千葉県立成田国際高等学校 / 普通科
「正しい努力は裏切らない」部活と、3人の先生に教わったこと
高校時代、硬式テニス部に所属し、部長を務めていました。 中学ではソフトテニスをしていたのですが、高校では前衛の動き方だけでなく、シングルスや後衛でも戦えるように、フォームや動きをゼロから矯正する必要がありました。 言うまでもなく簡単なことではなく、最初は苦戦の連続。 でも、少しずつ試行錯誤しながら「今までの自分を一度壊すような感覚」で取り組んでいきました。 【支えてくれた、3人の先生たちの言葉】 私の部活人生を語る上で欠かせないのが、先生たちの存在です。 ひとり目は、数学担当の“おじいさん先生”。 いつも茨城弁で話す独特な雰囲気の方で、まとまらない考えや感情をゆっくり引き出してくれる人でした。 彼が何度も言っていたのが、「正しい練習は裏切らない」「試合後の振り返りを忘れるな」という言葉。これは、フォームの矯正や戦術を考えるとき、ずっと心の支えでした。 ふたり目は、図書館の司書の先生。テニスがとても上手で、部長になった私に、チームのまとめ方や声のかけ方を丁寧にアドバイスしてくれました。 誰かに頼ることを覚えたのもこの頃です。 そして、英語担当の若くて個性的な先生。時にはぶつかることもありました。 でもそれは、「中学時代の優等生」だった私ではなく、部長としての責任やこだわりを持つようになったからこそ、主張すべきところは譲れなかったのだと思います。受け身にならず議論するという感覚を、先生との関わりの中で少しずつ身につけていきました。 【コロナで突然の引退。それでも、胸を張れる部活だった】 2年の終わりにコロナ禍に入り、突然の休校。そして、気づけばそのまま引退。 悔しさや、やり残した思いがまったくないと言えば嘘になります。 でも、それ以上に、狭くて夏はサウナで冬や冷凍庫の部室で何時間でも一緒に話していた「濃くて、楽しかった何気ない日々」の記憶が心に残っています。 【上手くいかないとき、冷静でいられるのはテニスのおかげ】 部活で一番学んだのは、「PDCAをまわす」という考え方です。 勝てなかったときは、フォームか?戦術か?メンタルか?相手の分析か? 冷静に原因を探して次に活かす。 このプロセスは、今でも仕事やプロジェクトを進めるうえでの軸になっています。 また、上手くいかないことがあった時でも、ちゃんと気持ちを切り替えられるようになったのもテニスの影響が大きいと思っています。
