こんにちは!人材採用部のたもです。
今回は、大手向けコンサルティングファームを経験し、再びユナイトアンドグロウ株式会社(以下、UG)へと戻ってきた「先生」のインタビューです。ぜひご覧ください!
幅広いキャリアを経てUGへ。中堅・中小企業支援の現場でつかんだ「確かな手応え」
ーー先生、UGに戻ってきてからじっくり話すのは久しぶりですね。自己紹介からお願いします!
そうですね。よろしくお願いします。私は「大手向けのコンサルで自分のスキルが通用するのか試したい!」ということで2023年1月にUGを退職し、その後「やっぱりUGの仕事をしたい!」と思って2025年11月にUGに戻ってきました。ありがたいことに、戻ってきてすぐにさまざまなUGメンバーと話し、あっという間に馴染んでしまったので、あまり久しぶりという感じもしませんね(笑)
――たしかにそうですね(笑)そもそもUGに入る前は何をされていたのですか?
新卒で人材会社に入社し、情報システム部門に10年間所属しました。最初は、インフラ周りやデータセンターのシステム運用などの業務を経験しました。その後、自社で運営する求人サイトのシステム開発のプロジェクトマネジャーを務めました。そうしたなかで、次第にIT以外のこともやってみたいという思いが強くなっていきました。同じシステムに関わり続けることに少し飽きてきた部分もあり、もっと幅広いビジネスの領域に触れてみたいと考えるようになったのです。 ちょうどそのころ、不動産会社の立ち上げに関わっている知人から手伝ってほしいという声がけもあり、バックオフィスの立ち上げメンバーとして参画することにしました。規模としては20名程度の不動産会社の管理部門責任者として人事、経理、総務などのマネジメントを幅広く担当しました。
――ITの領域から離れて、経営や管理部門のマネジメントを経験されたのですね。業務内容はどのようなものでしたか
土地の仕入れや賃貸管理の業務にも関わり、収益の数字を考えて仕入件数、仕入値・売値を決めたり、管理物件数をいかに増やすか議論したり、決裁に関わる会議の進行役を務めたりと、経営に近い領域で2年半ほど働きました。不動産業界特有の商慣習や、社長のトップダウンによる意思決定に圧倒されつつも、何とか食らいついていきました。これまで経験したことのない業務ばかりでしたが、会社全体を俯瞰して見る視点が養われたと感じています。
――そこからどのような経緯でUGと出会ったのでしょうか
実は、最初の転職活動時にUGを見つけていておもしろそうな会社だなと思っていたんです。当時勤めていた不動産会社で実際にUGのサービスを利用する機会がありました。それがUGとの最初の出会いでした。元々は発注する側だったのです。当時のUGメンバーの働き方を間近で見ていて、UGのビジネスモデルにおもしろさを感じました。一方で私自身は、社長の価値観や考え方にギャップを感じるようになりました。次の転職ではひとつの会社の中で働くのではなく、複数の会社と関わるサービスをやってみたいという気持ちが芽生えていたこともあり、中堅・中小企業を広く支援できるUGの事業内容にあらためて魅力を感じ、転職サービスを利用してUGへの入社を決めました。
――1度目にUGに入社してから5年間在籍しましたが、どのような経験をしましたか
UGに入社してからは、18社のお客様をご支援しました。ずっと社内向けの仕事でお客様向けの仕事は初めてでしたが、実際にお客様先にいって複数の中堅・中小企業を支援してみると、自分でも十分にできるという確かな手応えを感じることができました。中堅・中小企業のお客様の環境に深く入り込み、目の前にある課題を一つ一つ解決していくプロセスは非常にやりがいがあり、直接、誰かの役に立っているという実感を強く持つことができました。
市場価値を試すためコンサルへ。そこで感じた「大企業のリアル」と売上拡大の裏で見えた「顧客の課題解決」とのズレ
――中堅・中小企業の支援でやりがいを感じていたなかで、なぜコンサルティングファームへ転職しようと思ったのでしょうか
中堅・中小企業のお客様を支援するなかで培ってきた経験やスキルが、大手にも通用するのか、試してみたくなったのです。このままUGで同じような仕事を続けていてよいのかという不安や、世の中でコンサルタントと呼ばれている人たちが、一体どんなことをやっているのか見てみたい、挑戦してみたいという思いもありました。
――大手向けのコンサルティングファームへの転職活動はどのように進められたのですか
大手向けのコンサルタントに絞っていたわけではありませんが、いわゆる大手の巨大ファームは選びませんでした。すでに完成された組織に属するよりも、これから自分たちの手で会社をつくり上げていくフェーズに携わりたいと考えていたからです。規模としては100人から200人程度で、設立から2、3期目のコンサルティングファームを選択しました。面接の最後に社長とお話しして、オファー内容もよかったため入社を決めました。業務領域も明確に区切られておらず、DXを推進するコンサルティングから人事、組織運営まで、幅広く挑戦できる環境だと感じ、組織運営上の課題や制度づくりにも興味があったので、会社をつくっていく側にも関われたらいいなと考えていました。
