Polymorphism
紹介記事: https://liverary-mag.com/feature/66047.html ・楽譜(MusicXML)生成プログラム:Max 6 + bach 打楽器奏者が、楽譜に従って人体を叩くメディアパフォーマンス作品。 人体の打撃位置と、打撃の持続の長さを要素として持つ時系列データを楽譜と定義し、時系列データの複雑度を数値として入力すると、その数値に近い複雑度の時系列データを返すアプリケーションを実装した。アプリケーションに対して、ただの複雑度が増減する時系列データを入力すると、本作の打楽器奏者の楽譜が生成された。 打楽器奏者は、自身の演奏技術で打撃位置とリズムからなる楽譜を演奏するが、楽譜通りに演奏しても、いわゆる音楽が演奏されるわけではない。ただ楽譜に書かれた指示に従い、体を動かすことになる。 叩かれる人の顔はプロジェクターで投影され、また声がスピーカーで拡声されることで、叩かれる人体が強制的に感じてしまう個人的な不快(あるいは快感)をただただ発露している。 楽譜、打楽器奏者、鑑賞者(今回は叩かれる人)。この3者は、よくある音楽のコンサートが成立するのに必要な存在なのに、通常の音楽のコンサートの役割を果たせなくなっている。その状況の中で生まれる感覚を探す作品である。
