―― Elithのこれまでの歩みと組織の変化について教えてください。
下垣内様:僕が参画した2023年当時はオフィスもなく、メンバーが6名ほど。後から聞いた話ですが、「初期に作っていたプロダクトの売上は2,000円だった」というような手探りの状態でした。
そこから、受託開発を中心に事業が拡大。当初は10社だった顧客数が気づけば50社へと伸びて、今や160社に。今期は500社を目指す形になってきています。中途採用のメンバーも増えて、現在は40名ほどの組織です。
―― 組織拡大の中、ミッション・ビジョン・バリューも都度見直されてきたのですよね?
下垣内様: はい。会社のフェーズに合わせて見直してきました。例えばミッションは、最初は「オートクチュールなAI開発」から始まり、人が増えてからは現場の実態に即して「多様な粒子(人・技術)を集結させて融合する」という言葉に。
今は、事業の広がりに合わせて「AIセーフティ・セキュリティを当たり前の世界に」に変わっています。
―― そうして事業が進む中で、どのような採用課題が出てきたのでしょうか。
下垣内様:事業が大きくなるにつれて、プロダクトや受託事業を牽引するエンジニアはもちろん、社内体制を整える情報システムのような専門人材を迎える必要が出てきました。
一方で、求める方と出会うためにスカウトを増やそうとしましたが、初期のように自発的に動いてくれる人ばかりではなく、少し受動的な方も混ざってしまうという難しさもあったんです。
片山様:Elithは学会やイベントに参加することも多いのですが、優秀な学生やリサーチャーの方と出会えても、その場の名刺交換や挨拶だけで終わってしまい…。Elithの魅力や技術的な難易度の高さを継続して届ける導線を、うまく作れていませんでした。