Engagement Tribe(エンゲージメント事業部)でSalesを務める川染。
旅行会社やスタートアップでのキャリアを経て、現在はウォンテッドリーが提供する福利厚生プラットフォーム『Perk(パーク)』の普及を牽引する中核メンバーです。
激変する福利厚生市場において、単なる「営業」の枠を超える成長をしたという彼女。顧客の組織課題に深く踏み込む提案や、現場の声をプロダクトへ還元する事業開発視点を大切にしています。
「愛せるプロダクトを、必要とする組織へ届けたい」
そんな彼女が、変化の激しい新規事業の最前線で見出した成長の指標と、チームで大切にしている文化の裏側に迫ります。
川染 愛のプロフィール - Wantedly
好きだからこそ、届けたい。2度の「予期せぬ別れ」が教えてくれたこと
「自分がそのプロダクトを本当に好きで、自信を持ってお客様にお勧めできるか。それが、私のキャリアにおける唯一にして最大の軸なんです。」
そう語る川染の言葉には、社会人経験を通じて変わらない信念があります。ウォンテッドリーでEngagement TribeのSalesとして歩み出すまで、彼女は2度の「予期せぬ別れ」を経験してきました。
1社目の旅行会社ではコロナ禍により、2社目のスタートアップでは事業縮小により、志半ばで転職を余儀なくされました。どちらもプロダクトを愛し、エンゲージメント高く働いていたからこそ、外部環境によって道が断たれる悔しさは計り知れないものでした。
「なぜ、組織が同じ方向を向いて進むことがこれほど難しいのか」
そんな問いを抱えていた時に出会ったのが、ウォンテッドリーが新規事業として展開していた福利厚生プラットフォーム『Perk(パーク)』でした。「自分のこれまでの想いを、この事業の拡大にぶつけたい」そんな直感に導かれ、彼女は新たな挑戦を決めました。

企業向け福利厚生サービス|Perk(パーク)
「売る」のではなく、企業の体質を一緒に考える
現在、川染が向き合っている「Perk」には、一筋縄ではいかない面白さがあります。
「福利厚生は、多くの企業にとって緊急度が高い課題ではありません。さらに、導入を決める人と実際に使う従業員が異なるので、意思決定の心理的なハードルが非常に高いんです。」
だからこそ、川染のセールススタイルは、単なる機能説明には留まりません。
商談相手である人事や経営層に対し、彼らが抱える離職やエンゲージメントの低下といった課題に深く寄り添います。
「大事なのは、会社が従業員を大切に思っているという『想い』を形にして『行動』に移すこと。私たちは、Perkをその想いを表現する手段として提案しながら、その企業の体質そのものを一緒に変えていくような働きかけを大切にしています。」
その想いが通じ、導入後に顧客が自発的に「社内改善のインセンティブにPerkを使ってみよう」などと工夫し始めたという報告を聞くとき、川染はこの仕事の本質的な介在価値を実感すると言います。
「武器の渡し合い」と、チームで「徳を積む」ということ
川染が所属するEngagement Tribeには、彼女が好きだと語るカルチャーがあります。
それは、職種を超えた「武器の渡し合い」です。
「現場で受け取った顧客の生の声や温度感を、自分の主観を入れずにチームへ共有することを徹底しています。それがインサイドセールスにとっては次の獲得トークの武器になり、プロダクトチームにとっては新機能の武器になるんです。」
実際に、川染を始めとしたセールスチームが現場で感じた顧客のニーズをもとに、サービス開発チームがPerkに次に掲載するべき特典の方向を決めるなど、意見がEngagement Tribe全体で活かされています。
一方で、マーケティングチームやインサイドセールスチーム、プロダクト開発チームからも「川染さんが提案しやすいように」と、顧客に刺さる新たな武器が絶えず託されます。
全員が『Perkを前に進めたい』という共通の願いを持っているからこそ、そこには打算のないリスペクトが流れているのです。
そして、チームを象徴するもう一つのキーワードが「徳を積む」という考え方です。
「新規事業ですから、毎日が順風満帆なわけではありません。だからこそ、『人として誠実でいよう』という姿勢を何より大切にしているんです。」
その「徳を積む」という考えは、日常の些細な善行から顧客対応まで、幅広く浸透しています。 オフィスの加湿器に水を足す、落ちているゴミを拾う。そんな当たり前の気遣いから、顧客の小さな困りごとを決して見逃さず、チーム全員で解決のために知恵を絞ることまで。
