【広報PR部 インタビュー】年150本の地上波テレビでの紹介を創出|「何を社会に届けるべきか」から経営と共に考える。ビビッドガーデン広報PRチームのリアル
"野菜を売る会社"から"一次産業を支える会社"へ──広報PRが変えた認知
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――まずは、祖業である「食べチョク」がここまで成長してきた上で、広報PRが果たしてきた役割について教えてください。
秋元:食べチョクは野菜などの食材が買えるプラットフォームですが、世の中に食材を買える場所が数多くある中で、「なぜ食べチョクで買うのか?」を伝えることが非常に重要でした。そこで大きな役割を果たしたのが広報PRです。
単にサービスを認知してもらうだけでなく、「このサービスにはどんな社会的意義があるのか」「どういう思想でやっている会社なのか」という会社の存在意義を社会に届けるうえで、広報PRは非常に効果的でした。
例えば、災害が起きるたびに支援策を打ち出して発信していますが、そうした活動を通じて「単に野菜を売る会社ではなく、日本の一次産業を支える会社だ」と社会からそのように認識していただいたことは大きな成長のきっかけです。
(支援策の事例:2025年には瀬戸内海で牡蠣の大量死が発生した際には支援プログラムを実施)
また、当社の思想が伝わることで価値観の合う採用候補者が集まりやすくなったほか、社内メンバーのご両親や家族が活動を応援してくれるようになるなど、インナーブランディングの面でもポジティブな反響を生んでいます。
――ビビッドガーデンでは、広報PRを代表直下の「経営機能」として位置づけていますよね。よく「決まったことを伝えるのではなく、何を社会に届けるべきかから一緒に考える」と伺いますが、実務の中ではどのように体現されているのでしょうか?
秋元:広報PRは「会社と社会の接続点」だと考えています。
現場から上がってきた施策をただお知らせするのではなく、「今、世の中はどういう動きになっているのか」「それに対して、会社としてどう動くべきか」を起点に考えるのが、ビビッドガーデンの広報PRの大きな強みです。そこから逆算して、実際に生産者さんの支援施策に動いたり、アンケートを実施したりと、広報PRチームも現場に入り込んで施策を設計していきます。
また、この「会社と社会の接続」において一番解像度が高いのは、意思決定者であり外部との接点も多い経営者自身だと思っています。だからこそ、私自身が管掌し、共に動く体制にしています。
経営陣が直接関与するため、「これを世に発信すべきだ」と決めたら翌日にはリリースを打てるような圧倒的な意思決定の速さも、経営機能として広報PR部門を置いているからこその強みです。
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ブレインからコミュニケーションまで。チームで回す広報の実務
――土井さんはもともとPMMとして入社されていますが、どのような経緯で広報PRの領域も担うようになったのでしょうか?
土井:私は元々、事業会社で消費者向けの商品サービス企画やマーケティングを担い、直近では消費者インサイト探索を強みとする会社でマーケティングコンサルなどを経験してきました。
世の中のトレンドや生活者が何に困っているのかをキャッチし、それに即したプロモーションやマーケティングの打ち手を企画することが私の得意分野でした。この「世の中の動きや課題と、自社の持つソリューションや価値をすり合わせ、どう伝えていくか」を考えるプロセスは、まさに広報PRの専門性と重なる部分です。そうした志向性や得意分野との親和性もあり、自然な流れで広報PRの領域も担うようになりました。
――マネージャーという視点から、チームの業務や組織設計についてどう考えていますか?メンバーへの裁量の渡し方なども含めて伺いたいです。
土井:ビビッドガーデンの広報は、戦略や企画を立てる「ブレイン」としての役割から、メディアの皆様と関係を構築し、先方のニーズに沿う形で企画を調整・提案するコミュニケーションの役割まで、業務が非常に多岐にわたります。 そのため、まずはメンバーそれぞれの得意領域を活かして業務を進められるようにしています。
同時に強く意識しているのが、「属人化させず、チーム内に知見や関係性を蓄積していくこと」です。新規事業が増え続ける環境下では、個人の力だけに依存していては回りません。だからこそ、連携を密にしながらチーム全体でノウハウを蓄積する運営を心掛けています。
――照屋さんは前職でも広報を経験されていますが、ビビッドガーデンの広報PRは過去の経験と比べてどんなところに違いを感じますか?
照屋:私はこれまで約10年間、3社で広報を経験してきましたが、前職までは目に見える「有形商材(モノ)」の広報が中心でした。一方、今の環境では、「食べチョク」はプラットフォームであり、社会的意義を社会と接続していくという「無形商材」の広報への挑戦だと捉えています。ここが一番の違いです。
有形商材の場合は「完成したものをどう紹介するか」を主眼を置いていましたが、今は「私たちがどう動けば皆様のためになるのか」「社会にどんなインパクトが生まれるのか」という根本的な価値から考えて行う広報が必要があります。これまで経験してこなかった次元の難しさを感じていますが、同時に、自分で深く考えるからこその圧倒的な面白さややりがいも実感している真っ最中です。
(2025年にビビッドガーデンが調査した気候変動の一次産業への影響調査。社会へのインパクトを逆算しアンケートの収集、リリースを行っている)
――実際に入社してみて、「ここは苦労した」という点と、「これがたまらなく面白い!」と感じたエピソードをそれぞれ教えていただけますか?
