「八王子の太陽」を自称し、周囲を明るく照らす平松さん。振袖業界で店長を経験した後、障害福祉の世界へ転身し、現在は就労移行ITスクール八王子の事業所リーダーを務めています。採用や入社後の研修にも携わる平松さんが、これまでのキャリアで学んだこと、障害福祉を選んだ理由、そして仲間とつくりたい職場について語ります。
目次
目指すのは、周囲を明るくできる人
―まずは現在の仕事について教えてください。
就労移行ITスクール八王子で事業所リーダーをしています。事業所の運営に加えて、採用や入社後のオンボーディング研修にも携わっています。
―「八王子の太陽」を自称しているそうですね。どのような思いを込めているのでしょうか。
太陽には、人を照らして前向きにしたり、生き物の成長を促したりする力があります。私も、周りの人が少し明るい気持ちになり、前へ進めるような関わりができる人でありたい。そんな願いを込めています。最初から自分がそういう存在だと思っているわけではなく、「そうありたい」という目標に近いですね。
振袖業界で学んだ、一人で抱え込まないリーダーシップ
―新卒では、振袖を扱う会社に入社したそうですね。
就職活動中に結婚式へ参列し、その華やかな世界に魅力を感じたことがきっかけでした。入社後は、内定者アルバイト時代に出会った店長に憧れ、「自分も店長になる」と公言していました。その方は、まさに絵に描いたようなキャリアウーマンで、私にとって目標となる存在でした。その後、2年目にサブリーダー、3年目に振袖店舗の店長を任せていただきました。
―店長として、特に印象に残っている経験を教えてください。
最も難しかったのは、売上目標を達成しながら、メンバーが働きやすい環境をつくることでした。店長になった当初は、「みんなが働きやすくなるように、自分が頑張らなければ」と、仕事を一人で抱え込んでいました。
しかし、続けるうちに、一人だけで店舗を運営することはできないと気づきました。そこで、メンバーに仕事をお願いし、力を貸してもらったときには感謝をきちんと言葉にするようにしました。結果として月間目標を達成し、チーム全員で喜び合えた経験は、今でもよく覚えています。
この経験から、働きやすさとは誰か一人が周囲を支えることではなく、お互いに力を出し合い、同じ目標へ進める環境をつくることだと学びました。
「働ける人が力を発揮できる環境」に目を向け、障害福祉へ!
―振袖業界から障害福祉へ。異なる業界に移った背景には、どのような問題意識があったのでしょうか。
店長としてシフトを組む中で、「一人が欠けただけで店舗が回らなくなる」状況を何度も経験し、人手不足を身近な問題として考えるようになりました。同じ頃、心の不調で働き続けることが難しくなった友人もいました。
それまでは人手不足を「働く人の数が足りない問題」と捉えていましたが、次第に、「働く力や意欲があっても、体調や環境によって力を発揮できない人がいるのではないか」と考えるようになりました。
そんな時、友人から「就労移行支援」という仕組みを教えてもらいました。調べる中で障害者雇用を知り、人手不足という社会課題と、働きたい人が力を発揮できる環境づくりはつながっていると感じたんです。目の前の一店舗だけでなく、「働きたい人が働き続けられる仕組み」に関わりたいと思い、障害福祉の業界へ進みました。
―その後、メンタルヘルスラボへ入社した理由を教えてください。
最初に入社した別の就労移行支援事業所で、支援の難しさと、自分自身がもっと学ぶ必要性を実感しました。転職先を探す中で出会ったのが、メンタルヘルスラボの「障害という線引きをなくす」という理念です。
私自身、障害の有無だけで人を区切ることに違和感がありました。一人ひとりが自分の力を発揮できる環境を増やし、障害に対する偏見や固定観念を少しでも減らしたい。その思いと理念が重なり、入社を決めました。
事業所運営から採用・研修まで。安心して力を発揮できる環境をつくる
―現在、仕事の中で特に大切にしていることは何ですか?
利用者さんへより良い支援を届けるためには、まず支援員が心身ともに健康で、安心して働けることが大切だと考えています。そのため、事業所リーダーとして、メンバーが困りごとを一人で抱えずに相談できる環境づくりを意識しています。
採用やオンボーディング研修に携わっているのも、その延長線上です。入社直後は、誰に何を聞けばよいのか分からず、不安になることもあると思います。そんなときに最初の相談相手となり、職場に慣れた後も「困ったら平松さんに聞いてみよう」と思い出してもらえる存在でありたいです。
面接でお会いした方と、入社後の研修で再びお会いできることは、とてもうれしいですね。採用から入社後まで一貫して関わることで、その人が安心してスタートし、持っている力を発揮できるよう支えていきたいと思っています。
一人ひとりの挑戦が、チームの成長につながる組織へ
―これから、どのようなチームをつくっていきたいですか?
まずは、メンバーが安心して働けること。そのうえで、チームとして目標を共有し、達成に向けて協力できる組織をつくりたいです。
振袖店舗の店長時代、一人で抱え込んでいた私が、仲間に頼ることでチームとして目標を達成できました。その経験は、今の仕事にもつながっています。誰か一人の頑張りに依存するのではなく、それぞれが得意なことを生かし、支え合えるチームでありたいです。
さらに、一人ひとりが興味のある分野や挑戦したい仕事に踏み出し、事業部全体で活躍の場を広げられる組織を目指しています。安心して働ける環境と、挑戦できる機会の両方をつくることが、リーダーとしての私の役割だと考えています。
カジュアル面談を考えている方へ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
カジュアル面談では、メンタルヘルスラボの仕事や就労移行支援の現場、チームの雰囲気について、私がお伝えできる範囲で率直にお話します。皆さんが会社や仕事について理解し、納得したうえで次の一歩を考える時間にできたら嬉しいです。
私自身も未経験で入った業界ですので、皆さんの不安点も聞きながら経験談をお話しできればと思います!他業界から来られる方も多く、だからこそいいシナジーを生み出してますので安心してください。次のシナジーを作ってみませんか?
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ気軽にお話ししましょう。
お会いできることを楽しみにしています。