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経営者、投資家としての顔を持つ三浦が、なぜ今CTOとして“そばに”に参画したのか?「他の会社にはない経営陣の魅力」とは

株式会社そばにでは、クライアントのAmazon販売事業を成功に導く、ECコンサルティング事業を行っております。
約10年間Amazonを中心としたECコンサルティング事業に携わっている代表の佐藤をはじめ、コンサルタントチームも長年、Amazonでの販売を経験しております。
これらの長年積み重ねてきたノウハウを元に、Amazonだけでなく、ブランドの本質的な成長を見据えた、さらなる事業展開を行っていきます。

今回は、2022年8月から執行役員に就任した、三浦にインタビューを実施。

現在も代表を務めるグラムス株式会社を13年経営し、世界約185ヵ国のネットショップにサービスを提供していたり、数多くの大企業との取引や共同プロジェクトを行ってきた三浦が、なぜ今のそばにに入社したのか?

“そばに”や代表取締役・佐藤に感じている魅力などについて深掘りしてきました。


三浦 大助(Daisuke Miura)/ 執行役員CTO

商社の社内SEとして約10年従事し、新規事業として同社のEC事業を立上げ。
2008年:個人事業主として独立、オンラインショップ10店舗を運営。
2010年:グラムス株式会社を設立。「ZenFotomatic(ゼンフォトマティック)」ローンチ、世界約185ヵ国のネットショップに提供。社員約90名、188カ国の多国籍メンバーが在籍。
2019年:ささげ業務代行、2020年オフショアラボ型システム開発事業を立上げ
2021年:内閣官房主導プロジェクト「ビジョナリー経営2021」対象企業に選出
2022年8月:株式会社そばに 執行役員就任
2022年9月:南海電気鉄道株式会社 JAPAL事業 特命担当就任


「前線でチャレンジし続けたい」という想いと”そばに”の事業成長フェーズがリンクした

–– なぜ自社の経営もある中で、そばににジョインされることになったのでしょうか?

ファウンダー、代表としての自分の会社以外の環境でもう一度初期段階から前線でチャレンジしたいという想いと、そばにという会社のニーズがすごく良いタイミングで重なり、ジョインさせていただくことになりました。

ちょうど、グラムス株式会社という私が13年経営している会社では、私自身のプレイヤー思考が抜けず、現場にいるとどうしても口出しをしてしまい、若いメンバーの成長を妨げてしまうと感じていました。そうしたタイミングで、以前から付き合いのあった“そばに”社長の佐藤から今回の話をいただきました。

もちろん、自身の会社の経営は引き続き行い、一部の事業は今も自ら指揮していますが、会社の更なる成長のためにも、基本的には若い優秀なメンバーに任せ、何か問題があれば当然責任は持つスタンスで、できるだけ自社の実業務からは離れ、マネジメントに集中する決断をしました。

それと同時に、私は経営者でありながら、良くも悪くも常にプレイヤー思考なので、今回そばに社への参画で、自分自身がこれまでと違う環境で改めてチャレンジできるというワクワクした気持ちがありました。

また、自身が会社の代表を経験した上で、他の社長をサポートし、若い会社の成長に寄与するというミッションに魅力を感じ、佐藤との話の中で「ぜひお願いします」という形になりました。

結果、今は正直楽しくてしょうがないです。


佐藤秀平との出会いと彼に感じた魅力

–– 佐藤さんとはどのように出会ったのですか?

約6年ほど前に、某ベンチャーキャピタリストから、私の会社のビジネスとシナジーがあるんじゃないかと紹介していただき、そこから交流がはじまりました。

お互い経営者としてアライアンスパートナーであり、私のクライアントでもあり、今回”そばに”に参画させていただくことで上司と部下にもなりましたので、関係性は少々複雑になりましたね(笑)


–– 佐藤さんにはどのような印象を持たれていたのでしょうか?

シンプルに言うと、非常にバランス感覚の良い社長だと感じていました。

佐藤のことを深く知り始めたのは、互いの会社での協業を通じて、一緒に仕事をし始めてからになります。

ステレオタイプな表現かもしれないですけど、私は俗に言う開発者属性で、あまり営業が得意ではないんです。そういう私から見て、事業の作り方やクライアント/アライアンスパートナーに対する話の構築の仕方、会話の中で出てくる気の利いた返しなど、頭の回転の速さとその背景にある引き出しの多さには、当時から非常に尊敬の念がありましたね。

一人の起業家仲間として見ても、私に無いものを持っていて、勢いと着実性の双方を兼ね備えているなと感じています。

着実だからといってコンサバなわけでもなく、お客様や、事業に対するぶれない信念はありながらも、会社や事業の運営方針を状況に合わせて柔軟に変化させていくバランス感覚が素晴らしいと思います。

※ コンサバ・・・「コンサバティブ(conservative)」の略であり、「保守的」「守旧的」あるいは「無難」であるということを意味する表現。


私自身ありがたいことに、ベンチャー/スタートアップ界隈で多くの起業家や投資家の方々とご縁をいただいていますが、佐藤ほどバランス感覚の良い起業家も珍しいですね。

逆に、私はどちらかと言うとコンサバな経営スタイルなので、佐藤のそうした点は非常に尊敬していますし、ある種のジェラシーすら感じています(笑)

ただ、今回こうして佐藤の会社であるそばにに参画させていただいたことで、佐藤と私、それぞれのスタイルが保管関係になって、相乗効果を生み出せるのではないかと思っています。


クライアントへの提供価値を高めていくための、大きな2つのミッション

–– そばにでは、具体的にどんなことをされていくのでしょうか?

