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クラウドサインエンジニアが実践する20%ルール

日本初のWeb完結型クラウド契約サービスとしてリリースした「クラウドサイン」は今年で3周年を迎えました。現在、導入企業は30,000社を突破し、累計契約締結件数は35万件、導入地域は世界34カ国に達しています。

そんな「クラウドサイン」を開発しているエンジニアたちは、毎月1回「Day 0 発表会」なるものを開催しています。

「20%ルール」を実践

クラウドサインのエンジニアたちは、 Googleが導入していたことで知られる「20%ルール」を導入しています。各人の20%程度の時間を内発的・主体的な開発・研究にあて、クラウドサイン事業部のメンバー全員を集めた「Day 0 発表会」で、自分の開発・研究内容を発表しています。「クラウドサイン事業部のメンバー全員」なので、もちろんセールスやマーケ、ディレクター、デザイナー、カスタマーサクセスなど、あらゆる職種のメンバーが集まります。

会議室はパンパン

「Day 0 発表会」はこれまで「ラボ発表会」という名前で開催していましたが、3周年を機に新しく追加されたクラウドサイン事業部のビジョンである「Day 0 」からとって、「Day 0 発表会」と名前を新たにしました。

ミッション・ビジョン・バリュー

クラウドサイン事業部では、独自のミッション・ビジョン・バリューを定めて大切にしています。

3周年のタイミングで追加されたのがこの2つです。

・You are ___ .
あなたはこの事業部に何を加えますか?
・DAY 0
いま、あしたを作ろう!(文化祭前日のような忙しさとワクワクを)

クラウドサインの事業責任者である橘 大地は「DAY 0」について次のように説明しました。

「DAY 1」が文化祭当日なら、「DAY 0」は文化祭に向けて準備をしているところ。文化祭当日が好きな人もいれば、その後の打ち上げが好きな人もいると思います。我々は、忙しく準備をしている「DAY 0」を楽しみたいと思い、新しいビジョンとしました。「DAY 1」に向けた「DAY 0」を皆で楽しもうってことです。この発表会もまさに「DAY 1」に向けた「DAY 0」の場。だからこれからは「Day 0 発表会」という名前にします。
クラウドサイン事業責任者 橘 大地

どうやってこのビジョンを決めていったのかなどは、橘が書いているnoteの記事をご覧ください。

SaaS事業を支える組織。クラウドサイン3周年を迎えて、カルチャー変更しました|橘大地|note
事業アウトプットが注目されますが、内部では日々アウトプットを生み出すチーム作りに勤しんでいます。事業を作り出すのは個人で、個人をエンパワーメントするチーム作りが重要なのは言うまでもありません。 ...
https://note.mu/lawyer/n/nc0d28b58fd29

ある日の発表内容

①クラウドサインとSlackの連携機能について
11月22日、クラウドサインはSlackとの連携機能をリリースしました。今後のさらなる機能拡大に向けて、今回の連携で使用していないAPIを使って試作しました!

クラウドサイン エンジニア 桑原 雄

②クラウドサインのサービス状態を確認できるようにする
クラウドサインのユーザーからいただいた「クラウドサインのサービス状態を確認したい」というご要望に応えるため、サービスの稼働状況が確認できるページを検討。こちらは今回の発表後に、きちんと運用していくことになりました。

クラウドサイン SREエンジニア 中村 哲也

③HTMLの代わりにPugを使う
HTMLだと、「閉じタグを書かなければいけない」「インデントが間違っていても動いてしまう(気づきづらい)」「そのままでは繰り返し構文が使えない」「そもそも書く量が多すぎ」など、たくさんの苦労がありますが、それをPugで解決することができないか検討。

④クラウドサインのマスコットキャラクター「カプラくん」の事業貢献を考える
11月に入社したデザイナーの笛田が、カプラくんのブランディング強化のために活用方法について検討。

こちらがカプラくん

この日は計9名から発表がありました。

これまでに、実際に発表された内容をもとに機能改善したものも少なくありません。業務に関することでもそうでないことでも、メンバーが自由な発想で開発・研究することによって、ワクワクしながら「Day 1」に向かって突き進んでいます!

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