新拠点立ち上げへの思い。「インターネットを監視する仕事」がなぜ社会貢献につながるのか?

こんにちは!アディッシュ株式会社、人事総務部の松下です。

全国に拠点をおくアディッシュですが、この6月に、新たな拠点を札幌に立ち上げることが決まっています。今回は、その拠点づくりのメインを担うオンラインコミュニティ事業部の事業部長、吉川 敏広さんにインタビュー。札幌を選んだ理由やオンラインコミュニティ事業部の業務内容、そして吉川さんがアディッシュに入社した理由についてお伺いします。

全国に拠点をつくる目的は「リスクヘッジ」。札幌を選んだ理由とは?

――なぜ新しい拠点を立ち上げるのか、なぜ札幌を選んだのか教えてください。

吉川:拠点を立ち上げる目的は、ありがたいことに多くの企業様よりご依頼をいただいて業務拡大しているのと、より安定的にサービスを提供するためです。

私の事業部では、企業様のWebサイト(オウンドメディア)や公式SNSサイト、アプリを365日24時間体制で監視するサービスを提供しています。安心・安全なサービス提供をするためにこの監視業務は欠かせませんが、監視チームが特定の地域に集まっていると、震災などの緊急時に業務が止まってしまう可能性があります。

あるCtoCアプリの対応では、約80名の大きな監視チームを組んでいますが、現在は東京拠点に業務が集中しているため、より安定的にサービス提供をするためには拠点の分散が必要と考えていました。既存の東京以外の拠点(アディッシュは国内では仙台、福岡、沖縄に拠点があります)はスペース的なところで、今後の拡張が難しい状況でしたため、「ならば新しい場所を探して新しい拠点を作ろう」という判断に至りました。

札幌を選んだ理由は、足を運んだときに人の往来も多く活気がある印象を受けたこと、実際に東京から進出している企業さんに話を伺った際にも「人材を確保しやすい」と聞いたことが主な理由です。UターンやIターンで札幌で働きたい人たちも多いと聞きましたので、私たちもそのような場所で新たな雇用を生み出し、地域に貢献できたら嬉しいなと考えました。

不正決済や誹謗中傷を防止する「インターネットの監視業務」


――札幌拠点では、具体的にどのような業務を行うのですか?

吉川:まずは東京の業務を分散する事を考えていて、先ほど挙げたCtoCアプリであれば、ユーザーさんの投稿内容の監視です。以前は投稿の監視業務がメインでしたが、ご依頼いただく対応の範囲は広がっています。最近では、暗証番号などが流出したクレジットカードを使った「不正決済」の監視なども需要が高まっていますので、業務範囲はより拡大していく可能性が高いです。私たちはインターネット上のコミュニケーションから生じる様々な課題に対して、事業ミッションを掲げて取り組んでいます。

私たちの事業ミッションは「公益に資するインターネット」を実現することです。インターネットを使う人も使わない人も全ての人が、その恩恵を平等に受けられる世界を作りたいと考えています。

インターネットの普及率を考えると、使っていない人の方が少ないですが、情報収集はしてもSNSは使わない、書き込みはしないという人は多いと思います。例えばSNSを使っていない人が、SNS上に誹謗中傷などを書き込まれるということはありえる話しです。書き込みする側はストレス発散につながっても、その書き込みを見て不快な思いをしたり傷つく人は沢山います。本来は楽しかったり、嬉しかったりするはずのインターネット上のつながりから、このようなことが生まれるのは物凄く残念ですし、不公平なことだと思います。

――そう思います。SNSでの炎上騒ぎもよく話題になりますよね。

異なる意見や議論はあって然るべきだと思います。それに対する受け止め方、そもそもの伝え方・伝わり方が少しぎくしゃくしただけで必要以上に罵倒されて、個人情報を特定されたりするのは平等ではないと思います。

ひどい言葉を投げかける人も、同意してリツイートしてるような人たちも、自分たちの発言にちゃんと責任を持っているのかなとすごく感じるんです。

ほかにも、色々なところで企業があることないこと書かれて炎上騒ぎになったりもしていますが、そういったところを私たちがいち早く察知して企業に事実を伝えたり、リスク対策支援したりすることで、より良いインターネットを作っていきたい。ただ監視をするのではなく、きちんと社会貢献につなげたいんです。

例えばアディッシュには「スクールガーディアン」という中高生向けの事業があり、主には学校の裏サイトなどの監視を請け負います。でも、早い段階からネットに触れる子供たちのリテラシーを上げるための講座やネットいじめの早期発見、防止などのサービスも提供しているんです。サービスに、アディッシュの思いがよく表れている例だと思います。

私たちの事業部も、拠点が増え、思いに共感してくれる人たちが増えることで、「インターネット上のコミュニケーションってこうあるべきだよね」と考える人を増やしたいです。そうすれば、もっと相手のことを考えて発言もするでしょうし、インターネット上の不公平を減らせると思いますし、その周りの人たちにも思いが伝播する効果を生み出せたら嬉しいですね。

「人と向き合うことで成長できた」吉川さんがアディッシュで働く理由


――吉川さんは複数社を経験して中途入社されていますよね。なぜアディッシュを選んだのですか?

吉川:アディッシュは、初めて「人」に惹かれて入社を決めました。

私はそれまで「自分がやりたい仕事」を重視して会社を選んできていて、一緒に働く人たちをそこまで見てなかったんです。

でもアディッシュ代表の江戸をはじめ、メンバーの方々とお話したときに、「色々な高いハードルを超えてきた人たちなんだな」と強く感じましたが、一方で「気づいたら高いところまで登っていた」と自慢したり鼻にかけたりする雰囲気もなくて。こんな風に当たり前の基準が高い人たちと働いたらきっと楽しいし、その感覚が自分にもつくだろうなと思えました。

――今までとは違う軸で会社を選んだんですね。

吉川:仕事内容は勿論、魅力的でしたが一番は人でしたね。入社してからも、過去の会社ではなかったくらい「人と向き合う機会」が増えました。アディッシュには「レビュー」と呼ばれる1対1の面談が定期的に実施されていて、アルバイトスタッフも社員も関係なくそれが実施されていて、一人ひとりを歯車のように扱うことは絶対にせず、考えを伝えたり対話したりする機会があるんです。

人と向き合うって、正直すごく大変な部分もありますよね。でも相手の考えを深く知ることが、結果的に自分の視野をすごく広げてくれて、自分自身の成長にも繋がりました。自分の常識は相手の常識じゃなくて、自分では正しいと思っていることも相手にとってはそうじゃないかもしれない。

私自身、「相手に合わせたコミュニケーションを取ること」「考えや意見を否定しないこと」をポリシーにしていますし、これはアディッシュ全体でも大切にされている考えです。

――メンバーと向き合い、それぞれを尊重しながらチーム作りをしているんですね。最後に、拠点を立ち上げている今だからこそ味わえる「やりがい」を教えてください!

吉川:やっぱり「何もないところからチームを作れること」が一番の魅力ではないでしょうか。

もちろん採用にも関わってもらいますし、ゼロからチームを作ることにワクワクする人は面白いと思いますよ。チームの雰囲気が良くて、ちゃんと業務が回って仕事のレベルもアップして、クライアントに喜んでもらえるようなチームを作れたら、きっとものすごい達成感があるはずです。札幌拠点はどんな雰囲気のどんなチームになるのか、私自身も楽しみです。

チームを作るのは、小さな会社を作っているようなもの。苦しいこともあるかもしれませんが、その分やりがいがあって楽しいと思いますよ!

ーー吉川さん、ありがとうございました。

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