こんにちは、FLUX広報の山田です!
FLUXでは、業務の属人性を排除するため、社内ツールのDX化に取り組んでいます。今回は開発本部に所属し、社内ツール開発を牽引する大城さんにインタビューしました。大手企業から業務委託を経て、FLUXにジョインした理由やFLUXの魅力、成し遂げたいことをお聞きしました。
▼この記事で分かること ・経験豊富なエンジニアがFLUXに転職を決めた理由 ・大手企業から転職することの不安とどうやって向き合ったか ・FLUXだからこその働き方
▼インタビュイー
プロダクトエンジニアリング部 アプリケーションエンジニアリンググループ
テックリード 大城一真
2011年、新卒でSIerに入社後、2013年にKLab株式会社に転職。ソーシャルゲームのWebエンジニアとして従事。
2016年、広告関連のスキルを身に付けたいと、サイバーエージェントの子会社である
株式会社シーエー・アドバンスに転職。
その後、複数のスタートアップ企業やリクルートマーケティングパートナーズなどの大手企業の経験も経た後、
副業としてFLUXにジョイン。2022年5月より、正社員に。
FLUXならではの成長の秘訣を探ってみたい ーー大城さん、本日はよろしくお願いします!まずはこれまでのキャリアを教えてください。
新卒で地元のSIerに入社後、KLab株式会社でWeb系のエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。当時はソーシャルゲームのブームで、かなり忙しく働きました。チーム開発や高トラフィックの開発スキルを身に付けることができました。今後はWeb以外のスキルも習得したいと、知り合いの紹介からサイバーエージェントの子会社である株式会社シーエーアドバンスに転職しました。大規模データやリアルタイム処理、関数型言語であるScalaなどの経験を積みました。携わっていたFacebookのパーソナライズド広告の新規プロダクトがクローズとなったタイミングで、スタートアップである株式会社メイキップに入社し、Goを使ったAPIの新規開発に携わりました。新しいことを立ち上げる面白さを感じましたね。その後、前職の紹介で株式会社LOBに転職し、テックリードとしてアドテクの開発を担当したり、リクルートマーケティングパートナーズではテックリード、チームリードとしてScalaやDDDを扱いました。
ーーFLUXを知ったきっかけを教えてください。
LOBの代表に紹介されて、リクルートマーケティングパートナーズ時代に副業として業務委託をはじめました。それ以前も副業をしていたのですが、ちょうどそのとき、契約が終了するタイミングでFLUXに携わることを決めました。 FLUXに携われるなんてラッキーだな と思いましたね。
というのもLOBでも、FLUXの一番の売上の柱であるPrebidを扱っていたんです。ただ、収益を上げることはできていませんでした。同じサービスをしていて、どこに売れる秘訣があるのか、間近で見ることができるのが楽しみでしたね。
急成長に満足しない未来を見据えたFLUXの戦略 ーーFLUXに入社を決めた理由を教えてください。
スタートアップ2社を経た後、リクルートマーケティングパートナーズに転職したところ、 自分にはやっぱりスタートアップが合っている と感じました。 技術の選定などの裁量権を持てたり、新しいことをどんどん進めていくスピード感に魅力を感じた んです。
当時のFLUXのエンジニア組織は大きくはなく、もちろん開発経験の浅い社員もいました。たとえば小宮さんは、当時は大学生インターンとして一緒に働いていました。しかし社員並みにPdMとしての役割を担っていて、僕に一生懸命指示を出してくれていたんです。その姿を見て、自分もチームづくりに関わりたい、手助けがしたいとも感じました。また、その頃のFLUXは社内ツールが開発できていないことに課題がありました。過去にSSPの管理画面を作成したことがあるため、「 私がつくってやろう! 」とおこがましい気持ちが湧いてきたんです。でも実際は、入社してみると優秀で経験豊富なエンジニアが増えていて、驚きました。
ーー大城さんのやさしさを感じるエピソードですね。転職にあたって、不安はなかったですか?
