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ワン・ステップでは、毎月全社員で本を読み合い、学びを共有する「おうちでまなぶくん」という取り組みを続けています。実はこの習慣、始まってから15年近く。
私たちの中でも最も長く続いている、いわば"文化"のような存在です。
「読書かぁ~」という声も聞こえてきそうですが、実際にやってみると、楽しんで好きな本を読んでくださいます。
5月もそれぞれのチームで本を読み、対話が生まれました。読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。
毎月の読書を通して、その人がどんなことを考えているか、どんなテーマに関心があるのか、自然と見えてきます。例えば今月、Mさんが読んでいた『行動経済学』。私自身もこの分野の知識があれば、日々の判断やマネジメントに役立つのでは?と感じ、自分でも改めて読んでみようと思いました。
また、新卒入社3年目で昨年末からサポート部門に異動したKさんが「労務管理の基礎を学びたい」と話してくれた時に贈ったのが、図解でわかりやすい「○○入門シリーズ」。
このシリーズは、研修や人材マネジメントなど幅広いテーマで構成されていて、私自身も頭の整理に役立てています。
読書を通じて得られるのは、知識だけではありません。
妻が絵本を我が子に読ませていたときに、時々言っていた言葉が私は心に残っています。
「本は心の栄養だよ」
本は受け身では読めませんし、読み進める中で、自分の価値観や感情が刺激される場面も少なくありません。
ある著者が、「話すのは一瞬。でも、本を書くには膨大な時間とエネルギーがいる。その分、本には多くのエッセンスが詰まっている」と語っていたことがあります。まさにその通りだなと、最近ますます実感しています。
それぞれが"心の栄養"になるような1冊と出会えることを願います。