――実際に入社されてみて、どのような業務を担当されたのでしょうか
入社して最初のころは任される案件がなくて、営業資料の作成をしていました。入社して2ヶ月ほど経ったころに保険会社の情報システム部門にアサインされました。業務システムの基盤(インフラ)の部門で統合データ基盤の開発、新規事業のインフラ構築プロジェクト、組織内の障害対応業務の改善などを通して、大企業のシステムアーキテクチャの動きを知ることができました。
――最初から幅広く取り組んだのですね
そうですね。任された部分だけで終わらせるのではなく、さらにプロジェクトを拡大させていきました。最初は2名体制、年間数千万円規模からのスタートでした。まずは資料作成やプロジェクト管理を着実に行い、「この人になら任せられる」という信頼を築くことから始めました。その結果、翌年には4名の増員が決定。業務を切り出して他のメンバーへ任せていきながら、プロジェクトの規模をさらに拡大し、最終的には年間売上約1億円のプロジェクトにまで成長させることができました。シニアマネジャーという立場で、お客様の情報システム部門だけでなく、アプリケーションの企画部門や運用部門など、他部門ともコミュニケーションを取りながらプロジェクトを推進しました。
――すごい成果ですね!コンサルの現場で実際に働いてみて、どのようなことを感じましたか
ビジネスとしては拡大できたのですが、大企業の現場の環境が私の想像していたものとは少し異なっていました。システムの保守運用業務がもっと仕組み化されていて、統制や業務がしっかり整備されているものだと思っていたのですが、実際には統制やルールは存在するものの、保守運用業務やその仕組みは部門ごとに閉じられている「サイロ化」が起きていました。最新のシステム構成図や仕様書が存在しない、あるいは誰が情報を持っているのかすら不透明な状況でした。業務プロセスごとにシステムが分かれていて、その部門の人も担当システムのことを深く把握していない。小規模の改修でもさまざまな部署や有識者と呼ばれる古参メンバーとの調整が必要で、スピード感を持って動きたくても動けないもどかしさがありました。組織的な統制よりも、一部の古参メンバーの属人的な知見に依存する環境だったのです。
――大企業ならではの特徴や進めにくさがあったということですね
そうですね。中堅・中小企業のお客様は組織の垣根がないところが多いため、私たちとの距離も近く、自ら情報を取りにいって会社全体を俯瞰することができます。しかし大企業では情報が部門ごとに閉じられていて、動きづらさを感じました。
また、営業活動に対する考え方も異なりました。UGの営業活動やお客様支援は「何かを売ること」や「売上を拡大させること」ではなく、「お客様の本質的なお困りごとの解決」が起点になっています。しかしコンサルの現場では、管理職として顧客内での案件拡大や営業的な立ち回りが強く求められました。自分のチームの売上を伸ばすために、競合他社と競り合って案件を獲得しにいくことに、私はモチベーションを見出すことができませんでした。
「素直で人がよい」カルチャーにコンサル視点を。UGのビジネスを新しい段階へと進化させる挑戦
――働き方について ご自身の中で葛藤があったということでしょうか
はい。やはり私は、ひとつの会社で責任を持ちながら案件を広げていくよりも、複数の会社で場面に応じて役割を変えながらご支援することの方がおもしろく、あっているのだろうと感じていました。一方で、コンサルティングファームの経験がよい学びになった点も多くありました。たとえば、ドキュメント作成能力や思考の深さ・明瞭さ、コンサルタントとしてのラストマンシップや自身のバリューに対する考え方などのスタンスやマインドは非常によい経験と学びになったと感じています。
――そこから再びUGに戻ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか
コンサルティングの現場での活動に消化不良感や限界を感じていたころ、UG時代の同僚の結婚式に参加する機会がありました。そこに参加していただいすけから「最近どう?」と聞かれ、その時に感じていたモヤモヤを話したんです。それがきっかけとなり、後日他のUGメンバーであるぶっちーと話した際にも「今の状況はもったいないね」と言葉をかけられました。モヤモヤしているところに「もったいないね」と言われると、さらにモヤモヤするじゃないですか(笑)。その後、今の所属部門の部長であるきのこに連絡を取り、須田さん(社長)や高井さん(取締役採用責任者)と直接話す場を設けてもらい、今の会社を辞めてUGに戻る決心をしました。
――どんな話をしたんですか?