前職の同僚からは引き留められましたね。ちゃんとしたエンジニアはいるのか、ブラック企業ではないのかといった声もありました。僕自身、30代に入り子どももいるので、大企業の安定が失われることへの不安は少しありました。
でもFLUXに業務委託で約1年関わる中で、ビジネスサイドやPdMがしっかりしていることは分かっていました。 ベンチャー特有のわちゃわちゃ感はなく、すでに未来を見据えられている状態 だと感じました。ビジネスとしても、imp/bidが膨大にあり、これを利用したターゲティングなど、今後の発展も期待できそうだと感じました。また、現在SVPoEである中川さんは何度も親身に相談に乗ってくれました。事業について真摯に取り組んでいる姿勢が伝わりましたね。加えて、業務委託時代からFLUXのメンバーと一緒に、ツーリングに行ったりなど、人間関係を築けていたことも大きかったです。
FLUXにしかないバランスの良さとは
ーー現在の業務内容について教えてください。
アプリケーションエンジニアリンググループで、テックリードを務めています。これまで、社内のDX化が進んでおらず、属人化している部分が多かったのが課題でした。スプレッドシートで管理している情報もあるため、ミスが起きたこともあります。その他にも、タグの生成やGoogle Ad Managerへデータを登録するツールを実行するにはコマンドを打つ必要があり、エンジニアでなければできない状態です。これらを社内ツールの開発によって自動化し、属人性を排除したいと考えています。最終的には、ユーザーが申し込みをして利用するまでのフローをすべてシステム化できるまで、DX化を進めていきたいです。
とはいえ、現在はまだチームが立ち上がったばかりであることもあり、メンバーとコミュニケーションを取りながら、チームづくりを進めています。
ーー大城さんが感じるFLUXで働く魅力を教えてください。
メガベンチャーのような雰囲気があることが魅力の一つです。バリューの一つであるQuick & Smallの言葉だけを見たら、「とりあえずやってみよう」で深く考えずに右往左往しているイメージもあるかもしれません。しかし実際は、がむしゃらにやっているわけではなく、 理由や根拠を大事にしており、やると決めた後も誰がいつまでに何をやるか、しっかり期限を決めて取り組んでいます 。これはエンジニア視点では非常にやりやすいですね。開発にはコストがかかりますし、すべてがむしゃらに試していては、ビジネスとして成り立ちません。良いバランスがあると感じています。
また、メンバーもバランス感覚のある方が多いですね。エンジニアは技術にこだわりがちな人も多く、生産性が二の次になってしまう人も少なくありません。しかしFLUXは、技術的な正しさとコストを両方見てプロダクト設計をしています。社内ツールの開発においても、優先度が高くレバレッジが効く部分から取り組んでいます。僕自身、技術を極めるよりも、目標を持って開発したいタイプなので、このバランス感覚は嬉しいですね。
さらに、働き方も魅力的です。私は子どもがいるのですが、16-17時は保育園の迎えの時間として固定しています。この時間は仕事はしていません。しかし全体として仕事ができていれば、ほかのメンバーから何か言われることもありません。リモートで時間を効率的に使えるのは、ありがたいです。
頑張る価値のあるFLUXで属人化の排除を進めていきたい ーー今後の展望を教えてください。
今、エンジニアでなければできない仕事をエンジニア以外の方でもできるようにすること、もしくは属人化が排除できるようにシステム開発をすることが私のミッションです。今後も、Quick & Smallに、かつLevarage the teamで人を巻き込んで、チーム開発を進めていきます。また、FLUXには優秀な人が多いので、私自身もおいていかれないように、成長を続けていきたいです。
ーー自然とバリューをもとに今後の目標を語るのが印象的です・・・!
言われてみればそうですね。いつの間にか馴染んでいます。バリュー設計がよくできているからこそではないでしょうか。今後もバリューをもとに、さまざまな判断をしていきます。
ーー最後にここまで読んでくださった方へのメッセージをお願いします!
FLUXはどんどん成長していく会 社だと感じています。 頑張る価値のある会社 です。 自分なりに技術の挑戦や習得をしながら仕事を進めていく人、自分なりに仮説を持って形にできる人にはぴったりの環境 です。ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!
ーーありがとうございました!
▼今回の記事で登場した、中川さんと小宮さんの記事はこちらです!
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