私自身は、これまでのキャリアを活かし、そばに社のシステム開発を指揮していく事が任務となります。

と言っても、私自身が第一線の開発者であったのはもはや10数年前ですので、私自身が設計したりコーディングするのではなく、システム開発部隊の組成とマネジメントが実際の業務となります。

また、私のキャリアとしては日本人開発者よりも海外の開発者との開発経験の方が圧倒的に多いと言う事もあって、そばにでも国籍関係無く開発者を採用していきます。
実際に、現在はベトナムのオフショア開発チームとプロジェクトを推進しながら、最近ではネパール人の開発者の採用も決まりました。

日本は良くも悪くも、教育から私生活、ビジネス界においても多くがドメスティックな思考で回っていますよね。

そばにのサービスはECに深く関連した事業です。つまり国境の無いオンライン環境でサービスを提供できるのですから、そうした意味でも、個人的なミッションとして、これからはそばに社内にマルチカルチャーな文化をつくり、可能性を国内に閉じない環境を作っていきたいと思っています。


そばにのCTOとしての私のミッションは、大きく短期と中長期に分かれています。

短期のミッションとしては、社内のオペレーション改善になります。

そばにの主な事業はコンサルティングやECの運営代行などですので、比較的に属人性の高い構造ではあるのですが、サービスクオリティーを落とさずに効率化できるところはまだまだあると考えており、現在の業務やそれらのフローを整理して、可能なところはシステム化することで、改善していきたいと思っています。

中長期のミッションとしては、自社サービス(SaaS)の開発になります。

具体的な内容については、今後プレスリリースなどで発表する予定ですのでここでは割愛させていただきますが、クライアントのEC事業をさらに成長させるための、弊社のミッション及びビジョンに沿ったサービスになります。

そばにとしては、既存の人的なコンサルティングサービスに加え、新たにソフトウェアサービスを展開することになります。これをもう一つの事業の柱とすべく、現在着々と準備に取り掛かっています。


もう一つの私個人の役割としては、そばにには将来起業を目指す若いメンバーも多いので、そうした彼ら彼女らに対し、自身がこれまで経営者として得た知見や経験をシェアし、個々や、ひいてはチーム全体の成長を促す事も求められていると思っています。

逆に、私も若いメンバーから学ぶことも多いので、とてもエキサイティングで充実しています


創業間も無い今だからこそ、より色濃く反映される経営陣の魅力

–– 他からもお声がけがあった中で、なぜそばにを選ばれたのでしょうか?

私の場合は今も自身の会社の経営をやりながらのそばに参画となりますので、いわゆる転職と言った形ではありませんが、いずれにせよ会社に入ることは恋愛や結婚に少し似ている部分があって、タイミングも重要なのではないかと思っています。

代表の佐藤自身も2社を経営しているため、事業成長のために経営のサポートを欲していたタイミングでした。

前述の通り、同じタイミングで私も自身の経営する会社から一人のプレイヤーとしては現場から少し距離を置く事を考えていたので、そうしたお互いのタイミングが重なりました。


もう一つの大きな理由としては、佐藤という一人の起業家に対して魅力を感じたということです。

そして、私自身も起業家であり、同時に投資家の端くれでもありますから、そばにと言う会社やその事業に対して、非常に高いポテンシャルを感じたことも理由の一つです。


–– そばにならではの魅力は何でしょうか?

経営者や自身で事業を運営するなどの独立経験を持つメンバーが多いことですね。

またそれによって、将来起業を目指しているメンバーが多いことも特徴かと思います。

一方で、特に独立や起業を目指しているわけではなくても、ECと言うこれからまだまだ世界的に伸び代のある業界でのコンサルティングサービスを通じて、これから世の中で求められるスキルを、様々なクライアントの事業を通じて学ぶ事ができる点も価値があると思います。


どんな会社も少なからず経営者のキャラクターが反映されるものですが、多様性あるメンバーが集まっていることにもまた、社長である佐藤のバランス感覚の良さが表れていると思いますね。

求人広告などでは、よく「風通しの良い社風」「社員間の仲が良い」などのキャッチコピーがよく見受けられます。

もちろんそばにでも役職関係なくメンバー間でいろんな相談や議論が交わされますし、それぞれがそれぞれを思いやりながら助け合って成長していっていますが、決して馴れ合いではありませんので、そこには厳しさも内包されます。


