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「グロース」という組織概念を世の中に浸透させる。キーエンスで2期連続最優秀賞を取った藤井がSales Markerでグロース本部の立ち上げに奮励する理由

こんにちは!Sales Marker採用広報です。

株式会社Sales Markerは、企業のWeb行動からわかるニーズに基づいた、顧客起点の新しい営業手法「インテントセールス」を実現する国内で唯一のセールスインテリジェンス「Sales Marker(セールスマーカー)」を提供しています。

今回はキーエンスの営業職で2期連続最優秀賞を受賞した過去を経て、Sales MarkerではFS(フィールドセールス)として現場の最前線で活躍しながらグロース本部の立ち上げに尽力する、藤井さんにお話を伺いました。


プロフィール
藤井 恭|グロース本部 部長

新卒でCE(コンサルティングエンジニア)職で株式会社キーエンスに入社し、その後営業として中部地方全般を担当。在籍4年のうち、2期連続で最優秀賞を、1期でベストパフォーマンス賞(最優秀賞に次ぐ賞)を受賞。より幅広く活躍できる環境を求め、事業開発担当としてIdein株式会社に転身。経験を活かし最大顧客の営業担当をしながら、組織・事業構築全般を牽引。営業として最大顧客を担当しながら、組織構築全般を牽引。その後、CrossBorder株式会社(現 株式会社Sales Marker)を創業した荻原の誘いをきっかけに同社に参画し、営業とマーケティング組織をゼロから立ち上げ、現在もFSとして現場に出ながら、グロース本部の立ち上げに尽力。



きっかけは運⁉ キーエンスへの入社と活躍

ーそれでは早速ですが、藤井さんのキャリアについて教えていただけますか?

藤井 大学卒業後、株式会社キーエンスに入社しました。CE(コンサルティングエンジニア)職として入社後、高単価商材を扱う営業チームに配属され、運にも味方されながら2期連続最優秀賞を獲得することできました。その後、AIプラットフォームビジネスを展開するIdein株式会社へ転職し、顧客担当と組織構築全般に携わりました。並行してSales Markerの立ち上げにも参画していましたが、今ではSales Marker一本で、グロース本部の部長とFS(フィールドセールス)を担当しています。

ー内定倍率50倍以上と言われる狭き門を突破されたのは素晴らしいですね!なぜキーエンスを志望されたのですか?

藤井 本当にたまたまなんです。私は理系なので、元々大学院に行こうと思ってました。しかし、ある日試験勉強に疲れてブックオフに寄った時に、キーエンスの企業研究本を見つけて購入し、それがきっかけで入社試験を受けました。

入社するか最後まで迷ったのですが、キーエンスの人事部長とたまたま梅田の交差点ですれ違って、カフェでお話をしたご縁でキーエンスに入社することにしました。だから運が大きいかもしれないですね(笑)。

ー「藤井さんと言えば営業」というイメージがありますが、最初のポジションが営業でないのは、理系だったからなんですね。

藤井 はい。当初はCE(コンサルティングエンジニア)というポジションだったのですが、キーエンスには「まずは現場で営業経験を通じて学ぶべし」という社風がありました。自分も挑戦してみたいと思い、上長からも声掛けをいただいたので、営業職に挑戦する決意をしました。

当時売り上げが一番好調だった、中部地方の自動車を扱う部署に配属されたのですが、配属日には、先輩が夜まで営業に行っていて誰もオフィスにいないほど忙しい部署でした。当時は、キーエンスという組織についてとにかく吸収したい、ここで一番になりたいという思いで、毎日がむしゃらに営業をしていました。

「このままだと辞められなくなる」キーエンス営業2期連続最優秀賞受賞を機に転職を決意した理由

ー2期連続最優秀賞と輝かしい経歴を積まれた中で、キーエンスから転職した理由は何でしょうか。

藤井 最初からずっとキーエンスにいる気はなかったんです。ただ、5年というタイミングで辞めたのには理由があって。

1つ目は、「このままだと辞められなくなる」と思ったこと。「やるからには1位になる!」というモチベーションでずっと営業をしてきたのですが、先輩の人柄含めものすごく良い環境の中、一定評価もいただけたことで、馴れ合いを感じてしまっている自分がいました。このままだとずるずる続けてしまい、新たな環境で挑戦する機会を逃してしまうなと思ったんです。

2つ目は、コロナの影響で海外に行けなかったことですね。元々、キーエンスに就職せずに海外の大学院進学も検討していたこともあり、キーエンスに入社した時も「5年以内に海外に行かせてほしい」という希望を出していたんです。しかし、ちょうど次のキャリアを見据えるタイミングでコロナが直撃し、海外部署への道が見えなくなってしまった。モチベーションを下げて先の見えない時間を過ごすより、このタイミングで世界を変えてみようと。

ーなるほど。辞めた後はどんなことをしようと考えていたんですか?

