「この仕事は、お客様と二人三脚。だから、お客様と一緒に採用を成功させる。そのために、応募や採用に繋がる戦略を考えるのが、私たちの仕事です」

第2回『The Big Dippers』は、首都圏エリア事業部15新卒 廣野志保さんの登場です!

廣野さんの言葉には、常に熱が伴う。『dip WAY』に掲げられた「情熱」
そのものだ。しかし、彼女が放つその熱は、烈火のような激しさはない。
「お客様のために」という信念を内に秘めた「青い炎」だ。

入社当初は決して順風満帆ではなかったという彼女が、現在、“営業の鏡”とまで言われる所以を追った。

「入社当時は、すべてが八方塞がりで(笑)。成績も上がらないし、精神的に厳しい時もありました。結果が出なかった理由ですか?そうですね……、経験値の少なさもあると思うんですけど、自分に自信が持てなかったのかな……。採用できなかったら申し訳ないという後ろめたさと、でも、営業として結果を出さなければいけないという責任が交差して、最初はどこか押し売りをしているような気持ちでした」。

 クライアントが希望する人材を確保するため、たとえ値段が高価でも採用が見込めるプランを提案したい気持ちはある。しかし、訪問先で求人募集の裏に隠された厳しい経営状況を目のあたりにすると、つい一番安価なプランが妥当だと考えてしまう。「本当にこれでいいのかな……」。そう悩み続ける廣野さんに、上司はある言葉を投げかける。

「お客様は、本当は廣野のアドバイスを待っているんだよ。それなのに、ただ金額が高いという理由だけで提案しないのは、逆にお客様に失礼なんじゃないかな」。

最初はその言葉が上手く理解できなかったという廣野さん。しかし、ある訪問先で起こった偶然の一致が、廣野さんの考えを大きく変える。

「訪問した会社の社長さんから、『広告を出した後も“こうしたら応募が増える”とかアドバイスしてくれないと、ただ掲載しただけで無駄に終わってしまう。掲載中も改善できるところはどんどん変えていくから、もっと提案してほしい』。そう言われて、初めて以前上司に言われた言葉がリンクして、ハッとしました」。

 それ以降、お客様との向き合い方が180度変わり、原稿作成は、数ある同業種との差別化を図るために、ヒアリングを重視するようになった。また、クライアントから採用条件の厳しい案件を依頼された時は、応募や採用に繋がるアイデアを考え、提案するようになったという。

「以前、イタリアンレストランから求人の依頼をいただいたんですけど、それが、“イタリア人”の採用で。イタリア人ですよ(笑)。外国人採用は初めてで、すべてが手探りでしたけど、まずは下調べをしっかり行いました。外国人の方が日本で仕事を探すとき、何を重視して、どこに注目しているのか、そして、懸念点は何か―。それをイラスト付きで項目別に分けてお客様にメールして、情報を共有しました。あと、「イタリア」と言えば、やっぱり「陽気でハッピー」なイメージ。だから、お店の“売り”になるセールスポイントをスタッフの方に伺って、『イタリアにいる気分を味わえるレストラン』というコンセプトで、楽しい職場の雰囲気が伝わるように原稿を作成したんです。それこそ、辞書を片手にイタリア語を織り交ぜながら(笑)。動画もイタリア人スタッフの方に参加いただいて、イタリア語でお店をアピールしていただきました」。

すると、実際、イタリア本土から応募があったという。

「求人を見てくださった方は、数週間後に来日を控えていたハーフの女の子で、Googleでバイトルを検索してくださって。日本人のお母様が代理で応募をされたそうです。その後、彼女の採用が決まったと聞いた時は、本当に嬉しい思いでいっぱいでした」。まさに、廣野さんの努力とアイデアが、実を結んだ結果だった。

「この仕事は、お客様と二人三脚。採用に向けて、面接や応募の対応など、実務をしてくださるのがお客様。その採用を成功させるために、戦略を考えるのが私たちの仕事。だから、私は、お客様が満足してくださる結果を信じて、自分にできる最大限の努力をしたいんです。例えば、数字を重視されるお客様には、分析データや具体的な数値でお話をする。コミュニケーション重視のお客様には、電話やメール、訪問をしっかり行って、会話中心の営業を心がける。お客様の特徴や好みはそれぞれ異なるので、準備や対応に時間がかかるのは確かです。当然、優先順位は必須になってくるので、自分のわからないことは、すぐ上司に相談したりして、仕事の効率化も意識します。でも、「採用を成功させたい」という思いは、どのお客様に対しても同じなので、これからも自分の信念を変えることはないと思います」

小気味良く答えながら、決して笑顔を絶やさない廣野さん。彼女が見せる笑顔の内には、お客様への思いが確実に存在する。それは、勢いに任せて激しさを伴う猛進的な情熱ではなく、閑寂で、赤く燃える炎より遥かに熱い。冷静と情熱のはざまで得たこれまでの経験は、少なくとも廣野さんに多くの自信と誇りを与えたに違いない。

文=金本真季 転載=小林宥太

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