海外チームとの仕事と聞くと、
どこかキラキラしたイメージを持たれることがあります。
確かに、国をまたいで仕事をするのは刺激的です。
でも、実態はかなり泥臭い。
ただ、その泥臭さの中にこそ、
事業のリアルがあり、学びがあります。
時差より難しいのは、「前提」が違うこと
時差自体は、正直そこまで大きな問題ではありません。
調整すれば、なんとかなります。
本当に難しいのは、前提(常識)が違うことです。
例えば、
- “報告”の文化が薄い(悪気はない)
- 決めたことが翌週には変わる(環境変化が激しい)
- 「できる」の意味が、日本と違う(条件が揃っていない)
- 仕事のスピード感が合わないことがある
ここを
「やる気がない」
「能力が足りない」
と捉えた瞬間、関係は崩れます。
大事なのは、責めることではなく、仕組みで埋めることです。d
Life Breezeが大事にしている“進め方”
Life Breezeの働き方を一言で表すなら、
**「現場起点で、仕組みに落とす」**です。
私たちは、次のことを徹底しています。
- 現場の事実を取りに行く
(写真・動画・数字・顧客の声) - 課題を小さく分解する
(今日決めること/今週やること) - 週次で回す
(報告 → 判断 → 次のアクション) - ルールとテンプレを作る
(誰がやっても再現できる形へ)
最初から完璧な計画を作るより、
動きながら型を作ることを重視しています。
工夫①|口約束をなくす。全部“書く”
海外チームと仕事をするときの鉄則は、
「会話を残す」ことです。
- 週次MTGの議事録
(決定事項/担当/期限) - KPI報告のテンプレ
- 開店準備・設備・オペレーションのチェックリスト
“言った・言わない”は、国を超えると一気に破綻します。
書くことで、
言語も文化も違う相手と共有できる「共通言語」が生まれます。
工夫②|目標は「行動量」まで落とす
「売上を上げよう」では、ほぼ動きません。
動くのは、
行動が具体的に定義されたときです。
例えば、
- チラシ配布
何枚/誰が/どこで/いつ - BtoB訪問
何件/どの業種/何を提案/記録方法 - SNS投稿
頻度/担当/素材/目的
行動量が増えると、結果が出る。
これは、日本でも、アフリカでも変わりません。
工夫③|信頼は「尊重」と「基準」の両立で作る
海外チームを尊重する。
これは、絶対に欠かせません。
ただし、遠慮して基準を曖昧にすると、
結果的に誰も幸せになりません。
だから私たちは、次を必ず言語化します。
- 期待する役割
- 守ってほしいルール
- KPIの定義
- 報告の形式
- 期限の考え方
尊重することと、基準を握ること。
この両立が、長期的な信頼につながります。
どんな人に向いている働き方か
この働き方に向いているのは、こんな人です。
- 不確実性を楽しめる
- 机上より現場、理屈より実行
- 仕組み化が好き(テンプレ・運用設計)
- 相手を尊重しつつ、基準も握れる
逆に、
- 安定した環境で働きたい
- 正解が決まっていないと動けない
という人には、正直きついと思います。
最後に|不便の数だけ、事業のチャンスがある
海外事業は、
“不便”の数だけ課題があります。
でも、その課題はすべて、
事業を前に進める余地でもあります。
現場の混乱を、構造に変える。
感覚を、仕組みに落とす。
そのプロセスそのものが、Life Breezeの仕事です。