大手で10年、20年かけて役職に就く頃には、実力はついていても体力は落ちているかもしれない。
だったら若いうちから、会社と一緒に自分の権限も広げていく方が面白くないですか。
そんなことを、大河ドラマ『豊臣兄弟』を観ながら考えました。
こんにちは。モリアゲアドバイザーの山本です。
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟』、観ていますか?
歴史好きだけが楽しむ作品と思われがちですが、実はこれ、これから社会に出る学生や、将来組織を動かす立場を目指す人にこそ観てほしい内容だと思っています。
特に4/12㈰放送の「金ヶ崎の退き口」は、単なる戦国ドラマではなく、今の仕事や組織の本質にもつながる話でした。
目次
金ヶ崎の退き口とは何か
弱者は広い戦場で戦わない
うちの会社も“狭い戦場”で戦っています
信頼は“しんどい場面”で積み上がる
小さい会社だからこそ、早く権限を持てる
早く成長したい人には、きっと面白い
金ヶ崎の退き口とは何か
まず「金ヶ崎の退き口」とは、織田信長軍が朝倉・浅井軍に挟まれる危機的な状況の中で、味方本隊を逃がすために行った命がけの撤退戦のことです。
ただ逃げるのではなく、組織全体を守るために、誰かが最後尾で踏ん張る。そんな局面でした。
この話が面白いのは、そこに「戦い方」と「信頼の積み上げ方」の両方が詰まっているからです。
弱者は広い戦場で戦わない
今回特に印象的だったのが、秀吉の戦い方です。
広い場所で真正面からぶつかれば、大軍を擁する相手に飲み込まれる。だからこそ、敵の大軍が力を発揮しづらい狭い地形に誘い込んで戦う。
これは今のビジネスにもそのまま当てはまります。
大きな会社と同じ土俵で戦っても、資本力も知名度もある相手にはなかなか勝てません。だから大事なのは、「どこで戦うか」を考えることです。
広く何でもやるのではなく、自分たちが勝てる場所を選ぶ。ニッチでもいい。地味でもいい。でもそこで圧倒的に価値を出せれば、それは立派な戦略です。
うちの会社も“狭い戦場”で戦っています
私たちエンドラインも、まさにそういう考え方を大事にしています。
大手企業のように何でもできるわけではない。でもその分、スポーツ、採用、販促といった領域で、ちゃんと現場に入り込み、細かく、面倒で、でも本当に価値が出るところをやる。
派手さよりも、「誰の、どんな課題を、どう解決するか」を大切にしています。
これは逃げではなく、戦い方の設計です。小さい会社だからこそ、勝てる場所を見つけて、そこに集中する。この考え方は、仕事をするうえでもすごく大事だと思います。
信頼は“しんどい場面”で積み上がる
もう一つ、この回から学べるのが組織の話です。
秀吉が信長の信頼を得たのは、ただ有能だったからではないと思います。誰もやりたがらない“しんがり”を、自分から引き受けた。そこに価値があります。
会社でも同じです。
楽な仕事、目立つ仕事だけをやる人より、しんどい時に前に出る人の方が信頼される。トラブルが起きた時、忙しい時、空気が重い時。そういう場面で逃げずに向き合える人は強いです。
特別に口がうまくなくてもいい。最初から完璧でなくてもいい。
でも、嫌なことから逃げない人、面倒なことに一歩踏み込める人は、どんな組織でも確実に成長します。
小さい会社だからこそ、早く権限を持てる
出世は目的ではありません。
でも、役割が大きくなれば、それだけ動かせる人、予算、情報も増えます。つまり、自分が実現できることの幅が広がるということです。
うちは小さな会社です。10名もいません。
でも、小さい会社だからこそ、会社の成長と一緒に自分の役割や権限を広げていける面白さがあります。
大手企業だと、しっかりした仕組みやブランドの中で働ける一方で、大きな裁量や役職にたどり着くまで10年、20年とかかることもある。やっと責任ある立場になった頃には、実力はついていても体力は落ちてきた、なんてこともあるかもしれません。
もちろん大手には大手の良さがあります。
でも、若いうちから挑戦したい。自分の力で会社を大きくしていく感覚を味わいたい。自分の仕事の範囲をどんどん広げたい。そんな人にとっては、小さな会社には大きな会社にはない面白さがあります。
早く成長したい人には、きっと面白い
戦国時代も、今の会社も、本質はそんなに変わりません。
弱者は戦う場所を選ぶ。
信頼は苦しい場面で積み上がる。
この2つを早いうちに知っているだけで、働き方も、成長の仕方もかなり変わるはずです。
私たちの会社も、決して大きな会社ではありません。
だからこそ、どう戦うかを本気で考えています。
そして、誰が見ていなくても、しんどい場面で踏ん張れる人を大事にします。
派手な肩書きや会社の知名度だけでは見えない面白さが、仕事にはあります。
「勝てる場所を考えること」
「信頼を積み上げること」
そんな本質を学びながら働きたい人には、きっと面白い会社だと思います。