こんにちは!採用広報のきょんきょんです。
今回は「ため」にインタビューしました。ぜひご覧ください!
さまざまな葛藤を経て、たどりついたのがUGでした
ーー本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いできますか
よろしくお願いします!2025年4月に新卒で入社しました。パワーネームは「ため」です。現在はシェアード社員として2社のお客様を担当しています。
ーー入社2年目に突入しましたね!まずは学生時代のことから聞かせていただけますか?
一言で言えば扱いづらい子だったと思います。幼稚園児なのに「えこひいき」という言葉を知って、先生に対して「それって”えこひいき”じゃないですか?」と使いまくっていました(苦笑)。何に対しても「それっておかしくない?」と疑問を持ってしまう、可愛げのない子供だったかもしれません。
ーー中学・高校では演劇部の活動に没頭されたとか
はい。自然豊かな地域で育ったため、演劇の「人生で他にやる機会がなさそう」という非日常的な魅力に惹かれました。高校は地元を出たかったのと、高みを目指したくて偏差値で選びました。進学先にもたまたま演劇部があり、しかも大会に向けて自分たちで脚本・演出を考え作品を作り上げていく本格的な環境でした。そのため、高校生離れしたミュージカルのような演劇をする強豪校にいかにして勝つか、日々考えていました。
ーー演劇の大会があるんですね!ためは主にどういった役割を担っていたんですか?
私は目立ちたがり屋だったので演者をすることが多かったです。高校最後の大会は半端ないプレッシャーを感じましたが、そのなかで高みを目指す感覚が嫌じゃなかったんですよね。大会に向けてみんなで戦略を練って、脚本担当が大枠を作り、オーディションをして稽古を重ねるプロセスそのものが、ある種のプロジェクトのような感覚で、今の仕事に通ずる部分もあると思っています。全力だからこそ苦しいこともたくさんあったけど、あのときの経験が、今の私のねっこを作っている気がします。
ーー大学では教育学部に進学され、NPO法人で活動したことがUGで働く原点になっていると伺いました
はい。大学生活は教育系NPO法人のインターンシップに捧げていました。授業のなかで教育格差に触れる機会があり、そこで子どもの貧困について強く関心を持ちました。私はもともと、進学校特有の「いい大学に行くことこそが正解」という空気に「それ本当?」とひねくれた見方をしていたので、余計に惹かれたのかもしれません。
インターンシップは、週3回、往復5時間かけて通い、1日8時間働いていました。教育格差というと、学習支援や貧困格差へのアプローチが大半ですが、そこでは体験格差(文化資本の欠如)に注目し、家庭環境などで多様な体験ができない子たちと食事を共にし、一緒に何かを体験する場所を提供していました。その「スペシャルニーズ」に特化したアプローチに、ものすごく納得したんです。大学卒業まで、職員さんとともに教育プロジェクトの開発や仕組みづくりに携わりました。
ーー熱心に取り組まれていたんですね。UGで働く原点になったのはどういった点でしょうか?
UGのことを知ったときに「教育現場で使っていた言葉に似ている」と親和性を感じました。とくに「伴走」という言葉や、「自律自走」を促すという考え方に対してそう思いました。
ーーUGとは就職活動の最後のほうで出会ったんですよね?それまでの活動はいかがでしたか
めちゃくちゃ葛藤していました。貧困や教育格差を真剣に考えていたのに、就活になった瞬間に「資本主義の波」に乗ろうとしている自分に耐えられなかったんです。でも、やるからにはガチでやろうと3年生の夏から民間企業のインターンシップに応募しまくりました。結果、3年生の2月時点で早期選考に全落ちしました(苦笑)。
どの企業も、最終選考までは進めるんです。でも、どこか「型」にはまろうとして無理をしているのが透けて見えるのか、なかなかいい結果につながりませんでした。その後、内定をいただいた企業もあって一度就活を終えたのですが、なんだかよくわからなくなったときに、たまたまTikTokの広告でセブ島への語学留学の案内を見つけて、参加することにしました。
ーーセブ島へ留学!?急ですね(笑)
急でしたね(笑)。1ヶ月ほど滞在しました。そこで就活は本当にこのまま終えていいんだろうかともう一度考え始めた結果、「やっぱりもう一回やろう、セブ島にいるうちに決めるぞ!」と覚悟を決めました。このタイミングで出会ったのがUGでした。
ーー当時のUGの印象はいかがでしたか?
