バリュエンスジャパン 販売本部では、14期の成果を称えるアワードを開催しました。
販売という数字が重視される領域において、今回の表彰式では「結果」だけでなく、「仲間のために行動した姿勢」や「挑戦を支えた姿勢」など、日々の積み重ねやチームへの貢献にも光が当てられました。
「賞賛と感謝を文化に」―本部長が語るアワードの意義
開会の挨拶で、販売本部長の井元は、販売本部アワード開催の理由をこう語りました。
「年に一度の全社アワードとは別に、販売本部オリジナルのアワードを開催したのは、現場で日々頑張っているメンバーにスポットライトを当てたいと考えたからです。販売本部として、賞賛と感謝の文化を育てていきましょう。」
この言葉を皮切りに、各部門の表彰がスタート。受賞者の名前が呼ばれるたびに、会場からは大きな拍手が、オンラインからは温かいコメントが寄せられました。
「忙しい中、引き継ぎも嫌な顔せず対応してくれてありがとう!」
「おめでとう!いつも他部署のお願いにも快く応えてくれて感謝してます!」
こうしたコメントが自然と飛び交う様子からも、日頃の信頼関係やチームのつながりが感じられました。
実績の裏にある、行動の価値
今回のアワードのメインは、業績や成果など定量的な数値が評価の軸となっていました。受賞者たちは、その数字に対する喜びよりも、チームや上司、仲間の支えに対する感謝の言葉を口にしていたのが印象的でした。
たとえば、店舗販売部で売上1位を獲得した山元さん(新卒2年目)は、 「去年の9月に配属されたばかりで、このような賞を受賞できたのは、先輩や上長のおかげです。ときには、お客さまにも助けられながら、苦しいことや大変なことも乗り越えることができました。この賞を励みに、これからも頑張ります。」と語ってくれました。
彼女のように、若手であっても自分らしいスタイルで成果を出し、周囲に良い影響を与えているメンバーが表彰されることで、チーム全体のモチベーションにもつながっています。
3つの賞が伝える、見えない貢献への敬意
また、数字だけでは拾いきれない、縁の下の力持ちにもフォーカスしようと設けられたのが、「TOKIMEKI AWARD」「Thank You AWARD」「ROOKIE AWARD」の3部門。
数字では見えにくい貢献や、日々の姿勢にフォーカスした賞です。
- TOKIMEKI AWARD:仕事を楽しみ、周囲に前向きな影響を与えた人
- Thank You AWARD:仲間を支え、感謝される行動を積み重ねてきた人
- ROOKIE AWARD:新しい視点や行動でチームに刺激を与えた新人
オンライン販売部の佐藤さんは、TOKIMEKIとThank YouのW受賞。
「自分に自信がなかったからこそ、周囲の行動を見て学び、実践してきました。今日この場に立てたのは、バリューマインド行動を日々行っている周りの皆さんのおかげです。」と、感謝の気持ちを丁寧に伝えてくれました。
彼女のコメントからは、日々の小さな努力や、周囲との関わりを大切にしてきた姿勢が伝わってきます。
こうした“見えにくいけれど確かな価値”に光を当てることが、今回のアワードの大きな意義のひとつでした。
※佐藤さんのチームメンバーによるお祝いメッセージ動画より抜粋
「感謝も循環していく」…社長メッセージに込められた想い
アワードの終盤、バリュエンスジャパン代表取締役社長 兼 営業本部長の冨田が登壇。「受賞者の皆さんがどんな想いでシゴトをしているのか、チームのメンバーとどんなふうに関わっているのか、お客さまにどんな価値を提供しているのか想像することができました。」というお話がありました。
そして、「アワードに参加している皆さんの姿勢から、日頃から感謝し合い、感動を分かち合えるチームだからこそ成果を上げているということを、確信しました。バリュエンスとして一丸となってさらに楽しく、成長していきましょう!」と続けました。
最後には、バリュエンスグループ代表・嵜本が登壇。
「日々支えてくれている皆さんに、直接感謝を伝える機会は意外と少ない。今日のような場があることで、改めて“ありがとう”を伝えられるのが嬉しい」と話しました。
さらに、バリュエンスが掲げる“サーキュラーデザイン”の考え方に触れながら、こう続けました。
「私たちはモノの循環をデザインしていますが、今日のアワードを通して、もう一つの大切な循環に気づきました。それは“感謝の循環”です。経営陣と社員、社員同士、そしてお客さまへと感謝が広がっていくことで、バリュエンスの価値も高まっていくと感じました。」
このメッセージは、参加者一人ひとりの胸に深く響き、自分たちもバリュエンスの価値をつくる担い手であることを改めて実感させました。
アワードが生み出す、前向きな連鎖
アワードの場は、単なる表彰の機会ではなく、「誰かの挑戦や行動を見て、自分も頑張ろうと思える」そんな前向きな連鎖を生み出していました。
嵜本は受賞者に対して、「今日ここに立っているのは、たくさんの支援と応援があったからこそ。選ばれた人には、内に秘めたる熱量がある。その熱を、これからも爆発させてバリュエンスグループをリードしていってほしい。」と、エールを送りました。
販売本部は、数字だけを追いかける組織ではありません。
「互いの挑戦と感謝が循環し、チーム全体が成長していく組織」であることを、今回のアワードが改めて示してくれました。この文化が、次の挑戦を後押しし、また新たな感謝の循環を生み出していく。そんな未来を感じさせる、あたたかい時間となりました。