こんにちは。人づくり部です。
年末ということで、今回は人づくり部の視点から、
2025年のユー・アンド・アースを振り返ってみたいと思います。
ちょうど今年、ユー・アンド・アースは20期目に入り、
ありがたいことに、直近3年間は毎年約2億円ずつの増収増益を続けています。
創業から積み重ねてきた時間の重みを、あらためて感じる一年でもありました。
今年、いちばん実感した変化は「定着率」
今年を振り返って、
人づくり部としていちばん大きな変化だと感じているのは、
社員の定着率が上がったことです。
「人が辞めないための施策」を特別に増やした、というよりも、
一人ひとりと向き合う時間が増えた一年だったように思います。
面談の回数を重ねたり、
評価や役割の伝え方を工夫したり、
小さな違和感を早めに拾うようにしたり。
どれも地味な取り組みですが、
その積み重ねが、結果として定着率につながっていると感じています。
そしてその土台には、これまで会社を支えてきた社員一人ひとりの姿勢や積み重ねがあると感じています。
出張を通して感じた「距離が縮まった感覚」
今年は、他部署も含めて
タイ拠点や中国工場への出張が増えた一年でもありました。
その中で強く感じたのは、
以前よりも、明らかにコミュニケーションが取りやすくなったということです。
言語や文化の壁がゼロになるわけではありません。
それでも、
- 表情や空気感を知っている
- 相手の仕事環境を理解している
- 何を大事にしているかが見えている
それを知っているだけで、日々のやり取りの「温度」が変わると実感しました。
率直に話せる関係性が育ってきたことは、
人づくりの面でも、会社全体としても大きな前進だと思っています。
ユー・アンド・アースの強みは「人の質が、組織の強さになっている会社」
ここまで、
人の質がそのまま組織の強さになっている会社は、
決して偶然ではなく、これまでの意思決定や積み重ねの結果だと思っています。
人事や組織を見てきた人ほど、驚くレベルだと思います。
ただ、「優しい」「穏やか」「いい人」
──それだけでは、この会社の本質は表せないとも感じています。
ユー・アンド・アースの良さは、
もっと“強さ”を持ったものです。
それは、立場や肩書きの強さではなく、
どう人と向き合うか、どう場をつくるかという姿勢の強さだと思っています。
「他人を敵にせず、場を壊さない誠実さを共有している組織」。
これは、お金ではつくれません。
時間と、人との向き合い方でしか育たない、大切な資産だと思っています。
人づくり部として、伝えたいこと
会社が成長する中で、
負荷が大きく感じる場面や、
不安定さを感じる瞬間もあったと思います。
それでも、日々の仕事に真面目に向き合い、
会社を支え続けてくれた社員には、
人づくり部として心から感謝しています。
人づくり部は、
社員がいて初めて成り立つ、
「社員のための部署」です。
だからこそ、
人の良さをすり減らすような評価や運営にはしたくない。
この想いは、これからも変わりません。
来年に向けて
ユー・アンド・アースは、
決して「楽な会社」ではありません。
でも、
「ちゃんと見てもらえている」と感じられる会社でありたい。
そして、
人の良さと、結果の両立を本気で目指す会社でありたいと思っています。
20期という節目を越え、次の10年、20年をつくるスタートラインに立ちました。
2026年も、人づくり部として、
その土台をつくり続けていきます。
今年一年、本当にありがとうございました。
皆さま、良いお年をお迎えください。