採用サイトに「#ありのまま」というキーワードがあって「なんだこれ〜(笑)」と思っていました。あと、求人に写っている社員が髪色自由で私服だったのも印象的でした。それならばと、最初の採用面談には金髪で、ルームシェアしていた部屋の二段ベッドからオンラインで参加しました。履歴書の写真は黒髪だったので、私にとっては一種の賭けでした。そしたら、何もツッコまれなくて「この人たちもセブ島にいるのかな?」と感じてしまうような雰囲気で拍子抜けしました。それまでの就活は、なんだかんだ黒髪でリクルートスーツを着て型にはまろうとして苦しんでいたのに、UGの面談はセブ島の二段ベッドから金髪のまま参加、しかも自分を飾らずに喋ることができた。ここなら型にはまらなくていいんだと思えたんです。
その後、シェアード社員の書籍を読んで、2回目の面談に参加し、なんとなくUGに受かる気がしたので他社の選考を終わりにしました。内定をもらう前から友人にもUGに入社するって宣言していました(笑)。
ーーそうだったんですね!では入社は即決してくれたんですか?
はい。帰国後、UGオフィスで須田さん(社長)との面談を経て、無事内定をいただきました。そのときも金髪にピンクの服で参加しました。”内定”のお手製フリップが出されたときは再び「なんだこれ!(笑)」と驚きましたが、即決しました。
不安、戸惑い、もどかしさでいっぱいだった1年目
ーー実際に入社してみていかがですか?
そうですね、正直に言うと、思い描いていたのとはまったく違いました。
一番ギャップを感じ苦労したのは、担当するお客様がなかなか決まらなかったことです。決まらない焦りもありましたが、それ以上に、想像していたほど自由ではないことを目の当たりにしました。たとえば、担当するお客様を探すためにいろんな人に声をかけたりしていたら、所属部門ごとに担当できるお客様が決まっているという壁にぶつかりました。私が当時所属していた部署は、社員数増加により新設した部署で、他の部署よりお客様の数が少なく、新卒でも担当できるとなるとかなりハードルが高い状況でした。そういう背景をよくわかっていない時期だったので「なんでだめなんだろう・・・」と落ち込むばかりでした。
ーーわからないと余計つらいですね。その後についても聞かせてください
7月にやっと決まりました。ただ、ここでも壁にぶつかりました。お客様は60名規模の企業で、コーポレートIT専任の正社員の方はいないという環境でした。最初の半年は、自分よりも経験のあるUGメンバーと一緒に働いていたのですが、徐々に独り立ちしていく流れになり、翌年1月からはほぼ一人で対応する状態になりました。もちろんスクラム(※)として、顧客責任者のしょうひがいましたし、フォローするために数時間だけ携わってくれるメンバーもいました。でも、お客様オフィスに出向いて仕事をするのが、新卒で半年しか経験値のない私だけという状況に、イメージしていたスクラムとのギャップがあり、かなり戸惑いました。
※スクラム:お客様ごとに、その企業を支援するメンバーで構成されたグループ
ーー未経験から一人で任される状況に戸惑いを感じたんですね。でもその1月に開催したUGアワード(※)で、グロウ賞を受賞されてすごいと思いました!
ありがとうございます。実は、グロウ賞を狙っていました。というのも、実質一人でがんばっている状態を多くの人に知ってもらえるチャンスなんじゃないかと考えたんです。お客様や同じスクラムのメンバーはもちろんがんばりを評価してくれています。でもシェアード社員は、ずっと同じお客様を担当したり、ずっと同じスクラムで働くわけではありません。だから、ほかのUGメンバーにも私の存在を知ってもらう機会にしたいと思いました。
グロウ賞を獲るためにいろいろ準備もしました。全社員が見れる社内SNSで日報を書くときに成果の部分を強調して発信したり、本社で会った人に「私に投票してください!」と声をかけたりしていました。アワード前日にスピーチの練習までしたら、とうとう受賞する夢まで見ました(笑)
※UGアワード:年に1度行われる社員表彰イベント。年間を通しての実績や勤続年数、社員投票などさまざまなジャンルの表彰が行われる。「グロウ賞」は、社員投票で選ばれた、1年間で最も成長した社員に贈られる賞。
ーー夢に出てくるほど狙っていたんですね
はい、でも正夢になると思わなかったのでちょっと驚きました。うれしさももちろんありましたが、「がんばったご褒美」というよりは、自分で自分の価値を認めるための戦いが終わってホッとしたような感覚です。
ーー受賞後、なにか変化はありましたか?
