「前線が安心して挑戦に専念できるのは、背後を守る人がいるから。組織の挑戦を加速させるためのセーフティーネットでありたい」
——経営管理本部の片山さんは、そう語ります。
世の中には「常に新しいことに挑戦する前向きな人」が求められがちですが、組織が前進するためには、着実に足元を固める存在も不可欠です。
今回は、経理をメインにバックオフィス全般を支える片山(カタヤマ)さんにインタビューしました。ベンチャー企業における「攻め」と「守り」のバランスや、日々の業務におけるプロフェッショナルとしてのこだわり、そしてご自身のキャリアの転機について伺います。
【プロフィール】
・片山 真衣(カタヤマ マイ)
・経営管理本部 経理・採用担当
・2023年10月入社
組織の挑戦を加速させる「セーフティーネット」としての役割
――現在、経営管理本部でどのような業務を担当されているのでしょうか。
片山:現在は業務の8〜9割が経理で、残りは採用のサポートという体制で動いています。
以前は経理と採用それぞれをフルボリュームで掛け持ちしており、実質2人分の業務を1人で抱えているような状態で負荷が高めでしたが、目黒さんという心強い後輩が入社してくれたおかげで、今は一次面接などを彼女に任せ、私は採用全体の進捗管理や入社関係書類の作成、不在時のサポートに回っています。
サッカーで例えるならゴールキーパーのような、セーフティーネットのイメージですね。前線が安心して攻めや挑戦に専念できるのは、背後をしっかりと守る人がいるからこそだと思っています。
会社全体としてはベンチャー企業ということもあり「攻め」気質が強いですが、みんなが前向きに挑戦しやすいように、しっかりと足元を固めておくのが私の役割だと捉えています。
「できない」ではなく「どうやったら前に進められるか」を共に考える
――「攻め」の現場と、「守り」のバックオフィスの間で軋轢などは生まれないのでしょうか。
片山:そうした変な軋轢はないですね。例えば、会社として新しい海外向けの事業を始めたいという話が出たときも、「前例がないから無理」と頭ごなしにブレーキをかけるようなことはしません。
もちろん、法的にアウトなことや税務上ダメなものはきっちりと伝えますが、やりたい事柄を否定するのではなく、「実現するためにはどういう会計処理をすれば正しい動きができるのか」「どうやったら前に進められるのか」ということを軸に考え協力していきます。
とりあえずやってみて、後から会社として大変なことにならないよう、事前にしっかりと足元を固めていくスタンスです。
先ほどのゴールキーパーの例えではないですが、経理は「100点=ミスがなく、合っていることが当たり前」という厳しい仕事であり、1円のズレにもこだわれる正確性が求められます。対外的に公表している数字が異なれば社外の信用を失いますし、何より正確性は会社の誠実さにも直結すると私は考えています。
だからこそ、仕訳を一つ計上するにしても、「このことによって、どういう影響が出るか」「税務上の取扱いは妥当か」「会計帳簿のどこに来るか」など、自分の業務が及ぼす影響範囲を常に考えながら取り組んでいます。
また、毎月の繰り返し業務であっても単なる作業にせず、「前回よりも早く正確に処理するにはどうすればいいか」と手順の効率化を考え、アップデートし続けることを意識しています。
「縦割り」の組織への危機感から、キャリアの可能性を広げる場所へ
――片山さんがトライビートへ入社された経緯を教えてください。
片山:前々職でたまたま経理部門に配属されたのが始まりで、見よう見まねで実務をこなすうちに経理の面白さを知りました。その後、経理としてキャリアを積みたいと思い大企業へ転職したのですが、業務が縦割りで担当範囲が狭く、ジョブローテーションも見込めない環境でした。
「このままずっと限定された業務を続けていて、将来大丈夫だろうか」という危機感と、自分が本当に経理という単一の職種だけで生きていくべきなのかというキャリアへの迷いが生じたのが、転職を考えたきっかけです。
そして、経理を軸にしつつも、その他の管理部門の業務を幅広く経験できる会社を探していた中で、トライビートに出会いました。
――実際に入社されてみて、ギャップなどはありましたか。
片山:私自身はどちらかというと保守的な人間なので、最初はトライビートの「攻めのイメージについていけるか」不安になる時期もありました。
ですが、誰かを置いてけぼりにするような風潮は全くなく、不安なことはちゃんと相談できる関係性が築けています。懸念点があれば正直にお伝えし、一緒に考えていく時間も取ってもらえます。
また、複数回転職を経験した中で「どうしてもこの方はちょっと苦手かも」と思う方はいたのですが、トライビートではそのように感じる方がいなかったというのも、あくまで私の主観ではありますが、改めていい環境だと実感しています。
あとは、部門としてもシステム開発を中心としたTech事業部と、イベントの企画・運営を中心としたCreative Communication事業、今年4月からは新規事業開発本部が発足し、それぞれの事業部の中でも案件ごとに内容が大きく異なることが多いため、覚えることは少なくないですが、前向きに取り組めているのだと思います。
「イケイケ」でなくてもいい。足元を固める誠実さが武器になる
――最後に、トライビートに興味を持ってくれた方へのメッセージをお願いします。
片山:世の中には、「常に前向きで新しいことに挑戦するハイスペックな人」が求められがちな空気があると思います。もちろんそうした方も大事ですが、トライビートは決してそういうタイプの人ばかりが集まっているわけではありません。
勢いよく攻める人がいれば、その横で一歩ずつ着実に足元を固めたいという考えを持つ人も、組織には絶対に必要です。もし、「自分は派手なタイプではないけれど、目の前の仕事を確実にやり遂げたい」と感じている方がいれば、その慎重さや誠実さはトライビートで強力な武器になります。
「イケイケゴーゴー」でなくても構いません。それぞれの得意な守備範囲で組織を支え合えるプロフェッショナルとして、安心して飛び込んできていただけたらと思います。
「派手さはなくても、目の前の仕事を確実にやり遂げる」
片山さんの言葉からは、最前線の挑戦を陰で支え、組織を前進させる責任感がひしひしと伝わってきました。華々しい挑戦だけでなく、着実に足元を固める「守り」のプロフェッショナルにとっても、トライビートは大きなやりがいを感じられる最高のフィールドです。
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