2026年5月21日、メディフォンでは半期に一度の全社キックオフ(FY26下期)を開催しました。今回のメインテーマは、「変わらない存在意義」と「変えるべき戦い方」。AIの進化によって、事業や働き方のあり方が大きく変わろうとしている今、経営戦略の共有から部署横断のグループワークまで、未来に向けた熱い議論が交わされました。
今回は、当日の熱い様子をレポートします!
上期振り返りとコアバリュー・競争優位性の再定義
AI技術の進化により、多くの業界でこれまでの常識が大きく変わりつつあります。そんな環境下、メディフォンが改めて見つめ直したのが、「何を大切にし続けるのか」と「どのように戦い方を変えていくのか」という問いです。
キックオフの冒頭では、CEOの澤田から上期の振り返りと、メディフォンのコアバリュー「企業の軸となる価値観」と競争優位性「市場で選ばれる理由」の再定義について共有がありました。
▲CEOの澤田が上期振り返りやメディフォンのコアバリューについて熱く語る様子
メディフォンの強みは、医療機関や企業、自治体といった多様なステークホルダーの日常的な業務フローに深く入り込み、医療現場を支える基盤として機能している点にあります。
今後は「医療の信頼性・安全性」という変わらない価値を守りながら、医療DXやAX(AIトランスフォーメーション)を推進し、多様な社会を支える“医療インフラ”を目指すという方向性が改めて示されました。
開発本部からのアナウンスと社外取締役/社外CTOからのメッセージ
開発本部からは、さらなる開発組織強化に向けた取り組みの一環として「エンジニア採用ページ」の公開について紹介がありました。
▶︎エンジニア採用ページのプレスリリースはこちら
メディフォン、AI時代のエンジニア組織強化に向けた採用ページを公開
また、社外取締役/社外CTOの若狹からは、これからの組織のあり方についてメッセージが送られました。
▲社外取締役/社外CTO、若狹のスピーチの様子
「『頑張る』こと自体は決して悪いことではありません。しかし、ただ盲目的に『頑張る』だけでは、現場の辛い状況が継続するだけになってしまいます。私たちが目指すべきは、物事の構造を正しく理解し、本質的な課題を特定した上で、やるべきことを『賢くやる』ことであり、それによって仕組みとして『楽をする』ことです。」
AIが驚異的に進化している時代において、高い生産性を実現しながら、本当に価値のある業務に集中するための考え方として、印象に残るメッセージでした。実際にメディフォンではAI活用による業務効率化や開発生産性向上に向けた取り組みが各部署で進んでいます。
開発組織におけるAI活用の具体例については、ぜひエンジニアブログをご覧ください。
他部署交流「シャッフルランチ」
お昼休憩時には、部署を超えて交流を図る「シャッフルランチ」を実施しました。この企画は、「他部署のメンバーをもっと知りたい」「他部署の仕事に触れたい」という社員の声から生まれたものです。
当日はお弁当を囲みながら、普段は接点の少ないメンバー同士がフラットに対話を楽しみました。参加した社員からは、以下のようなポジティブな声が寄せられました!
『普段はなかなか話す機会のない他部署のメンバーはもちろん、いつも一緒に仕事をしている仲間ともじっくり話すことができ、とても充実した時間となりました!今回、対面で同じ時間を過ごすことができたことで、仕事を依頼するときの相手が「アイコンだけの存在」ではなくなりました。お互いの顔や人柄が見えたことで、明日からの業務依頼もぐっとしやすくなりそうです。』
▲シャッフルランチ中の様子。各グループごとに盛り上がっていました!
組織が成長し多様化していく中で、部署を越えて気軽に相談し合える関係性は、事業を前に進める大切な土台と考えています。今回のシャッフルランチでは、単なる社内交流だけでなく、日々の業務でより良い連携を生み出すために有効なコミュニケーションの場となりました。
バリュー浸透施策の成果共有
午後のセッションは、各事業部長による上期の振り返りと下期の取り組み発表からスタート。メンバーが増え組織が成長する中、部署を越えて事業の状況や課題、成長の方向性を共有・理解し合う貴重な時間となりました。
さらに、COOの山口からは、メディフォンが大切にする「5つのバリュー」策定から1年が経過した現在の浸透度について共有されました。
▲COOの山口がバリュー浸透度について発表する様子
キックオフ開催前に実施したアンケートでは、半数以上の社員が「バリューへの意識が高まった」と回答しており、単に「言葉として知っている」という段階を超えて、お互いの行動を「称え合う文化」へと確実に進化していることが示され、バリューが組織文化として着実に根付きつつあることを実感するとともに、改めて全社員でその意義を考える時間となりました。
「変わるもの・変わらないもの」を考えるグループワークセッション
キックオフの締めくくりには、当日インプットした方針や価値観を日々の行動に落とし込むためのグループワークセッションを実施しました。AI時代でも私たちが提供し続けるべき価値とは何かを深く議論しました。
【議論を深めるための問い】
- 「もし私たちのシステムや窓口が10分間止まったら、医療の現場でどんな深刻な事態が起きるか?」
- 「自分が毎日向き合っている『画面のコード』『数字の羅列』『調整のメール』の先に、誰のどんな『命』や『健やかな生活』が見えているか?」
最初は部署ごとの議論から始め、その後は部署横断のグループを結成して内容を共有し合いました。「自分たちの仕事の先にある命の重み」を再確認するとともに、「AI時代に何をやめ、何を新しく始めるべきか」「顧客の業務へどう深く入り込めるか」といった本質的なテーマについて議論を深めました。
また意見交換にとどまらず、各チームが下期に取り組む具体的なアクションや業務改善のアイデアまで落とし込む実践的なワークとなり、翌日からの業務に活かせる多くの気づきが生まれました。あるグループからは「IS(インサイドセールス)からFS(フィールドセールス)への情報連携と提案シナリオの自動準備」や「アカウントプランのAI生成と活用」といった具体的な実践アイデアなどが数多く生まれた時間となりました。今後は、月に一度開催される全社会議の場を活用し、各グループワークから生まれた具体的な実践例をアウトプットする予定です。
▲各部署に分かれてグループワークに取り組む様子
さいごに
今回のキックオフは、経営陣からのメッセージを受け取るだけでなく、一人ひとりが自らの業務や役割についてインプット・アウトプットを行う機会もあり、当事者意識が高まる有意義な時間となりました。
社員からは次のようなポジティブな声が集まりました!
- 「AI時代の生き残り方というテーマについて繰り返し言及され、グループワークで自分に引き寄せて考える時間があったことが、メンバーの意識の統一に効果的だった。」
- 「自身の所属部署で活動の解像度を上げ、異なるメンバーで発表する流れにより、自部署の対応の理解度向上と他部署の考えを同時に学ぶことができ、単なる相互理解を超えた、深い気づきと学びを得られました。」
- 「ユーザーが汎用AIを使える前提で、自社はどこに介在価値を持つのかという観点も、今後さらに検討していきたいと感じました。」
部署を超えた対話を通じて、他チームの課題やAI活用のヒントを共有し合えたことは、組織にとって大きな価値のあるイベントになったのではないかと感じました。
今後もメディフォンは「変わらない存在意義」を胸に刻みながら、「変えるべき戦い方」を一人ひとりが具体的なアクションに落とし込み、下期も全社一丸となって力強く突き進んでまいります!
▲キックオフの最後に撮影した集合写真