こんにちは、unname代表取締役の宮脇啓輔です。
「お金を払ってまで会社の飲み会に行きたくない」という若者の主張が増え、上司も迂闊に飲み会や懇親会に誘えなくなっているのではないでしょうか。
今の若者(Z世代)も、かつての若者と思っていることは一緒だったかもしれません。弱いものが声を上げやすい世の中になったことで、意見が主張しやすくなっただけなのではないかと個人的に考えています。
そんな時代だからこそ、懇親会や宴会に関わらず、社内のイベントなどは若手社員が手を挙げて幹事を経験しておくべきだと、個人的には思っています。
今回はXでも反響を頂いた「幹事経験は早く経験する、全力でやる」についてnoteでも解説していきたいと思います。
幹事経験が主体性を育む
学生時代にキャプテンや生徒会長など、いわゆるリーダー経験が多い人は主体性が高い人が多いです。それは、もともと主体性が高かったわけではなく、責任のある立場が人の主体性や当事者意識を引き出しているのだと思っています。
もちろん社会人になっても責任感のあるポジションに就くことは可能ですが、若い頃に誰でも経験できるのが、懇親会や宴会の幹事なのです。
そして、幹事経験をたくさんしている人は、さまざまな立場の人の気持ちがわかるようになります。
「早く出欠を出してくれると助かるな」
「会費をピッタリで持ってきてほしいな」
「司会をしているときは静かに話を聞いて欲しいな」
「2次会の会場に誘導してくれる人がいるのは助かるな」
などなど、さまざまシーンでの痛みや困りごとを知ることができるのです。それを知ることで、そのような役割を担っている人に対して、誰から言われたわけでもなく協力的になることができるのです。これが主体性や当事者意識と呼ばれており、幹事経験がそれらを醸成させてくれる理由なのです。

自分が幹事になった時の協力者を増やしておきたい。だからこそ協力できる
学生時代にリーダーや責任感のある役割をやってこなかった人ほど、できるだけ早く、そして全力で幹事を経験してみてください。若い頃は上手く立ち回れなくて当たり前なので、周りの期待値が低いのも早くやるべき理由の一つになります。
二番目に踊れる社員が多い組織は強い
幹事経験をこなしている人が多い組織は、人の痛みや苦しみを理解できる人が多い組織になります。そのような理解のある人たちは、リーダーだけでなく、リーダーをリーダーにたらしめることができる二番目のフォロワーにもなれるのです。
突然ですが、こちらの動画をご覧ください。
<動画を見る時間がない方に要約を書いておくと>
・最初に一人上裸で踊るリーダーがいる
・一人で踊っている分には、ただのバカにしか見えない
・二人目に踊るフォロワーが現れて、ただのバカからリーダーに変わる
・二人目に踊るフォロワーが、他の人たちに対して踊り方を示す
・そうして3人目のフォロワーが混ざり、やがてどんどん人が集まる
・その後、踊ることにリスクはなく、踊っていない方が損に感じる
・たった一人の変人から始まった行動は、ムーブメントに変わった
つまり幹事とは、最初に言い出したり、取り組むリーダーなのです。そしてリーダーは決して一人ではリーダーになることができないのです。そこには二番目に踊ってくれるフォロワーが必要なのです。
そして幹事経験をしておくと、これを経験則的に理解することができるのです。なので、幹事経験がある社員が多いということは、リーダーにもなれるし、二番目に踊れるフォロワーにもなることができる社員が多いということなのです。
イベントが盛り上がるかどうかは、まさに二番目のフォロワーにかかっているのです。そんな人がたくさんいる組織はムーブメントに混ざる時の心理的安全性が保たれているのです。

群衆は二番目のフォロワーを見て、参加方法を知ることができる
つまり、幹事経験をしておくことで
①社員の主体性、当事者意識を引き出すことができる
②リーダーを支えるフォロワーもたくさん増える
③3人目以降のフォロワーもムーブメントの輪に加わりやすくなる
というような、個人にも組織にも双方にメリットがあるのです。
最初はイベント単位で起きていたこのムーブメントがやがて、プロジェクトや事業単位で持ち込まれ、業績の向上と熱量の高い組織づくりに繋がっていくのです。
これこそが、「幹事経験は早くやる、全力でやる」べき理由なのです。