例えば、あなたがレジ担当だとします。 お客様が小切手で支払いをしようとした時、毎回店長やマネージャーを呼んで承認をもらう。 もちろん理由はあります。 不渡りによる損害を防ぐためです。 でも、お客様には 「この人は信用されていないんだな」 という印象を与えてしまうかもしれません。 そしてレジ担当者自身も、 「自分は任せてもらえていない」 と感じ、自尊心が少しずつ下がってしまいます。 一方で、不渡りのリスクや判断基準をしっかり共有し、承認する権限まで任せた店舗では、不渡りは減り、スタッフの接客も良くなったという結果があります。 情報と権限は、人を成長させるのだと思います。 これは魚屋でも同じです。 私は買い付けを任せてもらっていますが、仕入れ値や売値を十分に共有できていませんでした。 だからスタッフは、お客様に値段を聞かれるたびに私に確認しに来ます。 もし全員が魚の価値や価格を理解し、その場で自信を持って説明できたら、お客様を待たせることもなく、スタッフ自身も「任せてもらえている」という実感を持てるはずです。 考えてみると、情報を共有できていなかった理由は、仕事ではなく自分の中にありました。 「自分だけが知っていたい。」 「自分の役割がなくなるかもしれない。」 そんな恐れやプライドが、どこかにあったのかもしれません。 でも、本当に強い組織は、情報を抱え込む組織ではなく、情報が自然に流れる組織です。 情報を持つ人が強い組織ではなく、情報が流れる組織が強い組織だと私は思っています。 一人ひとりが判断できるようになれば、仕事はもっと面白くなる。 みんなが安心して挑戦でき、自尊心を高めながら働ける環境を、これからもつくっていきたいと思います。 もし私たちの考え方に共感していただけたら、お気軽にご連絡ください。
株式会社錦鮮魚木村では一緒に働く仲間を募集しています