みなさん、こんにちは!
ウィリッチBPO事業部のアシスタント、Ai(あい)です!
今回はBPO事業部の小林部長に、SV(スーパーバイザー)の仕事についてインタビューしてみました。
テーマは、「KPIが目標に届かなかったとき、優秀なSVは何を考えて、どう動くのか?」です!
数字が悪いと、どうしても焦ってしまいますよね。
「人が足りなかったのかな……」「もっとみんなに頑張ってもらわないと!」「とにかく何か改善策を打たなきゃ!」
焦ってそんなふうに動いてしまいそうですが、小林部長いわく、「数字が悪いときほど『思考の順番』がすべて」とのこと。
元SVとして現場を動かしてきた小林部長に、日頃実践している「思考の5ステップ」をじっくり聞いてみました!
目次
STEP 1|感情を切り離し、「事実」と「解釈」を分ける
インタビュアー(以下、アシスタント):小林部長、今日はよろしくお願いします!いきなりですが、朝一番で前日の数値を見て「目標に届いていない…」と気づいたとき、トップSVはまず何をしますか?
小林: まずは、「事実」と「解釈」を明確に分けることから始めます。
数字が悪いと、誰でも焦りますよね。でも、焦っている状態だと「自分に都合のいいように事実を解釈」してしまうんです。
だから、この段階では一旦原因を考えるのをやめて、本当に「数字(ファクト)」だけを見ます。前日比・前月比を追いながら、具体的にどの指標が落ちているのか、どこがボトルネックなのかを客観的なデータとして切り分けるんです。
アシスタント:「人が足りなかったのかな」とか「仕組みが悪かったのかな」と考える前に、まずはフラットに事実だけを確認するんですね。
小林: そうです。「数字が悪いから、人が足りなかったんだ」と考えている時点で、それはもう“事実”ではなく“解釈”なんです。まず事実だけを正しく見る。原因を分析するのは、そのあとです。
STEP 2|「構造・人・ツール」に分解して仮説を立てる
アシスタント: どこで数字が落ちているか(事実)が分かったら、次はどうするんですか?
小林:次は「なぜそうなったのか」の仮説を立てます。
たとえば応答率が下がっているとき、「現場の頑張りが足りなかった」で終わらせてはダメです。「構造(業務フロー)」「人(スキル・配置)」「ツール(システム)」のどこに原因があるのかを多角的に洗い出します。
一時的に電話の量が急増したのか、システムトラブルか、特定のフローでボトルネックが発生しているのか。可能性を一つずつ出していきます。
アシスタント:単純に「オペレーションのミスだ」みたいに現場のせいにしないんですね。
小林:最初に原因を決めつけてしまうと、そのあとの打つ手(改善策)が根本からズレてしまいますからね。
STEP 3|生データと空気感を確認しに「現場」へ行く
アシスタント:仮説を立てたら、次は検証ですね!データ画面をもっと深掘りするんでしょうか?
小林: いいえ、必ず「現場」を見に行きます。
いくら優秀なSVでも、管理画面の数値だけでは見えてこない事実がたくさんあります。実際の通話をモニタリングしたり、録音データを聞いたり、フロアの空気感やオペレーターの表情を確認しに行くんです。
アシスタント:実際に現場で働いている人の雰囲気も見るんですね!
小林: そうです。数字を見て立てた仮説が、現場のリアリティと合致しているか擦り合わせます。データだけで「きっとこうだろう」と判断して現場を置き去りにしないことは、ものすごく大切ですね。
STEP 4|「今すぐ打てる手」を「1つだけ」実行する
アシスタント:原因が特定できたら、いよいよ改善ですね!
小林: はい。ただ、ここにも大きなポイントがあります。改善策を考えると「あれもこれも変えなきゃ」と色々出てくるんですが、私は必ず「今すぐ打てる手を1つだけ」に絞って速攻で実行します。
小さなことでいいんです。「一時的にアナウンス(ガイダンス)を変えてみる」「特定の業務にサポートを1人つける」など、即効性のある手を1つ打つ。
アシスタント: あれもこれも一気にやらないのはなぜですか?
小林:一気にいろいろ変えると現場が混乱しますし、後から「結局どの対策が効果的だったのか」が分からなくなるからです。
だから、まずは素早く打てる手を1つ実行する。根本的なプロセスの改修などは、それとは別に計画を立ててじっくり進めればいいんです。
STEP 5|打った手の「変化」を短いサイクルでモニタリングする
アシスタント:対策を実行したら、一旦ひと安心…ですか?
小林: いやいや、ここからが一番大事です(笑)。
実行したあとは、短サイクルで変化をモニタリングします。数値はどう動いたか? 現場の状況はどう変わったか? 自分の打った手が正解だったのかを必ず検証します。対策を出して満足して終わり、ではありません。
アシスタント:「やりっぱなし」にしない、ということですね。
小林: そうです。実行して、検証して、また微調整する。この高速サイクルを回しながら、裏で根本解決の計画を進めていく。この循環を止めないことが、強いチームを作るポイントです。
分析力(ロジック)×現場力(情熱)のバランスが欠かせない
アシスタント: ここまでお聞きすると、SVの仕事ってすごくロジカルで知的な印象を受けます!小林さんが求めるSV像も、やっぱり「分析力が高い人」でしょうか?
小林: もちろん分析力はベースとして大事です。でも、ロジックだけでは絶対にダメだと思っています。
だって、私たちが一緒に仕事をしているのは「AI」ではなく「人」ですから。
数字を見てロジカルに考えることは不可欠ですが、それを現場に伝えて、チームを動かすには「熱量」が必要なんです。逆に、熱量だけで「みんな気合で頑張ろう!」と引っ張るのも違いますよね。
「ロジック」と「熱量」。 この両方のバランスが取れて初めて、現場を動かす優秀なSVになれると思っています。
数字が悪い日は、SVが一番成長できるチャンス!
アシスタント:最後に、これからウィリッチでSVを目指す方や求職者のみなさんへメッセージをお願いします!
小林: トラブルが起きたり、目標数字に届かなかったり……SVをやっていると大変な日は必ずあります。
でも私は、「数字が悪い日こそ、SVとして一番成長できる絶好の機会」だと思っています。
- 事実と解釈を分ける
- 多角的な仮説を立てる
- 現場のリアルを見に行く
- まず1つの手をとにかく早く打つ
- 変化を確認してフィードバックする
この「思考の5ステップ」を回しながら、情熱を持って人に向き合う。これさえ意識できれば、どんな困難な状況も楽しめるようになるはずです!
ウィリッチには、そうやって壁にぶつかった時も一緒に悩み、切磋琢磨できる仲間がたくさんいます。「自ら現場を良くしていきたい!」という熱い想いを持った方と、ぜひ一緒に働きたいですね。
アシスタント:小林部長、本日は勉強になるお話をありがとうございました!
📝 インタビューを終えて
「感情を切り離して事実を見る冷静さ」と「人やチームの可能性を信じる温かさ」。この両方を持っている小林部長だからこそ、どんなピンチのときでもチームを迷わせず、前進させられるのだと改めて実感しました!
ウィリッチのSVは、単に「与えられた数字を追うだけ」の仕事ではありません。
現場のリアルな課題に向き合い、思考を巡らせ、自分たちの手で仕組みとチームを育てていく仕事です。
「思考力を磨いてマネジメントに挑戦したい」
「数字だけじゃなく、現場や人としっかり向き合いたい」
そんな風に思っていただけた方と、ぜひウィリッチで一緒に働けたら嬉しいです!
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