常に周囲へアンテナを張っているからこそ、誰かのピンチに即座に気づき、フォローに回れる。そんな彼女たちの自律した姿勢は、社内でも「Engagement Tribeは先回りして動いてくれる」「不完全なボールを拾い上げ、完全な形にして投げ返してくれる」と高く評価されています。
そしてこの言葉は、彼女たちの業務に対する圧倒的な「やり切り力」の象徴でもあります。
「自分にできることはすべてやりきった。あとは神に頼むだけ。徳を積んで結果を待とう。」
そう笑い合えるほど泥臭くプロセスを積み重ね、最後の一押しである運すらも味方につけるために自分たちを律する。厳しいビジネスの世界で、あえて「徳を積もう」と声を掛け合い、その文化を誇りに思う。
この温かくもストイックな姿勢こそが、Engagement Tribeの強さの源泉なのです。
「正解のない問い」をプロダクトで解く。Engagement Tribe Leaderが語る、ビジネス職が味わえる最上の面白さ | Wantedly Business Team Blog
失注すらも、未来へのギフト。視座をアップデートし続ける
ウォンテッドリーでの2年半を経て、川染自身のビジネスパーソンとしての視座は、より高く、より深いものへと変化しました。
「入社前は、Perkはすでに順調な成長軌道に乗っているイメージを持っていました。でも実際は、競合サービスの急増や市場環境の変化が激しく、自分たちでレールを敷き直していく真っ只中にあったんです。」
この市場の変化が、彼女を大きく成長させることになります。
以前は「決められた商材をいかに売るか」を考えていた彼女が、今では「どうすればこの市場でPerkが勝ち抜けるか」という事業開発視点をもった営業活動を行うようになりました。
「以前は『売上』という数字が最大の成果でした。でも今は、容易に受注できない市場だからこそ、失注した理由をお客さまに深く聞き出し、それを事業に還元することも同じくらい重要な成果だと捉えています。その試行錯誤のプロセスすべてが、事業の成長に直結していると確信できるようになったんです。」
目の前の数字に一喜一憂するのではなく、プロダクトと市場の未来を背負う。そのプロフェッショナルなスタンスは、周囲の仲間たちからの刺激によって育まれました。
「シゴトでココロオドル」瞬間を、あなたにも
「転職が当たり前になった今だからこそ、自分が今いる会社を『好きだな』と思える瞬間を、Perkを通じてたくさん積み重ねていきたいんです。」
川染が描く未来は、すべての働く人が、自分の仕事や組織に誇りを持てる社会です。
そのためには、まず自分たちが楽しみながら、「シゴトでココロオドル」姿を体現していきたいと考えています。
「キャリアに迷っているなら、迷えるうちに挑戦した方がいい。私はその想いで挑戦をしにこの会社に入りました。私たちは、新しい福利厚生の形を通じて、日本の働く現場を本気でアップデートしようとしています。この挑戦を、ぜひ一緒に楽しみましょう!」
一歩踏み出した先にあるのは、切磋琢磨し、武器を渡し合い、共に「徳」を積み重ねていく日々。川染と彼女の仲間たちは、今日も誰かの「働く」を彩るために、誠実にお客さまと向き合い続けています。
■編集後記
実は、この記事を書いている私自身も、川染さんと同じEngagement Tribeの一員です。
私たちの合言葉である「徳を積もう」という言葉は、「最後までやりきろう」を表現するためにも使われる言葉です。
自分にできるプロセスをすべて泥臭く積み上げ、「あとは神頼みをするだけ」と思えるまで自らを律して結果を待つ。そんな彼女のストイックな対応が、Engagement Tribeの象徴のように見えるのです。
そして、「武器の渡し合い」と語られているプロダクトへの深い愛と、仲間への絶大な信頼。それこそが、困難な市場を切り拓く最強の武器なのだと、同じチームの仲間として誇らしく感じています。
完成された環境ではないからこそ、自分たちの手で事業を、そして「シゴトでココロオドル」未来を創っていく。そんなEngagement Tribeという、温かくも鋭いプロフェッショナル集団の熱量が、この記事を通じて少しでも皆さんに伝われば幸いです。
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執筆:Komatsu Yuna