”おんせん県おおいた”から温泉留学へトビタテ !!【内定者ブログ・増岡】

こんにちは。株式会社ROBOT PAYMENT内定者の増岡です!内定者ブログもついに終盤に差し掛かってまいりました!第4周目はフリーテーマ。



私にしか書けないブログにしたい!という思いから選んだお題は

「おんせん県おおいたから温泉留学へトビタテ !inヨーロッパ」






2014年APU入学後から自分が思い描いていた環境と違う・・・・・・

と毎日モヤモヤしていました。



そんな中唯一楽しかったのが、別府の中心街にある立ち飲みバルでのアルバイトでした。毎晩バルにはいろんな人が集まって、人の数だけドラマがありました。18歳になる前に大学入学のために東京を出て来た私にとって、地元愛×人×ドラマが融合する場にある期間携われたことは、初めてかつ貴重な経験でした。


人と人との出会いの中で、生まれて初めて「郷土愛」を感じた気がします。


「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」というキャッチフレーズや独創的な方法で別府を有名観光地へと名を広めた別府の父:油屋熊八の銅像。


元々大分県出身で、仕事の都合で一度は都市に働きに出てみたものの、大分が恋しくなり帰って来ている人の多さに私は驚きました。自分の地元では感じたことがなかった、自分の育った故郷への愛をあらゆる所で感じました。


皆さんが心に秘めている「大分・別府が好き!もっと元気にしたい!」という思い



別府は少子高齢化が進んでおり、集客を狙うとしたら観光客をいかに取り込めるかが重要になってきます。しかし日々の業務に追われ、銀行の融資を受けることも難しい個人事業主の方たちはもどかしさを抱えていました。バルで出会った人々の何か役に立ちたい。あたたかく迎え入れてくれた大分に恩返しをしたいと思っていました。


「何か私が出来ることはないかな・・・・。」と悶々とする日々



別府にある杉乃井ホテルの棚湯。虹が見えることも!


ある時、他県からしてみるとスゴイことが、

地元では当たり前になっていることに気がつきます。


例えば・・・・

・100円で源泉掛け流し温泉に入れること

・コンビニストアより公衆浴場の方が多いエリアがあること

・世界一位の湧出量(人が入れる温泉)

(利用できない所も含めるとアメリカ・イエローストーンが第一位、別府は第二位)

これは温泉についてだけですが、他にもたくさんあります。



こんなに面白い地域性かつ豊かな資源があるのに地元の人はそれに気づかない、もしくは気づいていてもアピールの仕方が難しいのだと思いました。


ん〜もったいない!!


どうにかこのスゴイことを上手に活用したら、大分にもっと多くのお客さんが来訪して、もっと多くのお金を使いたくなる街になるのではないか、と考え始めました。


その後、ちょうど目に付いたのがトビタテ!留学JAPANの地域人材コース大分県代表の第1期生募集でした。みんなが秘めている大分県への郷土愛を代表してお伝えできるように、留学の企画書を作って行く上で色んな方に協力をして頂きました。二次面接ではおんせん県おおいたの手ぬぐいを頭に巻く勢いでなんとか代表へと選出して頂きました!

コースによりますが、海外に行ってみたい!夢を叶えたい!資金面が厳しい!様々なニーズに合わせて頑張る学生を企業や行政が応援してくれる素晴らしいプログラムです。



留学の企画を要約すると、

・ヨーロッパ特有の温泉活用方法を大分に持ち帰る

・大分のインバウンド増加のためのヒントを見つける



人気コミックから映画化されたことで「テルマエ・ロマエ」が有名になりましたが、ローマでは帝国時代から温泉が庶民の社交場かつ健康促進のためにとても重要な役割を担っていたことが分かります。

他にもヨーロッパ有数の温泉地であるドイツのバーデンバーデンなど、日本とは違う温泉活用方法を行っている土地を巡ることでヒントを見つけるのが目的でした。

上記を意識しながらイタリアを中心にヨーロッパへ視察へ行きました。

私なりにたどりついた答えは以下の2つでした。

①今あるものを後世に残していく大切さ

②湯治文化の復活




島を代表する屋外総合温泉施設、テルメ公園:ポセイドン(Poseidon)水着を着たまま浸かれるたくさんの温泉プールやリラクゼーションの設備が充実。目の前にはプライベートビーチ、蒸気や足ツボなどヘルスケアに特化しており、天国のような施設



