【トータスキッズ支援事例:「できないとやめる」から「もう一回やってみる!」へ】
― 好きな教材と段階的な手助けで育てた指先の力 ―
「手先を使う課題が苦手」
「うまくいかないと、すぐにやめてしまう」
「練習させたいけれど、苦手なことなのでやりたがらない」
そんなお子さんはいませんか?
苦手なことほど、ただ繰り返し練習するだけでは「できない経験」が増えてしまうことがあります。
今回は、指先を使うことが苦手な年中のお子さんが、好きな教材と段階的な手助けによって「できた!」を積み重ね、自分で最後まで取り組めるようになった事例をご紹介します。
■ 苦手だった「ゴムかけ」
Sさんは、色彩豊かなものが大好きで、課題にも前向きに取り組めるお子さんです。
一方、指先に力を入れ続けたり、力加減を調整したりすることには苦手さがありました。
ゴムかけ課題では、ゴムを十分に広げられず、途中で外れてしまいます。
そして、うまくいかないと課題を途中でやめてしまうこともありました。
そこで考えたのが、
「どうしたら、この子がやってみたいと思えて、成功できるだろう?」
ということでした。
■ まず「やりたい!」をつくる
用意したのは、Sさんが興味を持ちやすい色鮮やかなゴム。
苦手な課題だからこそ、まずは本人が触ってみたくなる教材を選びました。
そして最初から一人でやらせるのではなく、支援者が手を添えながら、
「広げて」
「入れて」
と伝え、確実に成功できるようにしました。
できたら、すぐに、
「最後まで引っ張れたね!」
「自分で掛けられたね!」
と、できた行動を具体的に伝えます。
■ 「手伝ってできる」から「自分でできる」へ
できるようになってきたら、支援者の手助けを少しずつ減らしていきました。
① 手を添える+言葉で伝える
↓
② 言葉だけで伝える
↓
③ 手助けなしで自分でやってみる
応用行動分析(ABA)では、このように成功を助けるヒントを少しずつ減らしていくことを「プロンプトフェイディング」といいます。
大切なのは、いきなり「一人でやってみて」と任せるのではなく、できる段階を作りながら、少しずつ自立につなげることです。
■ 「失敗したら終わり」ではなくなった
約2か月の支援を続けた結果、指先に力を入れ続け、自分でゴムを掛けられるようになってきました。
さらに嬉しい変化も。
途中でゴムが外れてしまっても、
もう一度挑戦する姿が増えてきたのです。
自分なりに工夫しながら最後まで取り組む場面も見られるようになりました。
保護者の方からも、好きな教材を使うことで笑顔が増え、以前より意欲的に取り組む姿を喜んでいただいています。
■ トータスキッズが大切にしていること
苦手なことを「できるようになるまで頑張らせる」のではなく、
やってみたくなる環境をつくる。
必要なところは手伝う。
できたら手助けを少しずつ減らす。
そして「できた!」を積み重ねる。
私たちは、そんな支援を大切にしています。
「手先が不器用で心配」
「苦手なことはすぐ諦めてしまう」
「どう教えたら“できた”につながるのか分からない」
そんなお子さんとご家族に、ぜひ一度トータスキッズを知っていただけたらと思います。
まずはご見学・ご相談から、お気軽にお問い合わせください。
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困ったをできたに変える
支援の場
トータスキッズ
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