今回は、FBCマーケティング統括部でマーケティングを担当している 本田雄也さん をご紹介します。
クラダシではみんなから「ほんちゃん」と呼ばれて親しまれている存在です。
普段は、ECサイト「Kuradashi」のマーケティングを担当していて、どうしたら販売促進につながるのか、どうしたらKuradashiのユーザーを増やせるのか、数字を多角的に分析し、社内に施策提案を行っています。
また、2025年6月までは、クラダシの子会社クロスエッジが運営する冷凍宅配弁当ブランド「Dr.つるかめキッチン」の専任担当者として、戦略から販売・分析まで幅広く担当。さらに、この9月に展開したDr.つるかめキッチンのセカンドライン「KITCHEN Chef & Doctor」は、企画からローンチまで一貫して手掛けました。
プライベートでは最近女子プロレスにはまっていて、先日も夫婦で応援に行ってきたそうです。
マーケティングの経験を活かして、日々奔走するほんちゃんは、なぜクラダシに入社を決めたのか?クラダシでの仕事のどんなところに楽しさを感じているのか?お話を伺いました!
クラダシの他のメンバー紹介企画はぜひ「Youは何しにクラダシへ?」よりチェックしてみてください。
YOUは何しにクラダシへ?|クラダシ公式note|note社内メンバーがどんな想いでクラダシにジョインし、どんなことをしているのか。インタビューを中心に発信していきます。note.com
目次
- さまざまな業界を渡り歩き、事業を動かす経験を積む
- 余白があるから、自分の手で挑戦を形にできる環境
- 個を立てながら結果を追求できる場所
- Dr.つるかめキッチン、「KITCHEN Chef & Doctor」で学んだ、事業を育てる喜び
- 「やれることはある」と信じるなら、一歩を踏み出してほしい
さまざまな業界を渡り歩き、事業を動かす経験を積む
これまで携わってきた仕事を一言でいうと「マーケティングや事業開発を通じて、ビジネスを動かす仕事」です。
1社目は繁華街系雑誌の編集をしながら、掲載企業への販促提案を担当。
2社目はファッション系ECモールでECコンサルを担当し、売上拡大に貢献。
3社目は広告代理店で営業を経験し、年間MVPも受賞。
4社目はVtuberの広告会社の創業メンバーとして営業と事業企画を兼務。
5社目はコスメD2C企業でマーケターとして事業の立て直しに携わりました。
業界や商材はさまざまですが、「事業構造のどこに課題があるかを見抜き、そこに手を打つ」というスタンスはずっと一貫していたと思います。
転職のきっかけは、ある意味で原点回帰でした。
大学時代に地域経済を学んでいて、ゼミでは地域おこしに取り組んでいました。そのとき、「補助金や制度ではなく、ビジネスの力で地域に活気を生みたい」と考え、広告業界に進みました。10年ほど社会人経験を重ねたあと、あらためて「経済性と社会性の両立」に本気で向き合いたいと思ったとき、クラダシに出会いました。
余白があるから、自分の手で挑戦を形にできる環境
クラダシとの出会いはエージェントからの紹介でした。最初は職種でスキルを活かせる場所として紹介してもらったんです。
でも、決め手になったのは、クラダシで実際に事業を動かす現場を見たときでした。クラダシは「フードロス削減」という社会的意義を持つ一方で、ビジネスとして成立させる経済性も求められる。その両方に、自分の経験を活かして挑戦できる環境だと直感しました。
やりたいことを思い描くだけではなく、自分の手で実現できるスキルがあること。さらに、会社が目指す方向と自分が大切にしてきた価値観が重なること。「ここなら、自分の原点の想いを形にできる」と感じて、入社を決めました。
入社前は、上場企業だからある程度仕組みが整っていると思っていました。特に事業を進める手順やステップなど、型がある状態で動いているのかなと。
でも実際は、想像以上に“余白”がありました。いい意味で「まだまだ作っていける部分」が多く、自分の経験を活かして整えていける環境でした。
業務を進める上では、仕組みが未整備で戸惑うことも多々ある一方で、逆に自分の手で創っていくことができるやりがいも多くあります。
「こうあるべき」という正解が決まっていないからこそ、柔軟に責任を持って設計できる。 それがクラダシの魅力だと思っています。
個を立てながら結果を追求できる場所
率直に、僕はクラダシに入社して良かったと思っています。
