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「青春の大人を増やす」をミッションに据えて。

こんにちは、HeaR代表の大上です。 当記事では、弊社ミッション「青春の大人を増やす」に込めた想いをご紹介できたらと思います。

はじまりは、華金の愚痴

青春の大人を増やしたいと思ったきっかけは就職活動です。 この期間に一つの言葉を覚えました。

「華金」です。

自分の父は個人事業主だったので、華金という言葉も金曜日に飲む習慣も知りませんでした。 そして、就職活動中に出会った大人たちに言われました。

「華金で飲むビールがめちゃくちゃ美味しいんだよ!」 「華金のために仕事をしているようなものさ!」

就活で出会った多くの大人たちから言われました。 本当にたくさんの大人たちから。

それを聞いた僕は華金に興味が湧きました。 大人が楽しみにしている華金って、一体どんなイベントなんだ!?

大学生の頃は曜日関係なく飲んでいましたが、とある飲み会で金曜日に飲む機会がありました。 「華金に巡り会えるかも!」と、楽しみにしていたことを今でも覚えています。

金曜日の夜。 飲み屋の席に着きます。 個室ではなく、普通のテーブル席。 周りを見渡すと、いるんです。 多くのサラリーマンたちがお酒を飲んでいます。

気になって仕方がない。 「何を話しているんだ?」「どんな様子なんだ?」 友人との会話そっちのけで、念願の華金にそば耳を立てます。

「あいつ、まじうぜえ。」「仕事つまらない。早く辞めたい。」「部長の◯◯、本当に嫌い」「月曜日にならないでほしいな。」

・・・? 待て待て待て。 就職活動で出会った大人たちが楽しみにしている華金が、これなのか…??

何かの勘違いだろう。 そう思って、翌週も翌々週も、華金に飲み会の予定をぶつけて大人たちの会話をずっと聞いてました。

「あいつ、まじうぜえ。」「仕事つまらない。早く辞めたい。」「部長の◯◯、本当に嫌い」「月曜日にならないでほしいな。」

何度聞いても同じでした。全く同じ。 華金に失望すると同時に「こんな華金なんてなくなってしまえ」と思った大学3年生でした。

青春は、学生の特権ではない

それから僕は就職活動を経て、スタートアップ(サムライト)に入社します。

とても恵まれた職場でした。

優秀な先輩は多いし、仕事も楽しかったし、事業内容に社会的意義もありました。

何より良かったのは、飲み会で仕事の愚痴が一つもなかったこと。

「自分は事業をこうしていきたい!」

「会社のココが課題だから、解決していこう!」

そんなアツい話を飲み会の度にしてました。

おかげでレモンサワー3杯しか飲めなかった僕が、10杯以上飲めるようになりました。ありがとうございます(笑)

そんな充実した社会人生活を送るなか、久しぶりに学生時代の友人たちと飲むことになりました。 互いの元気な姿を見せ合えたらいいなと思い、当日を迎えます。

「あいつ、まじうぜえ。」「仕事つまらない。早く辞めたい。」「部長の◯◯、本当に嫌い」「月曜日にならないでほしいな。」

・・・。 とても悔しかったです。 自分が大好きだった友人が、自分の大嫌いな大人に近づいている。

酒の肴は仕事の愚痴か異性関係の話。 自分がいる環境と大きく違うことに、正直戸惑いと悔しさを隠しきれませんでした。

僕が「青春」にこだわるようになったのは、きっとここからです。 多くの学生は部活や文化祭、恋愛などで「青春」を経験していることでしょう。

ワクワクする。苦しいけど楽しい。時間を忘れて取り組む。

しかし社会人になると、青春と距離が生まれます。 青春と無縁になってしまいます。

楽しくない。苦しいだけ。時間が早く過ぎることを願う。

そんな社会を変えたい、と思い始めたんですよね。 青春の大人が増えない"構造"を正したい、と思い始めたんです。

青春は、学生の特権ではありません。

僕は新卒時からずっと「働くって青春だ」と感じています。 しかし、そのような大人がとても少ないことに気づきました。

何歳になってもイキイキしている。 大人になっても青春している。 そんな社会を創りたいなと思い始めたんです。

だからHeaRでは「青春の大人を増やす」をミッションに据えることを決めました。

青春の大人が増えた社会を妄想してみる

ミッションが実現していく景色に想いを馳せてみました。

  • 短期:青春の輪が広がる
  • 中期:失われた30年を取り戻す
  • 長期:100年先の日本に責任を持つ

HeaRでは青春の大人を増やす方法を「青春の輪を広げる」と表現しています。 テレビ番組「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに近いイメージです。

自分の友達を紹介して、その友達がまた友達を紹介していく。 自分の近しい人(友人・家族・恋人など)に青春が伝播して、その人にとっての近しい人に青春が伝播していく。

「仕事で青春している!」 「仕事は大変だけど、とても充実している!」

という会話がひとりふたりと増えていく、そんな輪の広がり方を目指していきます。

そして

青春の大人が増えたら、日本経済は良くなる。 これ以上「失われた30年」なんて言わせない。

青春の大人が増えたら、社会課題も減っていく。 課題先進国として世界のスタンダードを築いていく。

青春の大人が増えたら、日本の未来を担う子供たちにとってのヒーローも増える。 100年先の日本に責任を持つために、次世代に青春の輪を繋いでいく。

そんな社会を実現するべく、HeaRはこれからも青春していきます! 一緒に青春の大人を増やしましょう!

おまけ:別時代に「青春の大人を増やす」を志した2人の男性

最後に余談を。 好きな漫画の1冊「サンクチュアリ」をご紹介します。 戦乱のカンボジアで暮らしていた2人の日本人少年が日本に戻ったのち、政治とヤクザの2つの世界から「日本を変える」という目標に向かってそれぞれの道を戦う漫画です。

その漫画内で主人公とその部下の会話シーンがあります。 HeaRの「青春の大人を増やす」に近しい考え方だなと思いました(右側からお読みください)



あいつらの眼……力が無いンすよ。 ガキの眼にャア、キラキラ力が溢れているでしょう。 けどあいつらの眼……時々、死にかけのオイボレの眼を思い出すんスよ。
何でですかね… あのガキの眼が何であんな眼になっちまうんスかね。
ヒーローだよ。 今の時代、致命的な事にヒーローがいないんだ!
ヒーローイコール夢。 その夢が今の日本から消えちまった!
若いヤツらもファミコンの中にしかヒーローを見つけられない!!

日本の未来を引っ張っていく子供たちにとってのヒーローは私たち大人です。 漫画やゲームの中にいるキャラクターではなく、私たち大人です。

すなわち、僕です。HeaRの私たちです。 そして、この記事を読んでくださっているあなたです。

一緒に青春の大人を増やしましょう!

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