進する部署です。」
AI戦略室という名前から、AIツールの導入や業務効率化を行う組織だと思われることも少なくありません。
もちろんそれも大切な役割の一つです。
ただ、私たちが本当にやりたいことは、その先にあります。
AIを使って今の業務を少し便利にすることではなく、AI時代に合わせて事業そのものを推進させていくこと。
そのためにAI戦略室は生まれました。
2.私たちが目指しているのは「オーケストレーション」
AI戦略室の役割を表す言葉として、私は「オーケストレーション」という言葉をよく使います。
オーケストラには指揮者がいます。バイオリン、チェロ、ティンパニなど、それぞれの楽器が自分の役割を果たしながら、一つの音楽を奏でていく。
その全体をまとめる存在が指揮者です。
私はAI戦略室も同じだと思っています。
コンサルティング事業部には現場やクライアントへの深い理解があります。
システム事業部には技術や開発の知見があります。
経営層には会社全体を見渡す視点があります。
それぞれが異なる強みを持っているからこそ、その力をつなぎ合わせながら、会社全体として最適な方向へ進めていく必要があります。
AI戦略室は、その橋渡し役であり、指揮者のような役割を担う組織でありたいと考えています。
3.AIエージェント化は、業務改善ではなく事業変革
現在、私たちが最も力を入れているのが、事業のAIエージェント化です。
ただ、この取り組みは単なる業務改善ではありません。
むしろ、「今の業務フローは本当に正しいのか」という問いからスタートしています。
これまで人がやることを前提に作られてきた仕組みを、AI時代に合わせてゼロベースで見直していく。
本当に必要な工程は何か。
AIに任せられる部分はどこか。
人だからこそ価値を発揮できる部分はどこか。
そうした問いを繰り返しながら、事業そのものを再設計しています。
簡単な取り組みではありません。
これまで何年も変えられなかったものに向き合い、時には「そもそも論」から考え直す必要があります。
だからこそ大変ですし、同時に大きなやりがいを感じています。
4.AI戦略室が最も大切にしているもの
私たちがAIを活用する上で、最も大切にしているものがあります。
それは「コンテキスト」、つまり文脈です。
なぜこの取り組みをやるのか。何を目指しているのか。どんな背景があるのか。
この認識がずれてしまうと、どれだけ優秀な人が集まっていても、組織として同じ方向を向くことができません。
だから私たちは、AI議事録を活用し、情報を一元管理し、AIが進捗をまとめる仕組みを作っています。
一方で、それだけでは十分だと思っていません。
実際に席替えも行いました。
椅子を少し回せば相談できる距離感を作りたかったからです。
テクノロジーだけではなく、人と人とのコミュニケーションも大切にする。
AI戦略室らしさは、そうした泥臭さとテクノロジーの両立にあると思っています。
5.AI時代の事業をつくるために
AIの進化は想像以上のスピードで進んでいます。
半年後には、今の常識が大きく変わっているかもしれません。
だからこそ私たちは、目の前の業務改善だけではなく、事業そのものをどう変えていくのかを考え続けています。
AI戦略室が目指しているのは、AIを導入することではありません。
AIを活用しながら、人と組織の可能性を広げ、次の事業を生み出していくことです。
その挑戦は、まだ始まったばかりです。
AI戦略室は、まだ完成された組織ではありません。
むしろ、AIという急速に変化する領域の中で、試行錯誤を繰り返しながら進化し続けている組織です。
だからこそ私たちは、「今の業務をどう効率化するか」だけではなく、「これからの事業をどうつくるか」という視点を大切にしています。
現場の知見、技術の力、経営の視点。
それぞれをつなぎながら、AI時代にあわせた事業の形を模索し続ける。それが私たちの役割だと考えています。
半年後には、今では想像もできない技術が当たり前になっているかもしれません。
そんな変化の激しい時代だからこそ、AI戦略室はオーケストレーションの役割を担いながら、AIと人の力を掛け合わせ、新しい価値づくりに挑戦し続けます。
後編では、AI戦略室が大切にしている組織づくりやカルチャー、そしてどんな人が活躍しているのかについてお話しします。
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