「知識を独り占めしない」—コンサルグループが毎週続ける、学び合いの場「Try & Share MTG」
「知識を独り占めしない」—コンサルグループが毎週続ける、学び合いの場「Try & Share MTG」
毎週金曜日の16時~17時、コンサルグループのメンバーが集まって、1人15分(発表10分+Q&A5分)のショートプレゼンを3〜4本聞く 「Try & Share MTG」という取り組みを行っています。
テーマは自由で、発表者が設定します。
クライアント案件で試してうまくいったこと、失敗したけど学びがあったこと、最近気になったツールの使い方、仕事をスムーズにする小さなTipsなどなど。
「完璧じゃなくていい。途中段階の仮説でも、小ネタでも、失敗談でも。」というスタンスで、今期からスタートしたこの取り組み。
今日はこの取り組みの背景と、私たちがこのMTGを大切にしている理由をお伝えできればと思います!
なぜはじめたのか—企画の背景と想い
UNCOVERTUTH(以下UT)はデータの収集・統合から戦略活用まで、企業のマーケティング活動を、顧客視点で支援する会社です。 コンサルグループのメンバーは、日々様々なお客さまのマーケティング課題に向き合っています。
それぞれが案件に集中する日々の中で、ふとこんな課題を感じていました。
「隣の席の人が何を試しているか、意外と知らないかもしれない。」
Aさんがうまく使えたフレームワーク、Bさんが失敗から得たナレッジ、Cさんが発見したツールの活用術——それが個人の中に留まったまま、共有されない状態になっていることがありました。また、UTは中途入社のメンバーが多く、前職の経歴もバラバラです。マーケティング業界出身の人、ITコンサルの経験者、営業出身の人、エンジニアバックグラウンドの人。それぞれがまったく違う「引き出し」を持っています。
経験や前職から学んだその多様な知恵を、もっとチーム全体の力にしたい!
そこから生まれたのがTry & Share MTGです。
これまでのテーマを1部ご紹介
過去取り上げられたテーマの1部をご紹介します。
- 「構造化の考え方について」
- 「AIが広げた可能性と危険性」
- 「思考の往復横跳び」
- 「課題解決の型」
- 「提案資料の作り方と失敗談—進め方・情報デザイン編」
- 「SEO・マーケ観点から見たWebサイトの初期調査・改善策の建て方」
どれも情報のソースがあるわけでななく、自分たちが経験した実話です。
参加していると、「そんな視点があったのか」という発見が毎回あります。
発表者も、聞く側も成長できる場に
この取り組みには3つのポイントがあります。
① ナレッジの循環によるチームのレベル底上げ
個人が持っている知見をシェアすることで、チーム全体がインプットを得られる。一人の学びが、チームの学びになる。
② アウトプット力・プレゼン力の強化
「人に伝える」ために情報を整理し、話す。この経験が、日々のクライアント対応にも活きてきます。「発表するから、ちゃんと考える」という循環です。
③ 失敗を知ることの重要性
うまくいったことだけじゃなく、「こうやったらうまくいかなかった」という話も大切なナレッジです。失敗談を堂々と話せる場をつくることで、同じ轍を踏まないチームになれる。
聞く側のスタンスも大切にしており、評価する場ではなく自分が学ぶ場にするという意識をもって参加してもらっています。「途中段階でもOK、仮説ベースでもOK」—そういう雰囲気があるからこそ、発表者も安心して話すことができています。
参加者の声
参加者に発表者として感じたこと、聞く側で感じること それぞれ聞いてみました!!
【発表者として感じたこと】
・自分の挑戦してみたことを共有することで、人に伝えるための情報整理ができ、
またそのおかげで自分の理解にも役立った。
・業務において社内に還元できることがないか、常にアンテナをはる意識がついた。
・普段は言語化せず頭の片隅に置いているような気づきや知見でも、
発表として落とし込むことで、今後仕事していく上で大事な指針にできる。
その意味でとても有益なものになった。
・自分がなんとなくで行動・判断していたことを、整理して言語化することで、
定着にも繋がった 。
【聞く側として感じること】
・どの発表者も発表の準備に手を抜いていると感じたことがなく、
1人1人が日頃学んだことに真剣に向き合っていると感じた 。
・自分にない視点や、自分が状況的に得づらい知識を知り、視野が広がった 。
・自分だけではインプットしきれない情報を得ることができるのでとても知見が
広がる。そこから興味があることを深堀したり、「分からないことはこの人に
聞けばいいんだ」といったルートも確保できるのがとても良い。
発表者にとってはもちろん、聞き手にとっても非常に有意義な時間になっているようでした!
これからの展望について
知見を「個人に閉じない」こと。これが、私たちがこの活動を続けていきたい1番の理由です。
自分が持っている知識をオープンにすることで、自分自身の思考が整理され、深まる。それが個人の成長につながる。さらに、チーム全体に広がることで会社の資産になっていく。そして、その蓄積がクライアントへのより良いアウトプットとなって返っていく。
個人の成長 → チームの成長 → クライアントへの還元。そのサイクルを回し続けること。
まだはじまったばかりの取り組みですが、毎週少しずつ、チームに「学びの文脈」が積み重なっていく感覚があり、今後も続けていきたいと考えています。