1つずつ解説していきますね。

①今あるものを後世に残していく大切さ

当初、留学企画書を書きながら私が予想していたのは、ヨーロッパの温泉活用法を勉強して、何か新しいモノ・サービスをおんせん県大分に作り上げるプレゼンをすることでした。

しかし、イタリアをはじめ温泉地を回っていく中で強く感じたものは、その地で長く続いて来たものを後世まで引き継いでいくことの大切さでした。

イスキア島に訪れた際に泊まったホテル内のスパ


それを感じた出来事は2つあって、1つ目はイタリアの南部にあるイスキア島に訪れた時、ある廃墟に連れて行ってもらいました。同行して下さった地元の観光分野の大学教授に聞いてみると、昔は人気の温泉施設だったのに、国や島の財政が不安定になってから廃業に追い込まれてしまったというのです。決して人ごとではないと話を聞きながら思いました。いくら建物や温泉が立派でも、集客できなかったり財政面の管理が不十分だったりしたら、どんな温泉も存続は難しいです。


2つ目は日本から来た私たち日本人が惹きつけられる観光施設は、どれもその国らしさが際立つものでした。例えば、いくらイタリアで温泉活用法の良い例を発見したとしても、それはイタリアらしいから海外からの観光客から好評なのであって、それを日本・別府でそっくりそのまま再現しても、感動は薄まってしまうでしょう。

これらの理由があって、今ある日本らしい・別府らしい唯一無二の温泉を後世へと価値ある資源として残していくべきだと考えました。


別府温泉の中でも有名な竹瓦温泉。地元の方にも観光客にも愛されています。砂湯も楽しめちゃいます。


②湯治文化の復活

イタリアでは、医学部に進むと温泉用の医師免許を希望者は取ることができ、有資格者は温泉施設で湯治のような温泉を利用した医学的アドバイスをすることができるのです。病院のように患者を受診し、その症状に応じて一人一人の治療法を提案してくれます。ファンゴセラピーと言って泥湯を活用したエステのような治療も人気。半年間温泉成分と酵素などを泥に含ませて熟成させたものを、体に塗って蒸気を当てながらパックのように使っていきます。他にも3〜7日間程度、この温泉に1日何分程度入るなど個人によってカスタマイズしたコースを提案してくれるのです。

別府ではかつて戦後の戦傷者を受け入れていたこともあり、病気や傷を癒すのに温泉を利用する湯治文化が栄えていました。現在の日本の法律ではイタリアと同じようにはできないものの、少子高齢化でヘルスケア領域に注目が集まっている今だからこそ、湯治文化にニーズが高まると感じました。しかも、11種類ある泉質のうち、別府では10種類の温泉に入ることができるのです。組み合わせによって新しい楽しみ方が広がるはずです。

泥パックのイメージです。これを背中や患部に塗っていきます。



イタリアのローマ郊外でホームステイさせて頂いたホストマザー:クレオフェには大変お世話になりました。ほぼ喋れていないイタリア語と必死のジェスチャーで私の意図を汲み取ってくれて、時には喝を入れてくれ、たくさんのハグと愛情を注いでくれました。留学において、人と人とのつながりの尊さを改めて感じさせてくれたのも彼女でした。


沢山の気づきを与えてくれたクレオフェ。65歳を超えているのに、めちゃくちゃエネルギッシュでいつもおしゃれ。



おんせん県おおいたの代表として海を渡り、たくさんの知識や現地でしか分からないことを吸収することができました。百聞は一見にしかずとはまさにこのことですね。大分県出身でないのにも関わらず、留学先へと送り出してくれた関係者には心から感謝を申し上げますと共に、今後もおんせん県おおいたに社会人として最大限の還元が出来るよう努めて参ります。


留学中何かと上手くいかずに悔しい日々もありましたが、振り返ってみると自分のキャパシティをぐんと広げてくれる大きなチャンスでした。入社後、壁にぶつかった時それはむしろチャンスだと思って、食らいつくような人でありたいです!



最後までお読み頂きありがとうございました。過去の記事もぜひご覧ください!面白い記事はシェアして頂けると大変励みになります!!

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