藤井 起業したいという気持ちがあったのですが、頭でっかちなせいでなかなか踏み切れなかったんですよね。そこで、キーエンスで学んだ営業を生かせるポジションで、かつ将来起業するときに役立つであろう事業開発に関連する仕事をしたいなと考えたんです。自分の営業スキルがキーエンスの商材以外でも通じるかどうか試したかったこともあり、全く異なるプラットフォームでのビジネスをあえて選び、SaaS系の事業会社への転職を考え始めました。

Ideinでは、キーエンス時代とは全く異なるエッジAIプラットフォームという商材を、FSとして現場の最前線で売りながら、組織体制の構築も行っていました。今まで大企業で働いていた自分にとって、裁量労働制(実際の労働時間とは関係なく前もって定められた時間を労働時間とみなす制度)で働くことができるのは、非常に魅力的でしたね。この頃から、Sales Markerでも兼業という形で働き始めるようになりました。


きっかけは「OGIWAY」。キーエンス全国1位の同期とのSales Markerでの新たな挑戦

ーなるほど。藤井さんは、荻原さん(株式会社Sales Marker取締役 COO)と、キーエンス時代の同期なんですよね。

藤井 はい。実は、荻原さんとはキーエンスの内定者飲み会の時からの仲なんです。キーエンスでは別事業部だったんですが、同時に最優秀賞を獲ったりもしていて。自分がキーエンスを辞めるときに、世間話をするつもりでzoomを繋いだら、「今、こういう事業を立ち上げているんだよ」と。知らぬ間にSales Markerの事業説明の画面共有が始まり、なんだかやけに長いなと(笑)。

最終的に私もその魅力に引き込まれ「Sales Markerを売るのを手伝って欲しい」という話になっていたんですよね。私は彼の独特の勧誘手法を「OGIWAY」と名付けており、社内にも被害者がたくさんいます。(ちゃんと全員幸せになってます(笑))ぜひ皆様も体感しに面接にいらしてほしいです。

きっかけはともあれ、最終的にはSales Markerというプロダクトに未来を感じ、また経営陣の人柄とマインドに惹かれて入社を決意しました。私は今までずっと営業職として働いてきたので、営業の悩みは痛いほどわかるんですよね。だからこそ、今必要としている人に適切なアプローチができるというこのプロダクトビジョンに共感し、将来インテントセールスが浸透した世界を創ることに尽力したいと思いました。

営業マンにとって、自社の製品を心から誇りに思って売れることは本当に幸せなことなんですよね。お客様が本当にサービスを必要としているタイミングで、営業マンが適切にアプローチをする。こうした状況を提供することで、非効率な力まかせの営業をなくし、営業が感謝される世の中を作る。そんな壮大なビジョンにも惹かれて、入社を決意しました。

—そうだったんですね。なぜ、その後Sales Markerに専念して挑戦する決意をしたのでしょうか?

藤井 一緒に仕事をしていて、会社の仲間たちに人として惹かれたからですかね。経営陣の方々にも非常に信頼してもらって、多くの責任重大なプロジェクトも任せていただいて、プロダクトも心から愛せて……と、ここで挑戦しない理由がなかったからです。「このメンバーでの挑戦が失敗しても、後悔にはならない」、そう思えました。

メンバー全員が献身とプライドの塊。全員が本気のSales Marker

—なるほど。Sales Markerへは営業職で入られたんですよね。

藤井 最初は営業職で入ったのですが、そのうち「マーケティングもできるのでは?」とマーケティングの責任者も任されるようになりました。両方とも組織づくりからでしたし、Ideinでの本業をこなしながらFSとして営業をして、マーケティングもして……と、本当に忙しかったです。

だんだん社員が増えて、経験豊富な数多くのマーケターにご活躍いただけるようになったので、今度はグロース本部という新しい部署を立ち上げました。営業もマーケティングも、現場の全般的なことに最も詳しかったのが私だったので、現場全般業務のバランスをとるチームができたらいいよね、と話しているうちに色々広がり、グロース本部という新たな部署になったという感じですね。

ー入社されたとき、このスピードで会社が大きくなると想像していましたか?

藤井 会社が大きくなると信じていましたが、本当に実現できると感慨深いですよね。ただ、最初6人くらいだった時と空気感、組織の本質的な部分が全く変わっていないのがすごいと思います。おそらく、メンバー全員が献身の姿勢といい意味での内なるプライドを持っていて、その辺のバランス感覚が大きく異なる人がいないからじゃないかな、と思います。

「自分がやらなくてはいけない」という気持ちと、「人のため、チームのために動きたい」という思いでみんな働いているので、レイヤーが上の人でも現場に立ち続けているし、やれないことでもやろうとする。全員が本気だからではないでしょうか。

「グロース」という組織概念を世の中に浸透させる

ーSales Markerでのこれからのビジョンを教えていただけますか?

藤井 私の目標は、会社の成長はもちろん、それを通してグロースという組織概念を世の中に広く浸透させていくことです。グロース本部の役割は、「現場での動きを横断的に捉えてボトルネックを最速で抽出し、有効な打ち手を立案・実行する」ことです。KPIの設計から、イベントの企画まで、本当になんでもやっているイメージです。

どの企業でもきっと誰かが必要に駆られてやっていることだと思うんです。でもそれが手遅れだったり、立場的にうまくいかなかったり、やった方がいいとなんとなくわかっていることさえもできなかったりする。俯瞰的に組織を見渡して部署横断的に動く役割が、組織の最速成長には欠かせないのではないか、という仮説をもとに動いています。自社の成長を通して、これを証明していきたいですね

ー最後に、ぜひグロース本部の展望を聞かせてください!

藤井 現在は社内で認知を得て、成果も上げながら軌道に乗ってきたという段階です。今後は社外に向けての発信も行い、営業やマーケティング以外の側面でも、皆様の事業拡大のヒントになる存在に成長していきたいと考えています!

ぜひ「サービス・企業の成長を通じて、自身も大きくなっていきたい!!」という熱い想いに共感し、広い視野を持った同志にたくさん集まっていただきたいですね。


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