UGを退職後にどのような経験をしたか、なぜUGに戻ろうと考えているのか、UGに戻ったらどんなことがやりたいのか、といったお話をさせていただきました。須田さんからはUGのドキュメント作成能力を引き上げたいので「怖いレビュワー」になってもらおうかなぁ、なんてお話をいただいたりしましたね。
さまざまなUGメンバーと話しているうちに、コンサルのように1つの会社の中で長期間かけて重厚長大なプロジェクトを進めるよりも、「多くの企業と関わりながら、幅広い分野でプロジェクトに関わりたい」という、ある種飽き性な自分の本質に気づきました。そして何より、UGの「素直で人がよい」というカルチャーが、私には合っていると再認識しました。UGのメンバーは、お客様のために全力を尽くす純粋さを持っています。そのカルチャーこそが私が本当に求めていた環境なのだと気づかされ、2年半でコンサルティングファームを退職してUGへ戻る決断をしました。
――実際に戻ってきてみて、どのように感じていますか
大企業向けのコンサルティングは大規模な案件に関われる一方で、組織のサイロ化により一部のシステムにしか触れられず、身動きが取りづらいという側面がありました。それに対して、中堅・中小企業向けのシェアード社員は、会社全体のシステムや業務を俯瞰して課題を見つけ出し、経営陣と近い距離でスピード感を持って解決していくことができます。
ここで活きてくるのがUGメンバーの「素直さや人間力」という強みです。この強みをもってお客さまの「本質的なお困りごと」に純粋に向き合い、直接アプローチができるからこそ、自分の仕事が誰かの役に立っているという実感をダイレクトに得られる。これこそが、シェアード社員として働く最大の価値だとあらためて感じています。
――そうした強みを感じるなかで、今後UGにどんな進化をもたらしていこうと考えているのでしょうか
現在のUGは中堅SIerやコンサルティングファームと同等の価格帯へと成長しており、お客様から求められる期待値も一段と高まっています。これから期待値以上のサービスを提供するためにも、付加価値をさらに高めていく必要があると考えています。
この「付加価値を高めていく」ことに私自身も貢献したいですね。具体的には、コンサルティングファームで学んだプロジェクト推進力や思考法、不明確な状況から能動的に課題を特定する力などを社内に還元していきたいです。IT技術や自走する力はもちろんのこと、周囲の状況やメンバーの意図を理解したうえで、全体を円滑に調整できるバランサーを増やしていきたいですね。
――UGがもっとパワーアップできますね! 最後に、今後の意気込みを聞かせてください
UGの「素直で人がよい」というカルチャーは大きな強みです。それがあるから私も戻ってきましたからね。このすばらしい土台の上に、さらなる付加価値を乗せていきたいと考えています。大手向けコンサルを経験した私だからこそ、その橋渡しをしていけるのではないかと思っています。これからの変化を前向きに楽しみながら、UGが次のステージへ進むための推進力として組織に貢献していきたいと思います。
――ワクワクします!今後のUGを想像して、インタビューしている私自身も熱くなってきました。本日はありがとうございました!