「グロウ賞取れたからもっとできるでしょ!」という目で見られることが増え、新たな戸惑いを感じています。評価されればどこまでもチャレンジしていい環境は、成長できるという意味ではとてもポジティブな反面、会社として、サービスとして大丈夫なのか?新卒がどんどん増えるなか「個の力」に任せる組織であり続けていいのか?と疑問を感じています。
私はUGが大好きだからこそ、今のままで本当にいいのか?変えたほうがいいのでは?という部分を変えていきたいです。でも、まだ影響力が小さい。だから、圧倒的な現場力を身につけたいです。
ーー「現場力」ですか
とにかくなんでもできる人になりたいです。どのお客様先でも役に立てるようなスキルを身につけて、専門性を高めたいと思っていて、セキュリティやインフラの資格勉強などにも取り組んでいます。
シェアード社員の認定レベルは、ハードスキルのほかにソフトスキルもあります。そしてUG社員としてのスタンスも大事です。でも新卒で入社してお客様先で役に立つには、ソフトスキルやスタンスよりもとにかくハードスキルが必要なんじゃないか、そこの知識やスキルがないとなにかしでかしてしまうんじゃないかと思うんです。
先ほどの話にもつながりますが、お客様先でほぼ一人で対応していて、いろんなリスクを見逃してしまっているんじゃないか、と不安に感じることがたくさんあります。うまくやれている自信がないんです。もっとレベルの高いメンバーがいてくれたらできているはずの改善・提案ができていないんじゃないかなって。「研修をみっちりやってからお客様先に行くわけじゃないのに、一人前である前提で新卒メンバーが稼働していいのだろうか?何もできないのに一人でお客様先で稼働していていいのだろうか?」とずっと悶々としていました。今のお客様ではなんとかやりきれているけど、自分の分かる範囲でやっているから他のお客様先では通用しないのではと、自分ではどうにもできない状態にもどかしさを感じていました。
・・・こうした葛藤を、今年の2月までずっと抱き続けていました。
※ここまでは2026年2月にインタビューしました。ここから2026年5月に追加でインタビューした内容をお届けします。
自分が変わることで未来は変えられる
ーー2月のインタビューの後、心境の変化があったんですよね
はい。インタビューしてもらったことで自分の考えや状態を振り返ることができ、「動かないと!」と思ってさっそく齋藤さんに相談しました。そこで、これまで自分が関係者に伝えたかった課題感や温度感がうまく伝わっていないかも?ということに気づきました。
たとえば顧客責任者のしょうひとは何度も話してきましたが「負担をかけて申し訳ない」と言わせてしまうだけで解決には至りませんでした。その状態に対して私は「なんで分かってくれないんだ」と感じるだけでした。でも、相手の立場を想像してみたら「細かい経緯を知らない、把握できていない状況なのかもしれない」という可能性を考えることができたんです。そこであらためて、課題と感じていること、改善したいこと、お客様に提案する内容をまとめて、齋藤さん含めて3人で認識合わせをしました。すると、しょうひから初めて「ありがとうございます」と言ってもらえたんです。そして、私の提案をお客様にも提案することになりました。
ーーご自身の言動を変えて、状況を動かすことができたんですね!
