＊こちらの記事は社内ポータルサイトで公開したものですが、当社の考えや「For A-careerらしさ」をお伝えできるのではと思い、Wantedlyでも公開しました。
社内のメンバーからも、特に大きな反響があった記事です！ぜひご覧ください^^

株式会社For A-career（以下、FAC）では、毎年年間を通して「全社テーマ」を設定しています。
6期のテーマは「fan & 1」。

前回はCOOの新原さんに、6期全社テーマ「fan&1」の意味や目的についてお聞きしました。

それを受けて今回は、えーかおキャリア事業部の金山さんに「我が事業部の『fan&1』」を語っていただきます。

＜金山さんプロフィール＞

えーかおキャリア事業部長
金山 昂太
高専卒業後、地元市役所の土木課に入庁し、3年間地元の災害復旧事業へ従事。更なるキャリアアップを求め、当時設立2年目のFAC大阪支店に入社。最速で大阪支店リーダー→支店長を経験したのちに、東京本社へ異動。子会社の責任者として新規事業にチャレンジするもサービスクローズを経験。これまでの経験を生かすべく、2022年6月からえーかおキャリア東京拠点のリーダーに着任し、2023年1月に東京拠点長、同年5月からえーかおキャリア事業部長に就任。東西4チームを統括。

金山さんが考える「fan&1」とは

ーー前回の新原さんの記事の中で、特に印象深かった言葉やメンバーにおすすめしたい箇所はありますか？

一言一句すべて大切なのでメンバーには全部しっかり読み込んで欲しいですが、その中でも特に伝えたいのはPart 3の最後の部分です。

FACにおいて、マネジメントの目的は「成果を出すこと」です。もちろん、売上を上げることは間違いなく成果ですが、お客様が喜んでくださった、お客様の事業が上手くいく様になったというのも「成果」です。

「成果」という言葉に対しての意味や目的を、今いるメンバーにはこういうふうに理解して欲しいなと思います。

ーー「​​fan&1」の意味や重要性について、金山さんはどう考えていますか？

「売り上げのためには、顧客満足度を気にせず突き進まないといけないんじゃないか？」と考える人もいるかも知れませんが、顧客満足度の高い人が一番成果があるんですよね。僕はこの3年間で学びました。

顧客満足度が低い営業は、キャンセルが発生しやすい。人材紹介のビジネスモデルだと、ご紹介した求職者の方が入社して初めてお金をいただけるので、そこに至るまでに担当している求職者が辞退したり、入社しても早期退職してしまうことが続くと、どれだけ受注を伸ばしていたとしても結果的に成果にはなりません。つまりはお客様の満足度を重視した方が、結果的に売り上げは伸びるんです。「fan」と「1」はトレードオフではなく、その両方が繋がるものだという認識を持って欲しいですね。

「1」だけを重視してお客様の気持ちを無下にしている会社はたくさんありますが、僕が見る限りどこも大して伸びていません。働いてる人間が社内向きのベクトルでばかり物事を考えているので、消極的な組織になってイノベーションも起きづらいんだと思います。

僕達の会社は1000名企業、売り上げ1000億に到達したいという大きな目標があるので、お客様の課題や業界の課題に目を向けて、市場を獲得しに行かないといけない。そのためにもお客様の満足度を重視して、全員の意識を外に外に向けるべきだと思います。

金山さんPick！えーかおキャリアの「fan & 1」体現者

ーーここからは、えーかおキャリア事業部の中で「この人こそは『fan&1』を体現している！」というメンバーを、金山さんに選んでご紹介いただきます。

うちのメンバーめちゃくちゃいいやつばっかりなんで、紹介できるのが嬉しいです！全員いいやつなんで！

1人目：蓮本 知佳さん

まずは大阪にいる蓮本です。彼女はほんとに凄くて、売り上げもほぼトップセールスなんですけど、顧客満足度も一番高いんです。入社キャンセルも少ないですし、何よりお客様に好かれてます。たくさんのお客様から「FACさんだからじゃなくて、蓮本さんが担当してくれるなら採用する」と言っていただいて売り上げを伸ばしています。

彼女はとても優しい人ですが、お客様に対して言うべきことははっきり言っています。「あなたの会社で採用が上手くいかない原因はこういうところですよ」と遠慮せずに伝える。あと、約束は絶対守るんですよ。「いつまでに何人求職者の方をご紹介します」って言ったら、絶対にそこにコミットする。そういうところで、お客様からの信頼を勝ち取っているようですね。

元々蓮本は、大手上場企業で8年間飛び込み営業を続けて、女性で唯一のシニアマネージャーにまで上り詰めた経歴の持ち主なんです。その名残で、うちに入社した直後は「fan&1」の「1」の塊みたいなタイプでした（笑）

