リーマンショックのときって、ITはどんなだったんだい?

リーマンショック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF


うん。すごかった。





とりあえずググって見た。


ソニー  (契約、派遣社員含む)を約1万6000人 ※全事業所の1割

日立製作所 再配置を含めたグローバルベースで7000人規模の人員適正化。

NEC    グループ全体で2万人を超える人員削減

東芝    期間労働者4500人規模 ※正社員は維持
      正社員1万6700人を対象に一時帰休を実施する間の副業を許可

JAL    1200人削減

ルネサスエレクトロニクス 
      5,000人の希望退職の応募に対し、7,500人近い応募。
      ターゲットは中高年、50歳を境目に退職勧奨

スクエニ  10~15%とか。※不況が直接の原因ではないかも

三洋電機  パナソニックに吸収されて消滅 本社人員約1000人を配置転換や早期退職などで100人規模に

パナソニックは三洋を2011年に完全子会社化。電池などの事業を本体に取り込む一方、冷蔵庫や洗濯機、デジタルカメラ事業など重複する分野を売却した。三洋に残る事業は米小売り大手ウォルマート・ストアーズ向けに供給しているテレビ事業と、子会社の三洋テクノソリューションズ鳥取(鳥取市)で手掛ける電子機器などの開発・販売。年間売上高は2000億~3000億円程度にとどまるもよう。北米でのテレビ事業は分離か生産縮小する方向で検討する。鳥取の子会社は他社に売却する方向で、複数社と交渉に入る。この結果、本社以外で働く約1500人も3年内に10分の1に減らす。


富士通  早期退職などで海外2000人、国内3000人と合計5000人規模を削減。またこれとは別に
     4500人を、新会社や事業譲渡に伴って転籍することも計画している。

シャープ 希望退職を2,000人募り、3,000人の応募 (2012)
     45歳から59歳の国内社員3,234人 (2015)

パナソニック 2011年~12年度にかけ、グループ全体で10%従業員を削減
      能力関係なく一律50歳という年齢で区切っていたとか?


うん。ヤバいね。ヤバいよ。
特に電機はマジやばかった。リーマン後も円高が首を絞め続けてた。






当然ながら、当時のIT業界でも仕事がなくなった!
数少ない大規模案件も、受注金額の安さのためか、国外にオフショアされていく・・・。(円高もある)
大炎上案件とわかっている、当時の特〇庁のプロジェクトに技術者をアサインするしかないと言う。

実は、仕事が無いとはいいつつも、【Java・設計者・若い】とかの売れ線の技術者であれば
単価を極端にさげれば仕事はあったのだ。
それは、『売れ線ではないタイプの技術者』の仕事を奪っているに他ならなかったが。

電機関連企業がアレな為、CやC++の仕事は本当になかった。経験十分な30歳前後の技術者でも
仕事が無い状態。スマホの本格上陸でガラケーの仕事が無くなったタイミングでもあり、その方向
に特化してた企業はかなりの大ダメージを受けたと思う。

新規の案件がない為か、サーバー構築の仕事が無くなった。(仮想化・Linuxはあった)
運用側の予算は残った為、運用者がリリースされてくる事は少なかったが。

運悪くこのタイミングでプロジェクトが終了(もしくは凍結)となって帰社した技術者に対して、
リストラの嵐が吹き荒れる事となる。特に『売れ線ではないタイプの技術者』を中心に。

※実は、メモリ管理の経験があるC系の技術者はAndroidへの転向が容易であったし、UNIX系の構築
 技術者はソシャゲのLinuxサーバの仕事があったはずなのだが、転向に成功した技術者の経歴書を
 ほとんど見る事がない。 それだけのペースでリストラを実施する必要があったのだろうと思う。


ロースキル系の人材の扱いはとてもひどいもので、リーマン前に400名の会社が1年後にバッサリ150名くらいになっていたり、調子こいたゲーム系商流の要望に答えた見た目の良い女性(20代)のみ応募可の
『容姿端麗案件』
なるものが横行したり。


しまいには、『顔写真必須』とか言い出す奴が現れだして。

デリ〇ルじゃねんだよ!

気に入らなかったらチェンジかこの野郎!


営業の私も一回、実家に撤退することになるのだった。




さて。


リーマンショックの発端はサブプライムローンなどのバブルだったわけだが、実は結構前から日本のTVでも危険性は指摘されてて、ほとんどの金融機関や企業は危険な資産を持とうとしなかったんだ。
そういうわけで、国内へのダメージはそれほど予測されていなかった。

ところが、いざバブルがはじけてみると、どうにも説明がつかない範囲で高レベルのダメージを受けた。アメリカの購買力が落ちて、円高が加わって、日本の製造業がダメージを受けたのはわかるが、それだけではどうにもおかしい。

国内企業がいっせいに投資をストップし、一気に守りに入った事によって経済が循環せず、結果的にダメージを広げる事になった、ある種パニック的な側面があるんじゃないかと、個人的には思っている。


現在においても、平均給与が上がっていかないのは、国内大手のリスク回避志向が大きく影響してるんじゃないかねえ・・・。


こう考えると、100年に一度の大不況と言われているが、国内においてはそれに近いものが再度おきてもおかしくないんじゃないだろうか。近くの国の不動産バブルも、すでにはじけてるしね。
おまけにSI業界、20年以降の大規模案件が見えてないときている。
(当時も、大規模のU〇J案件が終わったあとで、微妙に仕事が無いタイミングだった。)


そんななかでもソシャゲとスマホアプリの需要があったので、ロースキルではないPHPとJavaの技術者は大半逃げ切ったたはず。技術トレンドに対応し続ける必要性を本気で感じさせられた。
iPhone3の時点でもう、ガラケーが市場を維持できるワケがなかった。それでもメーカーはガラケーに
固執した。それに下請けも追従した。その結果と言えなくもない。

気にしてない人は、もうすこし、気にしたほうがいい。


今、なんぼか需要があっても、そのタイミングで需要が無かったら、意味が無い。
リストラは、その層に対して、実施される。



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