それは、ただ理想の環境だから続けられているのではなく、まだまだやるべきことが多くて「やり切っていない実感があるからこそ、続けられている」というのが正直なところです。どこまでも挑戦させてもらえます。
自分らしく試行錯誤できる環境があり、ちゃんと結果を出したい人がそれぞれのやり方でチャレンジできる。そして正当に評価してもらえる。
これは、社会性を意識した会社でありつつも経済性を追い求めるクラダシだからこそだと感じています。成果にコミットすることを念頭に置いているからこそ、貪欲に挑戦しやり切ることができます。
また、クラダシでは、“個が立つこと”に寛容な空気があるのも魅力です。
尖っていても浮かないし、変わっていても排除されることはない。一人ひとりがその「個」と向き合い、いいところを引き出して活かして輪に入れてくれます。
事業においてはストイックな面もありますが、社内のカルチャーやメンバー一人ひとりは温かい面があるのも魅力です。
Dr.つるかめキッチン、「KITCHEN Chef & Doctor」で学んだ、事業を育てる喜び
僕は、入社3か月で「Dr.つるかめキッチン」の事業を担当することになりました。
正直に言うと、自分の入社歴や社会人経験の長さで考えると、一人で任せてもらえるレベルの仕事ではないと思っていました。
これまでの経験を総動員しても、正直分からないことや躓くことの方が多く、ポジティブにカオスだなと感じることもありました。
でも、知らないことを学び、形にしていく過程は本当に面白い。自分が頑張れば頑張っただけ新しい経験を積めるのは、やっぱり嬉しいですね。
そして、その経験を経て、新ブランド「KITCHEN Chef & Doctor」の立ち上げを任されました。社長直下で動くプロジェクトで、担当は社長と僕の2人。市場調査、ブランドコンセプト設計、商品づくり、試食、サイト作り……やることは山積みで、「本当に一人でやり切れるのか」と不安になるくらいの大きな挑戦でした。
一歩進んだと思ったら、外部調整が上手くいかず二歩下がるような日々もあり、時には孤独を感じたり、途方に暮れる瞬間もありました。
でも、自分の手でブランドを育てていく喜びは、何物にも代えがたい。ローンチを終えたときの達成感は、言葉では表せないくらい大きかったです。
自分の経験をフル活用しながら、また新しいことに挑戦できること。
商品に込めた想いや価値を、正しい形で消費者に届けられること。
それが、僕にとって最大のやりがいです。
また、経験やスキルなど未知数な僕に、大きな挑戦機会をくださったことは有難いと感じています。プレッシャーでもあったけれど、また一つ成長できた機会でしたし、それによって視野も広げられた。今後自分が社会に還元していくことができる幅を広げられた経験になったと感じています。
「やれることはある」と信じるなら、一歩を踏み出してほしい
「今の環境、なんか違う気がするけど、だからといってすぐに動いていいのかわからない」、そう思う瞬間って、誰にでもあると思います。転職って希望でもあるけど不安もセットですよね。正解がわからない中で選ぶのって、すごくエネルギーがいることだと思います。
でも、自分の中に「もっと力を発揮したい」とか「ちゃんと貢献できる場所で働きたい」という気持ちがあるなら、それは自分自身の変化を受け入れようとしているサインだと思います。
僕自身、「今のままで満足か?」と問いつづけた結果、クラダシを選びました。まだ道半ばですが、自分のスキルや経験で会社や社会に貢献できる環境に身を置くことで、前よりも手応えを感じられるようになりました。
踏み出すのは簡単じゃないけれど、もし今、「やれることはある」と信じているなら、その感覚はきっと間違っていない、と僕は思います。
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私たちクラダシは、一緒にフードロス削減に挑み、社会を前に進める仲間を探しています。
ミッション「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」、ビジョン「日本で最もフードロスを削減する会社」を掲げ、社会性・環境性・経済性に優れた持続可能なビジネスを展開しています。
もしこの記事を読んで、少しでも「クラダシで働いてみたい」と思っていただけた方は、ぜひ一度採用ページをのぞいてみてください。
きっと、あなたが輝けるフィールドが見つかるはずです。