ところが人材紹介の仕事では全く成果が出せず、その理由を自問自答する中で「お客様のことをもっと考えないといけない」と気づいてからは、CA（キャリアアドバイザー／※1）でもRA（リクルーティングアドバイザー／※2）でもトップセールスに駆け上がりました。今ではFACでもトップクラスに「fan&1」を体現してるメンバーだと思いますね。

(※1) CA（キャリアアドバイザー）…求職者側の悩みと要望をお伺いし、新しく輝く場所との橋渡しをするポジション
(※2) RA（リクルーティングアドバイザー）…求職者の方の性格や特性にあった最適な企業様を探し、存分に輝ける環境をつなぐための法人営業を担うポジション

2人目：佐藤 あずみさん

同じく顧客満足度がめちゃくちゃ高いのが、CAの佐藤あずみです。彼女が優れてるなと思うポイントは、求職者のお客様を勇気づける接し方ですね。人材紹介ってただ転職を実現するだけじゃなくて、その夢を応援しながらどういうふうに叶えられるか一緒に考えて伴走することが最大の付加価値だと思うんです。彼女はそれをとても大事にしています。

えーかおキャリアには、大手人材紹介会社さんでご紹介が難しいと言われた方たちが多くいらっしゃります。学歴や職歴に自信を持てず、それでも正社員になりたい、頑張りたいと思ってえーかおキャリアに相談に来てくださった方たちを明るく励まして、今すぐ希望する職種にはつけないとしても、どうすればそこに近づけるのか丁寧に説明するんです。

その人の夢を絶対に否定せず全力で応援して、カウンセリングで具体的なキャリアプランまで一緒に考える。だからキャンセルも本当に少なくて、結果それが売り上げという成果に表れています。

3人目：行川 権悟さん

RAで言うと、行川です。彼には元々僕が担当していたお客様を何社か引き継いだのですが、今や僕以上にその会社様への入社実績が多いんです。

行川は仕事に対する向き合い方が本当に熱くて、お客様への紹介数や紹介実績数値を死ぬ気でコミットしていますね。採用決定実績も、メンバー平均30〜40％のところ行川は脅威の80％！もし僕が人事担当だったら、確かに行川に担当してもらえたら嬉しいだろうなと思います。

彼の優れたところは、数字にコミットしたい、No.1を目指したいという気持ちが強いタイプでありながら、「fan」と「1」の加減がとても上手です。売り上げを上げたいからといってお客様に対して無理なクロージングは絶対にしないですし、電話の1本1本ですらお客様のためを思ってかけているのが伝わるんですよ。商談の場でも、お客様の課題をヒアリングしてうちじゃないと思えば「えーかおキャリアのサービスを使ってください！」とは提案しません。えーかおキャリアには直接メリットが無くてもお客様にとって最善と思える内容をお客様にご提案することで信頼を得て、結果的にご契約いただいているようです。

ーー先ほどから何度か出ている「コミット」について、さらに具体的なアクションに落とし込むと、どんなふうに言い換えられますか？

「お客様のことを考え続ける時間の多さ」ですかね。営業って、ヨミ表を眺めても書類を作成しても数字は作れなくて、お客様と向き合って価値を提供してこそ結果になります。行川はゲームが大好きなんですが、土日にバイオハザードしながら「あのお客様にまだ（求職者の方を）ご紹介できてない…やばい!!」ってずっと思ってたらしいです（笑）シンプルに、めちゃくちゃいいやつです。こういう人間はコミット力がありますし、お客様に向き合う時間の長さがヒアリングの質問の深さにも表れていて、そういうところが全て顧客満足に繋がっていると思います。

行川も蓮本と同じで、お客様に言うべきことは言える範囲で全て伝えています。例えばなかなか求職者の方をご紹介できていないお客様に対しては、「他のクライアント様の紹介フィーが80万円で、御社が70万円なので、現状だとご紹介が難しいです。80万円に上げていただけたら、こういうご提案ができます」みたいに。僕が見ていて「そこまで言うんだ！？」と思うこともあります。

他にも、採用面接を経て求職者の方の志望度が下がっていたら、行川は企業様に面接の仕方についてフィードバックしています。とにかくお客様との関わり方が深いです。

今名前を出した3名以外も、うちは全員顧客満足度を大切にするいいメンバーが揃っていて、インタビューを受けながら改めて誇らしく思います。

ーーえーかおキャリアのみなさんの「fan&1」と金山さんのメンバー愛が目一杯伝わります。ありがとうございました！

最後までご覧いただき、ありがとうございました！