正直に言います。「ほしい人」を口説く採用は、うちはしません。
「入社したい人より、ほしい人を口説け」
採用の世界では、わりと“正解”っぽく語られる言葉です。
でも私は、この言葉を最初から信用していません。
少なくとも、うちみたいな小さい会社には合わないですね。
口説かれて入る会社は、だいたい辞める
これは経験則です。
・条件がいい
・評価してくれた
・熱心に誘われた
理由は何でもいいですが、
「別にこの会社じゃなくてもいい」状態で入社した人は、だいたい辞めます。
不満が出た瞬間に、
「もっといい会社あるかも」と思ってしまうから。
うちは「御社で働きたい人」しか採りません
はっきり言います。
うちは「御社で働きたい」と思っている人しか採用しません。
だからといって、「働きたい!」と言えば誰でもOK、でもないです。
実際、かなり落とします。
見るのはスキルでも学歴でもありません。
価値観と相性だけですね。
あれこれ迷っている人は、合わない
・まだ決めきれない
・他も見てから考えたい
・一旦キープしたい
そう思うのは自然です。
でも、うちには合いません。
正直に言うと、たくさん受けて回っている学生も、あまり合わない。
決断できない人は、仕事でも決めきれません。
私は「辞めない人」と仕事がしたい
理由はシンプルです。
教育にも時間がかかるし、信頼関係もゼロから積み上げる。
だから私は、辞めない人と仕事がしたいです。
結果として、採用はほぼ初対面で決めることも多いです。
理屈より、感覚。言語化できない部分のほうが、よほど大事です。
採用は、恋愛と同じです
条件がいいから付き合う。
周りに勧められたから付き合う。
だいたい、うまくいきません。
採用も同じで、
すべてはご縁とタイミング。
「ここだ」と思える瞬間は、
実はそんなに多くない。
27卒のみなさんへ(かなり本音)
もし今、
・内定は出たけどテンションが上がらない
・安定っぽいけど、ワクワクしない
・何か違う気がしている
それ、だいたい当たってます。
無理に納得しなくていい。
自分の感覚を疑わなくていい。
うちは、誰にでも合う会社ではありません。
でも、「ここで働きたい」と即答できる人にとっては、最高に面白い会社です。
ご縁があれば、会いましょう。
なければ、それも正解です。
採用は、選考じゃなくて
相思相愛かどうかだと思っているので。