石川 将也

cog / グラフィックデザイナー・映像作家・視覚表現研究者

石川 将也

cog / グラフィックデザイナー・映像作家・視覚表現研究者

なるたけ手を動かして目と指の先で考えるようにしてきました

1980年生まれ。慶應義塾大学佐藤雅彦研究室を経て、2006年より2019年までクリエイティブグループ「ユーフラテス」に所属し、2020年に独立。デザインスタジオcogを設立。研究を通じた新しい表現手法の開発と、それを用いて情報を伝えるデザイン活動を行っています。独立後は「Layers of Light / 光のレイヤー」という新しい立体映像装置を用いたアート作品や、「マグネタクトアニマル」という科学玩具など、活動領域を拡げています。

この先やってみたいこと

未来

現在はアート作品として存在する「Layers of Light / 光のレイヤー」を、実用する方向にもっていくこと。そうした自分自身のプロジェクトも進めながら、コミュニケーションデザインで企業の課題解決に貢献することも続けていきたい。

cogの会社情報

cog16年間

グラフィックデザイナー・映像作家・視覚表現研究者現在

- 現在

新しい視覚表現の研究開発と、その知見を用いたデザインや映像を提案する

執筆・インタビュー出演・イベント出演等現在

ユーフラテス12年間

映像ディレクター

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歌や映像、デザインなどさまざまな表現手法を学び、コミュニケーションや映像の研究開発も行う

デイリーフレッシュ5ヶ月

デザイナー

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デザインの実務に携わる

  • ユーフラテスに出向

    ユーフラテスには最初、デイリーフレッシュからの出向という扱いで参画するようになりました。 「イデアの工場」を制作するにあたり、工場をテーマにした修士制作をつくった僕に、佐藤先生が声をかけてくれたことをきっかけに出向が決まりました。

  • デザイナーにキャリアチェンジ

    出版社を退職して、佐藤先生ともつながりのあった秋山具義さんが率いるクリエイティブプロダクション、デイリーフレッシュに転職。デザイナーにキャリアチェンジしました。 デザインの実務にはじめて携わり、難しさを感じるとともに、その作業はとても面白く魅力的に感じました。

ワークスコーポレーション7ヶ月

編集者

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編集者として、さまざまなデザインに触れることを目標にする

  • 編集的視点の大切さを知る

    デザイナーになりたいという思いはあったものの、美大卒ではないこともあり臆病になってしまい、大学院卒業後はメディアの会社に就職。デザイナーではなく編集者・記者としてキャリアをスタートしました。 当時はギンザ・グラフィック・ギャラリーなど、さまざまな場所で行われるアート展やデザイン展の取材をよくしていて、お客さんの目じゃなく取材の目で展覧会を見る機会が多かったです。 編集者という仕事自体はそんなに向いているわけじゃないと感じていましたが、編集者的な視点で物事を見たり、情報を整理していくことの大切さを学びました。

慶應義塾大学大学院2年間

政策・メディア研究科

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「新しい抽象的なアニメーション」を研究テーマに、引き続き佐藤先生の元で学ぶ

  • 「工場」をテーマに修士制作

    当時の佐藤研究会では工場見学が流行っていて、キューピーやヤクルトなどのメーカーの工場見学に行き、面白い機械の動きを見て楽しんでいました。 そんなとき、佐藤先生から「工場見学がなんでおもしろいのかを言語化しなさい。そうしないと研究にならないから」と言われたことをきっかけに、工場の「動き」が面白いことに気づきました。 そこで、ユーフラテスでの最初の仕事「イデアの工場」の前身にもなるような、とはいえもうすこし抽象的な工場に関する映像を、修士制作にすることになりました。

  • 佐藤雅彦研究室に所属

    大学から引き続き、大学院でも佐藤先生の研究室に所属。コミュニケーションデザインを勉強していました。

    -

慶應義塾大学4年間

総合政策学部

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大学2年生から佐藤雅彦ゼミに所属し、コミュニケーションデザインを学ぶ

  • 佐藤先生と出会う

    僕が入学した1999年に、佐藤先生も慶應SFCに着任され、 1、2年生向けの講義を担当されていました。 佐藤先生がこれまでつくったCMを紹介しながら、新しいものの伝え方について考えていく授業はとてもおもしろく、もっと学びたいと思うように。 2年生のときには高い倍率をくぐり抜け、佐藤先生のゼミに入ることになりました。


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