照屋:まず面白かったのは、リンゴの品評会で最高金賞を受賞した生産者さんが、オンライン中継で涙ながらにこれまでの苦労や喜びを語ってくださった瞬間です。「ああ、私たちはこの人たちのために一生懸命やっているんだ」と生の声を実感し、私たちの発信でこの想いをどう社会に届けるか、自分の中に強く火がついた出来事でした。この声を再現性を持って社会に届けるスキルを磨かなければと強く思いました。
(食べチョク事業と協働で開催したりんごグランプリ。生産者さんの想いのこもった食材に直接触れることも広報PRチームの仕事になる)
大変だったのは、プレスリリースの執筆です。以前は他部署から「こういうことをやります」とテキストで言われた情報をまとめていましたが、それだけでは表面的な内容になってしまいます。企画担当者に「なぜこれをやるのか?」を2段階、3段階と深くヒアリングしないと、ビビッドガーデンとして大切にすべき「背景や想い」を汲み取れません。単に決まったことを伝えるだけなら簡単ですが、本質的な想いを深掘りして世の中に届けるからこそ、高い難易度と向き合っています。
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広報PRを"事業"にする挑戦と、求めるチームメイト
――今後、広報PRチームに対して事業成長の観点から期待している役割は何でしょうか?
秋元:創業時から私が一人で広報PRを担ってきたフェーズを経て、現在はチームで動く組織になりました。会社としても複数事業を展開するようになり、サービス広報、コーポレート広報、採用広報など、広報PRチームが担う役割はますます増えています。
やることが増えていく中でも、初期の頃から大切にして「世の中の動きに入り込んで施策を設計する動き」のクオリティをしっかり担保し、チーム全体で事業成長を牽引し続けていくことを期待しています。
――自社サービスにとどまらず、コーポレート広報や自治体・法人向けの広報支援にも領域を広げていく構想があると伺いました。その背景について教えてください。
秋元:食べチョクは会社として広報PRの強みを持っています。これまでは生産者さん向けに無償でPR勉強会などを行ってきましたが、最近では自治体様や、当社の周辺領域で活動する企業様からも「PRを支援してほしい」という引き合いをいただくようになりました。
私たちが自治体や関連企業をサポートすることは、間接的に生産者さんの売上向上や一次産業への貢献に繋がります。そこで、自分たちの周辺領域に関わってくださる方々のPRを支援する事業を、「Vivid Studio」という新規事業として本格的にスタートさせました。
――そうした新たな方向性を見据える中で、今の広報PRチームにはどのような人材が必要だとお考えですか?
土井:大前提として、食や一次産業、社会課題という領域に立脚しているため、国内の生産者や消費者、政府、さらに海外の動きまで、アンテナを高く張って世の中の動向をキャッチできる方が第一条件です。
また、代表直下という環境だからこそ、経営の視座で会社全体を俯瞰しつつ、他の部門や社外メディアと円滑に連携できるコミュニケーション能力も求められます。圧倒的なスピード感と高いクオリティの双方が求められるため、それを楽しみながら前向きに取り組める、ガッツと元気のある方にぜひ来ていただきたいです。
――実際に現場で働く視点から見て、「こういう人ならフィットしそう」「逆にこういう覚悟は必要」というポイントがあれば教えてください。
照屋:一次産業や社会課題への高い関心はもちろんですが、さらに一歩進んで「視野を広く持ち、物事を深く、高い視座で考えられる人」でないと難しさを感じる場面が多いと思います。
また、土井さんも言うように、社内では本当にたくさんの案件がものすごいスピード感で立ち上がっていきます。なんとなく仕事をするのではなく、「このプロジェクトを世に届けるんだ」としっかりコミットする覚悟とバイタリティを持った方が、このチームには絶対に合っていると思います。
――最後に、この記事を読んでいる未来のメンバーに向けて、一言ずつメッセージをお願いします。
秋元:自分たちから攻めるPRも、メディアからのインバウンドに応えるPRも、他ではできない非常に面白い広報経験が積める環境です。未経験から広報キャリアを歩みたいという方にもベストな場所だと思いますので、ぜひカジュアルにお話ししましょう。
土井:経営者の視座とスピードの中で、広報の枠を超えた意思決定と推進に関われる、難易度とやりがいの大きい環境の中で、圧倒的に成長できます。
生産者さんの想いや価値を社会に届けることで事業成長を牽引できるだけでなく、ふつうの人の日々の食卓が豊かになることに貢献できることも醍醐味です。ぜひ気楽にご指名ください。
照屋:私は入社して7ヶ月と、チームの中では一番「社外の人の感覚」に近い視点を持っています。経営陣には少し聞きにくいなと思うようなリアルな疑問も、私になら聞きやすいと思うので、ぜひご指名でカジュアル面談にお越しください!