はい!お客様からも無事に合意を得ることができました。自分が説明した場合でもお客様はある程度納得して合意してくれたと思いますが、齋藤さんやしょうひが同席して話してくれたことによって、課題に対する温度感、危機感みたいなものがお客様にも伝わった気がしてよかったと思っています。
ーーちなみにどのような課題に対してどんな提案をしたんですか?言える範囲でぜひ聞きたいです
課題を感じていたのは主にインフラ面とセキュリティ面でした。とくにセキュリティ面は、UGアカデミー主催のセキュリティ技術研修で学んだことがきっかけで気づきました。出てくる事例や内容に対して「お客様先の状況はどうだろう?」と考えたときに、リスクと言われる部分に該当しそうな点がたくさん見つかり、研修講師のメンバーに具体的な相談にも乗ってもらいました。結果、予算の範囲内で、私の稼働時間を減らし、セキュリティにくわしいメンバーに参画してもらうことが決まりました。
今は、リスクアセスメントとして、週に一度セキュリティにくわしいメンバーが状況をチェックしてくれて、懸念点やリスクが大きい点に対してできる対処を私が進めています。稼働時間は減りましたが、やることが整理されたので格段に動きやすくなりましたし、今まで何か起きてから対応する状態だったところを予防するような動きができていて、お客様にとっても自分にとっても10歩くらい前進できた感じがします。
ーー重要だけどなかなか手を付けられなかったところに踏み出せたんですね。今回の件をとおしてどんな学びがありましたか?
学んだことは大きく2つあります。
1つは、自分だけで解決しようとしすぎなくてもいいということです。自分だけではできないことがあるのはもちろん、スクラム内だけでは視野が足りないこともあると実感した経験でした。自分だけでなんとなく考えていることはあくまで個人の悩みに過ぎず、その分野にくわしいメンバーの助言など周りの力を借りながら組織としてどう問題を捉え、考えていくかにもっと早く時間を割けばよかったなと感じています。
もう1つは、UGは本当にフラットな組織だということです。新卒だから話しても聞いてもらえないんじゃないかという思い込みがどこかにあって、上長など上の立場の意見に逆らうのはおかしいことだと捉えていました。でも今回齋藤さんやしょうひと話したときに「新卒にもかかわらずお時間ありがとうございました」と伝えたら「(何年目かなんて)関係ないですよ」って言ってくれたんです。寛大だなと思いました。そして自分の捉え方を変えていかないといけないなとあらためて実感しました。
ーーどちらも大事な学びですね!先日インタビューさせてもらったときに比べて表情も明るくなりましたよね
あのときはいろんなことが重なっていて正直一番しんどいタイミングでした。でもそれが転機となり、行動してみたらいろいろな気づきを得られました。
自分には変えられない、何もできないと思い込んでいた部分も、捉え方を変えたり工夫したりすればできることはあると考えられるようになりました。おかげでやっていきたいことも増えましたし、凝り固まらずにやってみようっていう気持ちです。お客様先でも、新卒2年目でいろんな業務に携われることはリスクなんじゃないか?と懸念のほうが大きかったのですが、「UGはなにかあったときにフレキシブルに対応できる組織だから私がやってもいいんだな」と理解が追いついてきました。そして、おや?と思うことがあれば遠慮せずに周りを巻き込んでいいと分かったことで、自信がつきました。最初はとにかくハードスキルを身につけないと!と考えていましたが、ソフトスキルやスタンスの大切さにも気づけてよかったです。
ーーパラダイムシフトしたんですね!最後に今後の展望について聞かせてください
5月からもう1社、お客様を担当し始めています。稼働時間が空いた分、別のお客様に使えるようになりました。インフラ部のメンバーと一緒にWindows Updateのサイクルを作るプロジェクトに取り組んでいます。規模が大きくIT環境がより整備されているため、もともと担当しているお客様に還元できることもいろいろありそうだなと思いながら参画しています。
セキュリティ技術研修は、受講者だけでなく運営チームにも入りました。そこでつながりも広がり、相談できるUG社員が増えました。
なんでもできる人になりたいという思いは変わっていません。ただ、本当にお客様の役に立つためには専門的な知識やスキルだけではなく、業務を理解することがめちゃくちゃ大事で、そのためには「社員より社員らしく」仕事をするのが大事だなと感じています。この意識を忘れずにこれからもがんばっていきたいです。
ーー短期間でたくさんの成長機会を生み出していて行動力がすばらしいですね!本日はありがとうございました!