我々そばにでは、「可能性を追求し続ける。」と言うミッションと、

  • プロフェッショナルであろう。
  • 期待を超え続けよう。
  • 成長に貪欲になろう。
  • 課題に向き合い続けよう。

と言うバリューを常に全メンバーが頭に置いて、日々クライアントの事業成長にコミットしています。

そうした環境においては、例えば上長や同僚に質問をする際にも、事前に自身でできるところまで調べた上でポイントを明確にして質問するなど、自分自身の努力が前提として求められます。つまり、常に受け身で指示待ちの態勢では当然ながら成長機会は限られますし、周囲の時間を無駄に奪うことにもなりかねません。

反面、努力した結果の失敗については許容されます。もちろん、その後の分析と改善が前提ですが、成長の機会としてチャレンジは奨励されますし、先輩や上長も喜んでサポートします。

このような環境ですので、私からみても若手の成長はかなり早いと思います。

実際に、例えば18歳のインターンのメンバーはコンサルタントのサポートとして各種制作やレポーティングなどを担当していますが、自身ではIoTなどのシステム開発に興味を持っていることから、既存の様々なオペレーションの改善のために自らツールを開発したり、そのためのヒアリングを積極的に行っています。

その上でデモを制作してプレゼンし、それを周囲のメンバーがレビューし、また改善し、といったPDCAが高速に進んでおり、結果そのツールによるオペレーション改善だけでなく、彼自身がテクニカルな知見から組織での合意形成まで幅広く吸収し、週次のミーティングの度にレベルアップしていくのが明らかに見てとれます。

逆に、そうした若手へのレビューやアドバイスを行う上長や私含め役員人もまた、都度気付きを与えられ、マネジメントや若手が育つための組織作りなど、本当に学びが多い環境だと常々感じますね。


また他の例として、福岡の企業で役職を持って働いていた30代半ばのメンバーは、自身がAmazon物販を副業で運営していたことをきっかけに、それまでの身分を捨てて大阪のそばに社に飛び込んできました。

当初は自身で運営する物販事業と、クライアントへのコンサルティングと言う似て非なるアプローチが求められることに苦戦していましたが、今では自身の経験と、そばに社の他のコンサルタント達のフォローに助けられ、クライアントに対して価値が提供できるコンサルタントとして成長していっています。


昨今では、上長から部下だけでなく、若手から年長者へのリバースメンタリングというスキームを導入する企業が増えていると聞いていますが、個人的には正直そうしたことをわざわざ仕組み化して導入しなくても、そばにでは年齢もバックボーンも関係なく、お互いのリスペクトの元、厳しくも楽しく高め合っていける文化ができていると感じます。

と言うと、綺麗な採用広告のキャッチコピーにも聞こえるかも知れませんが、10年以上会社経営をしてきて、他のメンバーより一回り以上年上の私がそばにに来て、いまだに成長させていただいている実感を持てていることからも、自信を持ってそのように言えます。


リセットではなく新たな挑戦。“そばに”が求めるのは、経験を糧に急成長を支える人材

会社にはそれぞれのステージがあり、そのステージによって求める人材像も少しずつ変わっていくものだと認識しています。
そうした意味で今のそばにに合う人材は、現状の知識や技術を誇るよりも、それらを日々壊しながら再構築していくメンタリティーを持つ方だと言えると思います。

一言で言えば、謙虚さと探究心を持ち合わせる方ですかね。

学生にしろ新卒にしろ、他社で経験を積まれた方にしろ、もちろんこれまで培ってこられたアセットを完全にリセットする必要はありません。むしろ武器として大いに発揮していっていただきたい。

一方で、学生の方が社会に出る際や、社会人の方が従事する業界が変わるといった場合はもちろん、同じ業界であっても会社や組織が変わると、少なからずアジャストしていく必要はありますよね。繰り返しになりますが、それは会社にはそれぞれの文化とステージがあるからです。

無論、何か自分を殺して忖度せよと言うことでは決してありません。それでは特にコンサルティング業を主業とし、人を重視するそばににとっても、新しく参画していただく方にとってもハッピーではありません。

しかし、自らの経験や知見を組織で活かすと言うことは、押しつけではなく、順応させ昇華に導くと言うことですから、言うは易しではありますが、バランスが重要だと感じます。

また、会社のステージとしてはそばにはまだまだ若く成長途上の会社です。私のように、手触り感のある、何かを初期から作っていくことに楽しさを覚える人は、前述したバランス感覚を研ぎ澄ませつつ、苦しくも楽しく様々なプロジェクトを推進して行っていただけるんじゃないかなと思います。


そばにでは、クライアントの事業全体の成長に携わり、本質の課題に向き合う環境が整っています。

それを支えているのは間違いなく、経営陣の指し示すビジョンと、その方向に共に進む多様性ある各メンバーの、クライアントへの貢献をモチベーションとするメンタリティーです。

クライアントの本質的な成長に寄り添いたい、もっと裁量権を持って事業全体への幅広い提案をしたい、という方は弊社のECコンサルタント職とマッチするかもしれません。

少しでも今が自分のタイミングかもしれないと感じた方は、フラットな気持ちで、カジュアルに面談に申し込んできていただけると嬉しいです。

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