cog / グラフィックデザイナー・映像作家・視覚表現研究者
四角が行く
21_21 DESIGN SIGHT の企画展「ルール?展」で発表した作品。nomena、中路景暁さんとの共作。 「四角が行く」は、抽象的な世界の中で、ある規則(ルール)を律儀に守るものたちの「ふるまい」を鑑賞する映像作品です。主人公は3つの大きさが異なる白い箱(四角たち)。その前に穴のあいた関門(ゲート)がベルトコンベアーに乗って現れます。四角たちはそれぞれ移動し、向きを変え、パタパタと転がり、ゲートに空いた穴の形とぴったりになるようにフォーメーションを組みかえ、ゲートをくぐりぬけていきます。ずっと見ていると、四角たちが迫り来る困難に協力して立ち向かっているようにも見えてきます。 Photo:Takako Iimoto

