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テクノロジーの活用で、「営業」の概念にイノベーションを起こす。元メルカリのチームリーダーがSales Markerの開発に熱中する理由とは

*2023年12月1日 追記:「CrossBorder株式会社」から「株式会社Sales Marker」へ社名変更に伴い、内容を一部修正しました。


こんにちは!CrossBorder採用広報です。

CrossBorder株式会社は企業のWeb行動からわかるニーズに基づいた、顧客起点の新しい営業手法「インテントセールス」を実現する国内で唯一のセールスインテリジェンス「Sales Marker(セールスマーカー)」を提供しています。

世界トップクラスのグローバル企業で技術を磨いたエンジニアたちが、国内唯一の「インテントセールス」を実現すべく、日々奮闘しています。

今回はメルカリから転職し、現在CrossBorderのシニアソフトウェアエンジニアとして活躍するUtkarsh Saxena(Ut)さんにお話を伺いました。


プロフィール
Utkarsh Saxena(Ut)|シニアソフトウェアエンジニア

インド工科大学ルールキー校を卒業後、メルカリに入社。Identity Platform チームにて、セキュリティとバックエンド構築に関連する業務に従事し、メルペイの新機能やメルコインのリリースに関わるプロジェクトを牽引。現在は、CrossBorder株式会社のシニアソフトウェアエンジニアとして、国内初のインテントセールスを世界中に広めるため、新機能開発に尽力。



学生時代からグローバルな舞台で挑戦し続けて

ーそれでは早速ですが、Utさんのキャリアについて教えていただけますか?

Ut はい。私のエンジニア人生は、大学時代のAndroidアプリ開発からスタートしました。元々、物事がスムーズに動くように構築することが好きだったので、どんどん開発にのめり込んでいくようになり、2017年には、リードエンジニアとして携わったプロダクトでEricsson Innovation Awards(世界各地の学生が参加し、テクノロジーを駆使してグローバルな課題に立ち向かう革新的なアイデアを競う国際コンペティション)での受賞も果たしました。私のチームが出場した年は、75カ国から907チームが参加していたので、受賞が決まった時は、本当に嬉しかったです。

大学卒業後はメルカリに入社し、認証認可を専門とするバックエンドエンジニアチームで、セキュリティとバックエンド構築に関連する業務に従事。サイバー攻撃に対する安全確保のための開発に尽力していました。メルカリは多くの個人情報を扱い、世界規模での金融取引や暗号資産事業などにも関わっているため、サイバー攻撃からの保護技術の開発は、非常に重要な仕事でしたね。

もちろん、大変な苦労も多々ありました。特に、メルコインのIDプロバイダー(SAML認証においてユーザーを認証し、認証情報を提供するシステムやサービス)に関するプロジェクトは、メルコインのリリースに合わせて進めることが非常に困難でした。しかし、チーム全員で複数のタスクを並行して効率的に進め、予定通り、メルコインをリリースできた時は、これまでにないほどの達成感でしたね。2022年からは開発ユニットのチームリーダーも務め、メルペイやメルコインの新機能リリース全体に関わるプロジェクトのマネジメントも行うようになりました。


ー学生時代から、テクノロジーという分野で世界を舞台に活躍されていたんですね。メルカリでも、開発チームリーダーとして活躍される中で、なぜ転職を考えるようになったのでしょうか?

Ut 安定した大手企業から、猛烈なスピードで急成長しているスタートアップに環境を変えて、グローバル市場でも勝負できる、インパクトのあるプロダクトをイチから作り上げてみたいという気持ちが大きくなりました。新卒当初は、確かに「働く」ことにおいて、生活の安定を求めていた部分が大きかったです。しかし、メルカリでサイドプロジェクト(本業とは別に、個人が興味を持って取り組む小規模な活動)を推進するうちに、裁量権が大きい環境で、常に新しい挑戦を続ける楽しさに気づき、スタートアップで、自分のエンジニアとしての実力を限界まで試してみたいという気持ちが大きくなりました。そんな中、出会ったのがCrossBorderでした。


ーありがとうございます。たくさんのスタートアップ企業がある中で、なぜCrossBorderを選ばれたのでしょうか?

Ut スタートアップの中でも、既に実績があり、成長のスピードが早いプロダクトの開発に携わりたかったのが大きいですね。大手企業からスタートアップへの転職というところで、正直、経済面での心配はありました。だからこそ、現時点までの実績や、プロダクト、組織の今後の成長性というところは、非常に重要視していました。

裁量権が大きく、自分の役割が会社にとって大きな影響を与えることができる組織で、今後の成長性のあるプロダクトを心から信頼できる経営陣と開発する。そんなネクストステージを思い浮かべていた私にとって、CrossBorderはまさに理想の場所でした。

若く情熱あふれる組織で人生のネクストステージへ

ー現在のCrossBorderではどんなポジションを担当しているのでしょうか?

Ut 現在は、シニアソフトウェアエンジニアとして、バックエンドやインフラ、CI/CD(ソフトウェア開発プロセスにおける自動化の手法)を担当しています。ユーザーから見えるところでは、検索画面のリデザイン、tierスコア、リードエンリッチメントなどに関わってきました。


ーなるほど。Sales Markerの心臓となるような機能を日々開発しているんですね。

Ut そうですね。毎週新機能をリリースしているので、日々自分をアップデートしていかないと、プロダクトや組織の成長に本当に追いつけないです。勢いのあるスタートアップで自分を成長させながら、様々なフェーズを実際に体感したいと思っていましたが、まさかこんなに早いとは(笑)。

私が入社した後、エンジニアの採用枠はあと 1 名のみの予定でしたが、組織の急成長に伴って実際には総勢 17 名ものエンジニアが採用されました。GoogleやLINEなど世界をリードするグローバルテックカンパニーから集まった新しいメンバーから、日々刺激をもらっています。

特に1番メンバーからの刺激を受けたのは、検索画面のリデザインプロジェクトです。当初、私にはエラスティックサーチ(高速検索を可能とする検索・分析エンジン)の知見がなかったことに加えて、設計段階にて、メンバー全員でシステム設計についての議論をあまり行っていなかったため、開発段階で多くの課題にぶつかりました。

 メンバー全員がほとんど知見のない中で、新機能開発を進めるには多くの苦労がありました。ですが、情報を共有し合い、毎日数え切れないほどの議論を重ねながら、とにかくリリースに向けて突き進み続けました。その甲斐あって、ようやくリリースできた時の達成感は半端なかったです。メンバーの新しい技術を追求し続ける姿勢には、心から尊敬の念を抱いています。

世界規模で、営業という概念にイノベーションを

ー今後、CrossBorderを通じてどのようなキャリアを築きたいのか教えていただけますか?

Ut エンジニアチームのリーダーとして、開発スキルだけでなくマネジメントスキルも磨き、世界に飛躍するようなSales Markerの成長に貢献していきたいと考えています。

テクノロジーの活用によって、従来の営業という概念にイノベーションを起こしたいです。お客様が本当にサービスを必要としているタイミングに、営業マンが適切にアプローチできる。こうした状況を提供することで、非効率な力まかせの営業をなくし、営業が感謝される世の中にしていきたい。

そのためにも、私たちのビジョンに共感してくださる仲間をもっと増やしていく必要があります。この記事を読んで、少しでも興味を持ってくださった方は、一度カジュアル面談でお話しましょう!


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