こんにちは。広報担当の大澤です。
今回は4月からサブマネージャーに昇進した管理本部、経理担当の深谷さんにインタビュー!
大手銀行から飛び込んだ先は、まだ正解のないスタートアップの現場。
そしてサブマネージャーとなった今、目指すのは「誰かが決めてくれる」ではなく、「自分で考え、動ける人材」となること。
当たり前を見直し、働き方そのものをアップデートしていく深谷さんに、現場のリアルについて語っていただきました。
目次
■経営に近い場所で実務を。上場実務を志した理由
■“正解がない”からこそ、考える力が鍛えられる
■全体最適を見据えたサブマネージャーを目指して
■一緒に挑戦してくれる“まずはやってみる”人と働きたい
■経営に近い場所で実務を。上場実務を志した理由
ースマテンに入社される前は、どんなキャリアを歩まれていたんですか?
関西の大学に進学し、統計学を専攻していました。ゼミでは日経STOCKリーグという投資コンペにチームで参加し、論文を提出するなど、多くのことに挑戦した4年間だったと思います。
大学卒業後は、東京の銀行に新卒で入社。約5〜6年にわたり、法人営業、ファンドの管理、経理業務など幅広い業務を経験しました。
ー銀行からスタートアップ、その中でも「上場実務」をやりたいと思ったきっかけは?
きっかけは、当時の上司から会社の上場について熱く語っていただいたことです。その熱量に感銘を受け、いつか自分も会社を上場させる大きな仕事をしたいと思うようになりました。
ー数ある会社の中で、なぜスマテンを選ばれたのでしょうか?
転職活動で最初に応募したのがスマテンだったのですが、面接の段階で、ビジネスモデルがすごく面白くて、伸びしろがある魅力的な会社だと思いました。
最終的な決め手は、都築社長の人柄です。逆境に強く、誠実で、そして何よりも、東日本大震災をきっかけに抱いた「安心・安全な社会基盤をつくりたい」という想いが、創業の原動力になっていることに強く心を動かされました。
震災の記憶を風化させず、社会に貢献したいという真っ直ぐな姿勢に、「この方と一緒に働いてみたい」と自然に思えたんです。これが、スマテンへの入社を決めた一番の理由です。
■“正解がない”からこそ、考える力が鍛えられる
ー現在の業務内容について教えてください。
主に経理・財務全般を担当していますが、サブマネージャーになってからは業務フローの改善や、社内システムの見直しといったバックオフィス全体の仕組みづくりにも関わっています。
たとえば今は、社内で使っている複数の管理システムの統合プロジェクトを進めています。これまで、同じ情報を2つのシステムに別々に入力していて、手間やミスの原因になっていました。そこで、システムを一本に集約することで、入力の手間やミスを減らし、業務をより効率的にする仕組みを作っています。
― サブマネージャーという立場で、どのような視点を持って働かれていますか?
今は、単に自分の作業をこなすというより、「チームとしてどう仕組み化していくか」「どうすれば再現性高く進められるか」といったところまでを意識しています。
スマテンではまだルールが決まっていない業務も多く、それが原因で手間がかかったり、担当者によって処理のバラつきが出ている課題があります。
「こうやれば楽になる」「ここの流れは共通化できる」そういう改善を重ねていくのが、自分の役割だと思っています。
ー深谷さんがゼロから関わって作り上げた業務や仕組みの中で、特に印象に残っている嬉しいエピソードがあれば教えてください。
入社当時は、経理業務のフローが整っておらず、属人的に回っている状況でした。そこで、ゼロから業務手順やスケジュールを可視化し、マニュアルを整備することに取り組みました。
その結果、以前は月次決算に7〜8営業日かかっていた業務が、取引件数が急激に増えたにも関わらず6営業日で完了することができています。業務の精度やスピードが上がったことで、チームメンバーから「以前よりずっと楽になった」「安心して業務に取り組めるようになった」という声が聞けた時は、本当に嬉しかったですし、みんなで乗り越えた達成感がありました。
― スマテンの環境だからこそ、他の会社では得られない経験や学びはありますか?
大企業では業務が細かく分業されているため、一つひとつの知識は深まるものの、全体像をつかみにくいことがあります。
スマテンでは、経理・財務の業務を少人数で幅広く担当するため、「誰かがやってくれる」は通用しません。自分が考え、動くことが前提です。
だからこそ自然と当事者意識が育ち、正解のない中で動く力や、限られたリソースで最適解を出す力が鍛えられていると感じます。
■全体最適を見据えたサブマネージャーを目指して
ー職場の雰囲気について教えてください。
スマテンは意思決定がとても早く、何かを決めたいときにすぐに動けるスピード感があります。また、役職に関係なく相談しやすい風通しの良さも魅力です。
管理本部がある名古屋オフィスは、アットホームな雰囲気。自分のペースで働きつつも、定期的にランチや飲み会もあり、ほどよい距離感でつながれる、居心地の良い職場です。
ーどのようなサブマネージャーを目指していますか?また、キャリアの展望を教えてください。
スマテンの経理財務セクションは、単なる「お金の管理」にとどまらず、全社の動きや経営戦略にも密接に関わるポジションです。その中で私は、「良質な提案ができる」サブマネージャーを目指しています。特に、今後会社が拡大していく中で、部分最適な判断が増えるリスクがあります。だからこそ、全体最適の視点から制度設計や業務フローを提案できる人材になりたいと思っています。
個人のキャリアとしては、まずスマテンを上場させることが第一の目標です。これは入社時から掲げてきた想いでもあり、強い当事者意識を持って取り組んでいます。その先には、組織の中で得た経験を活かし、自分自身で道を切り拓くような挑戦もしてみたいです。どちらの目標も30代のうちに実現したいと考えています。
■一緒に挑戦してくれる“まずはやってみる”人と働きたい
ー今後、どのような方と一緒に働きたいですか?
どんな仕事でも前向きに飛び込んで行ける方と働きたいです!「まずはやってみよう」という言葉が昨年のスマテンのキャッチコピーでしたが、この気持ちは今後もスマテンで活躍する上での資質だと思います。未経験でスキルが無くても「まずはやってみる」という気持ちさえあればスマテンで素晴らしい仕事ができると信じております。共感していただける方は、ぜひ一緒に働きましょう!お待ちしております!
ー誰かの決断を待つのではなく、自分が動いて流れをつくる。当事者意識を持って組織の“仕組み”に向き合う深谷さんの姿から、より良い会社の未来を自らの手で形づくっていく覚悟と希望を感じました。深谷さん、本日はありがとうございました!