― 係活動を通して育てた主体性と協力する力 ―
「言われればできるけれど、自分からは動かない。」
「友達と一緒に活動したい気持ちはあるけれど、何をすればいいか分からない。」
そんなお子さんはいませんか?
実は、「主体性」は「自分で頑張りなさい」と伝えるだけでは育ちません。
今回は、小集団アートクラスで一人ひとりに役割を作ることで、自分から行動する経験を増やした事例をご紹介します。
■ 「できない」のではなく、「役割が見えていなかった」
今回の対象は、小学5・6年生の3名。
3人とも友達への興味はありましたが、
- 指導員との会話が中心
- 何をすればいいか分からない
- 「言われたら動く」が習慣になっている
という様子が見られていました。
学校でも、自分から役割を見つけて動く経験はあまり多くありませんでした。
■ ポイントは「主体性を求める」のではなく、「主体的に動ける環境」を作ること
そこでアートクラスでは、
毎回、
- 挨拶係
- 日誌係
- 鉛筆係
などの役割を一人ずつ担当してもらうことにしました。
担当はホワイトボードに掲示し、
「今日はこれがあなたの仕事だよ。」
ということが一目で分かるようにしました。
■ 「ありがとう」が次の行動につながる
最初は、
「係の人、お願いします。」
という声かけで始めていました。
そして役割を果たせた時には、
「自分から動けたね!」
「ありがとう、助かったよ。」
と、行動を具体的に認めることを大切にしました。
すると少しずつ、
「言われたからやる」
ではなく、
「自分の仕事だからやろう」
という行動へ変わっていきました。
■ 3回目には、自分から動き始めた
変化が見られ始めたのは3回目頃です。
以前は、
「係の人お願いします。」
という声かけを待っていましたが、
活動内容を伝えるだけで、
自分から係の仕事を始める姿が増えてきました。
役割があることで、
「自分もクラスの一員なんだ。」
という意識も育ってきたように感じます。
■ 将来につながる力
係活動は、
単なる「お手伝い」ではありません。
そこには、
- 自分から動く
- 人の役に立つ
- 「ありがとう」と言われる
- 仲間と協力する
という、学校生活や将来の社会生活につながる大切な経験が詰まっています。
■ 保護者の方の声
保護者の方からは、
「家ではほとんどお手伝いをしないので、自分から係の仕事ができていることに驚きました。」
という声をいただきました。
また、
友達と一緒に活動できること自体が本人にとって大きな楽しみになっていることも共有し、
「まずは安心できる場所で成功体験を積むことが大切ですね。」
とご理解いただくことができました。
■ トータスキッズが大切にしていること
私たちは、
✔ 指示を待つ子を育てるのではなく
✔ 自分から考え、行動できる子を育てたいと考えています。
そのためには、
「主体性を求める」のではなく、
主体的に動ける環境を作ることが何より大切です。
■ 今後のステップ
今後は、
- 制作内容に合わせた係活動
- 子ども同士で担当を決める
- 「どうぞ」「ありがとう」など自然なやり取り
へと広げながら、
協力して活動する楽しさや、自分から行動する経験を積み重ねていきます。
■ こんなお子さんに、ぜひ来てほしいと思っています
- 言われればできるけれど、自分から動くことが少ない
- 友達との関わり方が分からない
- 集団活動に自信がない
- 主体性や社会性を少しずつ育てたい
そんなお子さんとご家族に、トータスキッズは寄り添います。
まずはご見学・ご相談から、お気軽にお問い合わせください。
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